富岡市議会議員　茂原正秀（もはらまさひで）ウェブサイト　２０２５年３月

市議会だより第７９号表面第７９号裏面第７８号表面第７８号裏面第７７号表面第７７号裏面第７６号表面第７６号裏面第７５号表面第７５号裏面第７４号表面第７４号裏面第７３号表面第７３号裏面第７２号表面第７２号裏面第７１号表面第７１号裏面第７０号表面第７０号裏面第６９号表面第６９号裏面第６８号表面第６８号裏面第６７号表面第６７号裏面第６６号表面第６６号裏面第６５号表面第６５号裏面第６４号表面第６４号裏面丹生湖ひまわり畑富岡市の桜富岡市防災マップ防災マップ（地図面）防災マップ（情報面）

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		３月３１日（月） ③市内某所で、こんなロゴというかマークをつけた車が見えました。最初は、『ずいぶん汚れてるなぁ』と、チラ見したのですが、よく見ると、富岡市の市章では？こういうのって、とても残念に思えます。市民のみなさんも、『富岡市は財政難だからしょうがないよね』と思ってくださるのかもしれませんが、こんな状態なら、何も貼らないほうがいいのでは？ ②市議会だより第８０号の印刷をするため、市内のホームセンターに用紙を買いに出かけました。 A３の用紙はちょっと特殊なので、店頭に並んでいた６箱をすべて買ってきました。これで９千枚ですが、まだ、足りません。ちなみに、紙の価格も物価高騰の影響で値上がりした感じです。 A３の用紙は、１枚２円近くするようになりました。１万５千枚印刷しますと、紙代だけで３万円ほどとなり、インク代も含めますと、さらにプラスとなります。バイクのガソリン代も上がっていますので、市議会だよりを発行してポスティングするコストは、昔の２倍近くになったのかも？ ①一ノ宮小学校の前を通りましたら、門柱の学校名が、『富岡市立さくら小学校』になっていました。なんだか寂しいです。写メを撮って同級生数人に送ったら、群馬から離れたところにいる同級生から『さくら小学校って、正式な名前なの？』と返信が来ました。ドラマや小説に出てくるような名前ですので、『えっ？』っていう感じになったのかもしれませんが、慣れるまでは私も強い違和感を持ちそうです。
		３月３０日（日） ①市議会だより第８０号の原稿作成は、ほぼ完成しました。４月１日から配り始めるつもりで、この数日は、集中してきました。でも、自分が書いた文章で、『これでいい』と思っても、ちょっと後で読み返すと、『これよりも、こう書いたほうがいいのでは？』と思えてきて、それが始まりますと、あちこち手直しをすることになってしまい、時間を浪費することになってしまうことがあります。『考えすぎると、ろくなことはない』ということなのでしょうが、高齢者世代になったのですから、何ごとも８０点なら上出来で、７０点でOKくらいの気持ちを持つくらいの余裕がないと、自分で勝手に背負いこんだ小さなことに振り回されてしまい、自分の残りの人生が終わってしまうようにも思えます。ということで、とりあえず完成した原稿は、誤字脱字のチェックを再度行うだけで、印刷作業に入る予定です。ちなみに、我が家には、市議会だよりを印刷するための、印刷機があります。地域づくりセンターに設置されているのと同じようなもので、１万５千枚の両面を印刷するのも、さほど時間はかかりません。ただ、その後の、手で折る作業が、とんでもなく大変です。バイクで配るのも大変ですが、手で折る作業も同じくらい大変です。でも、何事も数をこなしますと、要領を得るというか、効率的に作業をこなすことができるようになります。また、単純な作業でも、嫌にならずに続けることができる方法も、わかってきた感じです。話は変わりますが、議会で一般質問を毎回する人もいれば、全くしない人もいます。予算特別委員会で、積極的に発言する人もいれば、反対に、ひと言も言わずに座っている人も３分の１くらいいます。なぜ、そのような違いが生じるのでしょうか？人間の能力など、さほど違いはありません。なので、やれる人は、苦労せずにやれる方法を知っていて、やれない人は、その方法がわからないということなのでは？『苦労せずにやれる方法を知っていて』、というのは、正確に表現すれば、『苦労せずにやれる方法に気づいて』ということになりますが、これが人生を大きく変える重要な要素のように、最近強く思えます。話が大きく脱線しましたが、４月に入りましたら、第８０号のポスティングを始める予定です。
		３月２９日（土） ①午後２時から、妙義ビジターセンターで、アーティストトークのイベントがあり、出かけてきました。今日は真冬の陽気に戻ってしまいましたが、センターに着くと目の前の妙義山には雪が積もっていました。また、館内の妙義山岳会のコーナーを見ましたら、狸の剥製が登山用のヘルメットをかぶっていて、コミカルな雰囲気になっていました。アーティストトークの会場は、こんな感じでした。美術の知識が浅い私のような者でも、楽しむことができました。また、帰りに道の駅に寄って桜を見ましたら、満開でした。、天気が良くなったら、ぜひお出かけください。ここの道の駅のソフトクリームは大変おいしいので、そちらもお試しください。さすがに今日の寒さでは、ソフトクリームを食べようという気にはなれませんでしたが…
		３月２８日（金） ①市役所に行きましたら、年度末ということで、異動になる職員さんがあちこちで、その準備をなさっていました。４月１日から新しい部署で仕事をする人も、『まだ異動したばかりですのでわかりません』とは言えませんので、今日と３１日は引継ぎで大変なのでしょう。異動した初日だとしても、そこの部署の仕事は理解しているという前提になっていますので、そのようなところが市職員のみなさんの大変なところと言えるかもしれません。また、人事異動については、どのような基準で行うのかはわかりませんが、人によっては今いらっしゃる部署の仕事の専門家のようになっている方もおられますので、そのような方を異動させると仕事の効率が低下してしまうようにも思えます。特に、新しいアイデアを出さなければならないような部署は、向き不向きがありますので、３年前後で定期的に人事異動をすることも必要なのでしょうが、ちょっともったいないように感じます。ところで、危機管理課でスマホ用のアプリの『防災富岡』について伺いましたら、今日現在の利用者数は２９４２人とのことでした。このアプリは複数の外国語にも対応していますが、それぞれの利用者数は、日本語が２９００人、ベトナム語が３１人、英語が９人、中国語が２人でした。ベトナム語で利用している人が多いのは、市内の大手企業で、ベトナム人社員に対しての災害に関する研修を行ったことが関係しているようです。ちなみに、私もスマホにアプリを入れておりますが、火事などの情報だけでなく、気象・防災情報なども送ってもらえますので、大変重宝しています。危機管理課とすれば、多くの市民の方々に、防災富岡アプリを利用していただきたいとのことですので、まだスマホにダウンロードしていない方には、ぜひとも始めてほしいです。　　↓　iPhone４用　　　↓Android用
		３月２７日（木） ②市議会だより第８０号の原稿を書いております。８割ほどはできているのですが、残りの２割がどうもうまく進まず、この数日は足踏み状態です。このような時は、あえて作業から離れたほうがひらめきますので、昨日はもみじ平の野球場の周りを、軽く走ってきました。気分転換に出かけたのですが、大量の花粉を吸い込んでしまったのか、今日は鼻がムズムズした一日になってしまいました。それでも、ちょっとひらめきがありましたので、明日はかなり進めることができそうです。部屋にこもって考えてばかりいるのは、意外に非効率と思えます。市役所の中で、一日中、机に座ってパソコンのモニターを見つめている職員さんの姿を見ますと、すごいことと思えますし、とても私にはできそうにありません。じっとしている仕事って、動き回る仕事よりも、体力と精神力が必要な感じがします。メンタルを病んでしまうのは、じっとしている仕事のほうが多そうですが、座ってパソコンのモニターを一日中見つめていたら、それもわかるような気がします。 ①先日、このパンフレットをいただきました。一昨年、放送されたドラマ『ハヤブサ消防団』ですが、富岡市内あちこちでロケがされたので、当時は大変盛り上がったというか、話題になりました。しかし、時が経てば、記憶に残っている方は少なくなってしまった感じがあります。でも、いま思い返すと、人気のある俳優さんが多数出演されていましたので、すごいドラマであったと思えます。原作者も、高視聴率ドラマにもなった『半沢直樹』を書かれた作家さんでしたので、その点も驚きでした。でも、その後、富岡市の観光に、ハヤブサ消防団効果が現れたようには見えませんでした。せっかく全国放映され、人気作品になったのに、もったいないことと思えます。富岡市は、結構、チャンスには恵まれているのに、いま一つそれを活用できず、宝の持ち腐れにしてしまっている傾向があるように思えます。もうちょっと機転を利かせることができれば、お金をかけずに注目されるようなこともできるのに、本当にもったいないです。『ハヤブサ消防団シーズン２』でもつくってもらえればありがたいですが、ストーリーの展開を考えますと、ちょっと難しいでしょうか。
		３月２６日（水） ①一ノ宮小学校の閉校式が行われましたが、非常に複雑な思いがしました。私だけでなく、一ノ宮小学校の卒業生の多くの方々は、『なぜ？』という思いが強いかと思います。少子化が進んだので統合は仕方ないというのが、富岡市の考え方なのでしょう。でも、市民からすれば、その少子化のスピードを止めることができなかったのは、市の責任のようにも思えますが？とりあえず、少子化が進んだので、一ノ宮小、吉田小、丹生小を統合しますが、この先、どうなってしまうのでしょうか？一時的に規模が大きな小学校になりますが、現在、全国平均を遥かに超える勢いで少子化が進んでいる富岡市の状況を改善できなければ、またすぐに、統合した小学校も児童数が減ってしまい、『適正規模を維持できたのはほんのわずかの期間だった』ということになってしまう可能性が高いでしょう。問題の根本の解決ができず、対処療法で一時的に対応しているだけのような印象を持ってしまいますが、この先、想像を遥かに超えるような少子化が富岡市を襲うようなことにならなければいいのですが、非常に心配です。ところで、校舎と門にある一ノ宮小学校の名前が、もうすぐ撤去されるとのことです。卒業生の方で、見に出かけたいと思っている方は、お早めに行ったほうがよさそうです。今回、一ノ宮、吉田、丹生の３小学校が閉校となりましたが、考えてみたら、１８名の議員で、この３校の卒業生は、私一人ということに気がつきました。他の議員のみなさんは、強く思うようなことはなかったのかもしれませんが、自分の母校の小学校がなくなるというのは、大変残念としか言えません。
		３月２５日（火） ②一ノ宮地域づくり協議会で、スタンプラリーのイベントを行っています。先日、トライしてみました。順番にチェックポイントを回り、訪れたことを証明するためのスタンプを押したり、シールを貼ってきました。全部回りますと、こんなふうになります。そして回り切った方は、記念品がもらえます。先日、読売新聞群馬版でも紹介された『サンドーくん』の缶バッジやボールペンです。なかなかキョーレツなキャラクターのサンドーくんですので、これはちょっと自慢できるグッズになるのかも？５月１３日まで、スタンプラリーはできますので、一ノ宮地区外の人も、ぜひご参加ください。 ①『近所の家の庭木が伸びているのに、適切な管理をしてもらえず困っていますが、トラブルになるのが嫌で、だれもその家に言えません。何かいい方法はないでしょうか？』というお話をいただきました。この類の問題は難しいのが現実です。個人の敷地の中で、例えば庭がジャングルのような状態になっていても、その持ち主の方のお考えですので、どうにもならないのではないでしょうか。しかし、伸びた木の枝が道路上に出ていて、車にキズがついたとか、歩行者の目に当たって大ケガをしたということが起きれば、損害賠償の責任が生じる可能性もありそうですので、庭木を放置していますと、大変な問題になりかねないように思えます。庭の木が大きくなりますと、トラブルの原因になる危険性が高まりますので、木があるお宅は、慎重に管理をなさったほうがよろしいかもしれません。
		３月２４日（月） ①一ノ宮小学校の最後の卒業式が行われました。自分の母校の小学校の最後の卒業式ということで、大変複雑な心境になりましたが、素晴らしい卒業式になりました。今日の卒業生は５６名でした。そして、最後に卒業証書をもらった子どもさんの番号は、『６６０２号』でした。実際の数は、もっと多いようですが、太平洋戦争あたりで番号が中断してしまった可能性があるようです。でも、私が生きている間に、まさか一ノ宮小学校が閉校となるとは、以前は全く予想していませんでした。富岡市の学校再編計画が、今後どのように評価されるかは、歴史が証明するということなのでしょうが、卒業生の一人として、閉校は非常に残念です。富岡市は全国的に見ても、環境面では住みやすい地域と言えるでしょう。大きな地震はないし、気候も温暖、雪は滅多に降りませんし、晴天の日が多く、しかも、津波のリスクはゼロです。大地震の被害に遭われた地域の方々からすれば、富岡市は天国のようなところなのでは？それほどの恵まれた環境でありながら、全国平均を遥かに超える勢いで、少子化、人口減少、高齢化が進んでしまったというのは、政治の失敗が原因なのでは？少子化や人口減少を、もう少し穏やかに進めることができたなら、市内の１１小学校は、まだ十分に、すべて維持できていたように思えます。沼田市の学校再編計画のページには、小学校は『適正規模に関わらず、原則、各地区に１校配置します』とありますが、富岡市にもう少し柔軟に考える姿勢があればよかったのですが、残念です。『富岡市は、大変な勢いで少子化が進んでいますが、この先はどうなるのでしょうか？』と、質問されましたので、『この学校再編により、さらに少子化が加速するところが増えてしまうかも？』と答えさせていただきました。財政的な事情で、現在ある小学校を全て残すことはできないのでしょうが、富岡市の強みをもっとアピールすれば、少子化にも歯止めをかけることができた可能性がありますし、そうなれば、小学校はすべて残せたのでは？『時すでに遅し』かもしれませんが… 一ノ宮小学校OB・OGのみなさん、今日は最後の卒業式での５，６年生の校歌斉唱を聴いて、小学生時代を思い起こしてください。一ノ宮小学校　最後の卒業式での校歌斉唱
		３月２３日（日） ②県外の人と話す機会があるときには、必ず、『群馬県というと一番に何が頭に浮かびますか？』と質問するようにしています。以前、沖縄に行ったとき、１０人以上の人にその質問をしましたら、多くの答えが草津温泉でした。やはり県外では草津温泉の知名度は抜群のようです。そして、もう一つ質問をすることにしていますが、それは『富岡製糸場ってご存じですか？』というものです。沖縄で質問した時には、ほぼ全員が『知りません』という回答でしたが、世界遺産なので全国のどこでも知られているというのはちょっと楽観的な見方なのかもしれません。今日も、東京の人とお話する機会がありましたので、『群馬県には世界遺産があるのですが、何であるかわかりますか？』と尋ねましたら、『分からない』とのことで、『富岡製糸場です』と言いましたら、『あー、そうか！知ってます』という感じでした。関東地区でも、この程度に認知度なのかもしれません。まだまだＰＲをする余地はありそうです。 ①妙義の道の駅の河津桜が、そろそろ見ごろになるのではなかろうかと思い、朝方出かけてみました。写真のような状況でした。私が見たところでは、８分咲きという印象でした。今日のような日が続けば、すぐに満開になるでしょう。もちろん明日でも十分に見ごろですので、お時間がある方は、河津桜見物に出かけて、道の駅や、もみじの湯の食堂で昼食でも食べてはいかがでしょうか？
		３月２２日（土） ①先日、一ノ宮小学校の閉校記念誌をいただきました。そこにはこれまでの卒業生の年度ごとに撮影した卒業写真が掲載されていました。私の学年は、昭和４５年（１９７０年）度の卒業です。小学校の卒業写真は、確かもらった記憶はありますが、どこにしまい込んだのかわかりませんので、この記念誌で数十年ぶりに見たという感じです。おそらく同級生のみなさんも、同様かと思いましたので、LINEなどで連絡が取れる同級生には、スマホでその写真を撮り、送りました。私だけでなく、全員が久しぶりに小学校の卒業写真を見たようでした。特に、小学生当時は、すごく大人に見えた（当たり前のことですが）先生方が若く見えてしまったところが、奇妙であり不思議にみなさん思えたようです。すでに他界された同級生も何人かおられますので、いろいろ昔のことを思い出しました。一ノ宮小学校の卒業生の方々で、ご自分の卒業写真の画像が欲しい方は、ご連絡ください。スマホで撮影した画像でよろしければ、お送りしますので。
		３月２１日（金） ②西小と黒岩小が統合する小学校の名前は、かぶら小学校に決まりました。また、妙義小と高田小が統合する小学校は、名前は妙義小で校舎は高田小を使います。どちらも令和９年４月に開校です。ちなみに妙義小は、市の計画ではそのあと、さくら小と一緒になる予定ですが、それは令和１５年度以降とのことです。それにつきましては、まだ流動的な要素が多いのでしょうが、個人的には妙義町には妙義小を残した方がよろしいように思えます。 ①令和７年度予算は、財政の健全化を目指して、人件費など様々な部門で昨年度よりも減らす目標を立てましたが、実現できませんでした。それどころか、それらの部門で合計８億円も増えてしまい、結局は財政健全化とは程遠い予算になりました。さらに、今後、市の借金残高（市債残高）はうなぎ上りのように増えていき、６年後には、今年度末見込みの１３６億円から８３億円も増えて、令和１２年度末には２１９億円になる見込みです。８３億円という額は、富岡市の年間の市税収入を上回る額ですので、これは大きな負担と見て間違いないでしょう。しかし、そのように考える議員は、富岡市議会では少数派のように見えます。実際に６年後に、市の財政がどのような状況になっていて、どんな問題が起きているかは、その時になってみなければわかりませんが、その膨れ上がる借金を人口減少の中、減らしていけるほどの力が、富岡市に果たして残っているものなのでしょうか？今でさえ、歳出の削減ができずに、増えていかざるを得ないのに、６年後にはそれができるとは、私には思えません。積極的に借金をして、施設の整備を進めるという時代ではないように思えますが、市長も議会も、GOサインを出したのですから、もう行くところまで行ってみるしかありません。富岡市は、歴史的に、施設整備に積極的と思えます。かつてのように、人口が増えている時代なら、施設を整備しても、一時的には大変でも、長期的には何とかなったと思えます。しかし、今はそうした時代とは反対の状況です。今年は、新富岡市になって２０年の節目の年です。合併した時には、５万４千人以上の人口がいたと記憶していますが、本年３月１日の人口は４万５０１６人です。ざっと２０年で９千人ほどの人口が減りました。富岡市には、年々外国人の人口が増えていますので、日本人人口の４万３６３０人で考えれば、２０年で１万人以上の減少と見てもいいのかもしれません。この傾向に歯止めを掛けることは大変な難問ではありますが、それができなければ、富岡市の未来は暗いものになるしかないのでは？施設整備に大きな予算を投じるのなら、思い切った移住定住対策を講じることができる最後の５年くらいの気持ちで、それに取り組んだほうが富岡市の未来が開ける可能性があったように思えますが、令和７年度の予算で、難しくなってしまった感じがします。もったいないことをしたように思えます。
		３月２０日（木） ①午前中は三会寺の護持会総会があり、出かけました。帰るとき、こんな春を感じさせる光景が見えました。お寺の集まりに出かけますと、小中学校の先輩、大先輩のような方々が多いので、つい昔の話になってしまいます。また、午後は、かぶら文化ホールで行われた富岡高校吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。すごく上手でしたので、みなさんかなりの練習をなさったのでは？大変素晴らしい演奏会で、感動しました。１年生、２年生が中心でしたが、この春に卒業した３年生や、大学１年生世代、２年生世代、３年生世代の先輩も集合し、最後は４０人ほどの演奏となりました。やはり人数が多いと、演奏に深み、厚みが増し、雰囲気が変わります。来年はぜひ、卒業生のみなさんだけでなく、市内の音楽ファンのみなさんにも出かけていただき、生の演奏を楽しんでいただきたいです。特に中学校で吹奏楽部に入っている生徒さんに、聴きに行ってほしいです。
		３月１９日（水） ②最近はテレビが面白くないので、あまり見ないのですが、今日、このDVDを見ましたら、すごく面白かったです。『黒部の太陽』は、もちろん名前も話も知っていましたが、じっくり見たのは初めてでした。すごく予算をかけていることがわかる大作でした。 CGなしの全てリアル映像で、これだけの迫力が出せるのですから、昔の映画監督は本当に素晴らしいと思えました。昭和の映画って、すごく丁寧につくられている印象があります。また、俳優さんはカッコいいし、女優さんは今では見れないような魅力のある方が多い感じです。これからは毎週１本、昭和の有名な映画を見るというのも、よろしいのかも？ちなみにDVD上の写真のお二人は、石原裕次郎さんと三船敏郎さんです。 ①一ノ宮小学校の前を通りましたので、門柱にある『富岡市立一ノ宮小学校』のプレートの写真を撮りました。一ノ宮小学校の名前で存在するのは、今月末までですので、もしも写真でも撮影しておきたいのなら、早めに出かけたほうがよろしいかも？月末に行ってみたら、プレートの撤去中などということもあり得ますので。奥に見える稲含も、ちょっと雪景色をしており、味わい深い感じでした。ちなみに、この校舎は、私が小学校１年生のときに完成し、古い木造校舎から引越ししました。ちょうど６０年前に、今の市民グランドの場所にあった木造校舎から、低学年の児童は自分の椅子だけを持って、歩いて行った記憶があります。勉強したことの記憶はあまり残っていませんが、そのようなことは、いくつになっても覚えているのですから不思議なものです。
		３月１８日（火） ②このような冊子をいただきました。丹生小、吉田小、一ノ宮小の３校は、今月末で閉校となり、４月１日から、さくら小学校に統合となります。校舎は、現在の一ノ宮小学校を使います。個人的には、今回の統合は、自分の母校がなくなってしまうので、残念な思いがしています。多くの卒業生のみなさんも同じ思いなのでは？３月の末には、校庭の桜が咲き始めるかと思いますので、その時に懐かしの母校をかつてのクラスメートと一緒に見てみたらいかがでしょう？一ノ宮小学校の校舎は、今年が築後６０年ですが、あと２年使います。ただ、門柱にある一ノ宮小学校の名前のプレートは、あと数日で替わると思われますので、記念撮影をするなら、今月中にお出かけください。いただいた冊子には、卒業年度ごとの卒業生の写真が掲載されていました。私は、１９７０年度の卒業生で、その年には大阪で万博が開かれました。写真を見ましたら、さまざまな思い出がよみがえってきましたが、もう何人もお亡くなりになっていますので、このメンバー全員で集まることは不可能です。あっという間に、高齢者になってしまった感がありますが、元気なうちに会っておきたい人には、どんどん連絡したほうがいいように、最近強く思えます。 ①帯状疱疹ワクチンの市の助成金について、ご意見をいただきました。『近隣自治体と比較すると、富岡市は助成額が低いので、同じくらいにならないのですか？』とのご意見でした。安中市の情報をネットで調べましたら、１回接種の生ワクチンは４千円を助成し、２回接種の不活化ワクチンは１万円を２回助成するとのこと。それが富岡市は、どちらを接種しても、助成金は３千円を１回です。不活化ワクチンを接種する場合は、安中市と大きな差が生じてしまう状況のようです。ただ、この件につきましては、令和７年度からは助成金が変わるようですので、もし接種を考えている方は、４月１日まで待ったほうがよろしいように思えます。
		３月１７日（月） ①３月定例会の最終日で、議案の採決が行われました。注目の令和７年度一般会計予算は、予想通りもちろん可決でした。しかも、賛成１３，反対４という大差となりました。しかし、反対した議員は、この予算案の反対の理由を反対討論でしっかり全員が述べたのに、賛成した１３人では、わずか１名がよくわからないような理由を賛成討論で述べただけという状況でした。なので、すべての討論を聞いた市民のみなさんなら、『反対討論のほうが論理的で適切な判断』と思っていただけたのでは？本当にこの予算が素晴らしいと思うのなら、反対討論が４人あれば、少なくとも同じ数の賛成討論が出てもおかしくないのですが、そうならなかったということは、『心から賛成』というわけではなく、『賛成しないと…』というところなのかもしれません。何度も紹介していますが、令和７年度一般会計予算は、もしかすると今後の富岡市の財政を滅茶苦茶にしてしまうきっかけとなった予算になるかもしれません。今年度末の市債残高（市の借金）は１３６億円ほどですが、これからうなぎ上りで借金残高が増えていきます。令和１２年末には、借金残高は２１９億円となる見込みです。わずか６年で、金額にして８３億円、率にして６割以上も借金を増やすことになります。富岡市の人口はすごいスピードで減少しており、さらに少なくなった人口の構成は、現役世代人口の割合は下がる一方で、反対に年金で暮らす高齢者人口の割合は高くなるばかりという深刻な状況です。こんな状況で『過去最大の借金残高になっても大丈夫』というのが市長と１３人の議員の考え方です。そちらのみなさんの認識は、私は非常に甘すぎるのではなかろうかと思っています。おそらく、令和７年度予算が可決されたことで、財政ひっ迫、財政危機の方向に進み、財政破綻までするかはわかりませんが、もう永遠に健全な財政状況に戻すことは不可能ではなかろうかと考えております。市長も賛成した議員も、その爆発的に増える借金を、どのようにすれば返していけるかのアイデアは、おそらく持っていないでしょうし、そのようなものはあり得ないのでは？つまり、『借金の負担は、すべて未来の富岡市民に押し付けて、私たちはその恩恵だけを享受すればいい』という、長期的な視点が欠けた無責任予算と言えるのではなかろうと私は思っております。莫大な借金を重ねて様々な施設を整備をするのは現市長で、その返済に苦しむのは、次以降の市長ということになる可能性が感じられます。富岡市を少しでも長く健全な状態で維持していくという発想があるのなら、市長は今回のような予算は絶対に編成しないでしょうし、そのような無謀極まりないような予算を市長が決めたなら、議会が止めなければならないはずなのに、１３人もの議員が賛成したというのは、私には理解できません。６年後に借金残高は２１９億円の見込みですが、もしも、そこで増加を押さえることができなければ、重要な市民サービスでも規模縮小や廃止などを余儀なくされることもあり得るでしょう。そうなれば、進学で富岡市から転出した若者はおそらく戻ってこなくなると思えますし、長年住んでいた高齢者の方も、引っ越せる余裕がある方から、富岡市を去ってしまうことも起こるのでは？結果は前からわかっていましたが、いざ本当になると、出るのはため息ばかりです。今日が、富岡市のこの先の未来を大きく変えてしまったように感じます。私の見方が間違っていればいいのですが…
		３月１６日（日） ②明日は３月定例会の最終日です。新年度予算案などの採決が行われます。どうなるかはわかりません、健全財政重視で借金慎重派の私とすれば、人口減少で、しかも高齢者の割合がどんどん高くなる社会状況で、過去最大の借金を抱える方向に向かってしまう予算案には賛成は到底できません。６年後には今よりも６割以上も借金が増えるというのは、私の財政感覚ではあり得ないことです。今年度末の借金１３６億円が、わずか６年で８３億円も増え、さらにその後も増えていく可能性が高いのですから、いくら必要な事業があるとは言っても、この予算は財政規律を失ったものと思えます。『借金するのは私たちでも、返すのはあとの人たちだから、全く問題ありません』というのも一つの考え方かもしれませんが、私はそのような考え方には強い嫌悪感を抱きます。この先、借金の負担が重くなる富岡市に、若者が戻ってくれればありがたいのですが、かなり難しいのでは？それどころか、借金返済のために、様々な市民サービスが低下したり廃止となれば、住んでいる高齢者の方々でも、出て行ってしまう方が増えるように思えます。先日、知り合いと話をしていたら、『甘楽町の吉井寄りのところにでも引っ越したい気分だよ』と言っていましたが、同じように考える人は結構いるのでは？『富岡市の終わりの始まり予算』にならないことを祈るばかりです。ちなみに採決ですが、富岡市議会には健全財政重視で借金慎重派の議員は非常に少ないので、結果は火を見るよりも明らかというところでしょうか。でも、現在の隈研吾事務所が設計した庁舎も、建設時の議案の採決では、確か賛成１４、反対４でした。私は反対した一人ですが、今でも反対して良かったと思っています。６年後に、借金の勢いを止めることができず、さらに増えていかざるを得ないような状況になったら、『やっぱり予想した通りの展開になった』と思うのではないでしょうか。 ①妙義ビジターセンターで、今日はマルシェのイベントが開催される予定でしたが、雨と雪のため、中止になりました。天気のためですので、どうにもなりませんが、次のイベントに期待しましょう。
		３月１５日（土） ④これから１０年間くらいは、自治体間で、２０代から４０代くらいの子育て世代人口の取り合いのような時代を迎えるのではないでしょうか。日本全体の人口構成が若い世代になるほど少ないので、その年代の人口をしっかりと維持できている自治体は勝ち組となり生き残れますが、できなかった自治体は衰退していくことになるように思えます。なので、その世代の人口を確保するために、どのような対策を考え実行できるかにかかってきますが、そのためにはそれなりの予算を投じなければなりません。そこで懸念されるのは、建物や施設などの整備に多額の予算を投じてしまい、そうした対策へ回せる十分なお金がなくなってしまうことです。人口減少対策は、１０年、２０年後に予算を投じても、『時すでに遅し』ということになるように思えます。やるのなら、早い段階で集中投資することが重要と思えますが、富岡市がそれを行う余裕があるのかというと、容易ではなさそうです。 ③午後は妙義ビジターセンターで草木染の体験イベントがありまして、出かけてきました。私が染めたのは、この２点で、その後、缶バッジを作成しました。同じテーブルのみなさんの作品を並べたら、こんな感じでした。 ②今日の読売新聞群馬版を見ましたら、なんと、一ノ宮地区のキャラクター『サンドーくん』が大きく取り上げられているじゃないですか！これはすごいことになってきた感があります。いよいよ、着ぐるみでもつくる段階に入ったのかも？ ①貫前神社で例大祭が執り行われ、出かけてきました。今日は貫前神社の創建の日とのことです。
		３月１４日（金） ②嫌な出来事が多く、さらには富岡市の未来も暗くなるばかりのように思えますので、気分がリフレッシュするような話題を一つ。貫前神社の表参道を上った左手に、桜の木がありますが、かなり咲いています。５分咲きを超えているくらいの印象です。おそらく富岡市内では最も早く開花した桜ではないでしょうか？ ①行く先々で、『例の件はだれですか？』という話題になり、さらに『こんな状況では、富岡市は群馬の夕張市と言われる日が近いのでは？』というようなお話をたびたび耳にします。財政破綻した夕張市までの道のりは、まだ距離がありそうですが、人口も税収もどんどん減少する中、わずか６年で市の借金が６割以上も増えるとなると楽観は全くできません。一般家庭が破産する時も、ちょっとした借金や無駄遣いがきっかけで、それに歯止めをかけることができないため、気がついたらどうにもならない莫大な借金に膨れ上がり、破産という流れになるのだとしたら、今の富岡市はまさにこの流れに乗ろうとしているような状況です。市長は財政に対して、超楽観的な立ち位置で、多数の議員も健全財政軽視のスタンスのように私には見えます。昨年の予算でも、高低差１０ｍ近い農地と荒地が混在しているような土地を造成して新野球場をつくるという、常識的には考えられない計画を市長は進めようとしました。さらに総事業費がいくらになるのかわからないという言語道断な状況でしたが、なぜか議員の９人は賛成してしまい可決されるというとんでもないことが起きてしまいました。数十億円になる可能性があった大型事業なのに、９人もの議員がそのような状況で賛成したということは、富岡市議会はチェック機関としての機能を完全に失ってしまったと言えるのでは？残念ながら、富岡市議会は、『健全財政重視の借金慎重派』は少なく、『健全財政軽視の借金容認派』の議員が多数を占めているように見えますので、来週の月曜日の採決では、財政危機につながるような財政規律を失った予算案は可決されることになるでしょう。令和７年度から、市の借金はどんどん膨らんでいき、そのうち手に負えないような勢いで増えていくようなことにならなければいいのですが、そちらの方向に進んでしまう可能性は極めて高いように思えます。
		３月１３日（木） ③母校の西中学校の卒業式に参列してまいりました。今日の卒業生のみなさんは、私の５１学年後輩です。校歌斉唱の音声をリンクしますので、西中卒業生のみなさん、昔を思い出しながら、口ずさんでください。　西中校歌８９名の卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。 ②『市の借金が膨れ上がるとどうなるのですか？』というご質問をいただきます。あくまでも予想ですが、借金返済の割合が高くなると、市民サービスに回していた予算は減ることになります。すると考えられるのは、様々な事業の規模縮小や廃止です。今現在でも『予算が厳しくてそのような事業はできません』という表現をよく耳にします。借金残高が１３６億円の今でも、そのような状況なのですから、６年後に借金残高が２１９億円になれば、新しい事業ができないどころか、それまで長年続けてきた事業でさえ、『予算が厳しくてできなくなりました』というケースが増えていくのではないでしょうか？そうなりますと、進学を機に、市外に転出した若者が、さらに戻ってこなくなってしまうかもしれません。また、転居可能な高齢者の方々も、借金だらけで住民サービスが低下した富岡市から引っ越そうという人が増えるのかも？市の借金が増えれば、未来に大きな悪影響を与えることは間違いないでしょう。あたりまえのことですが、借金をするのは簡単ですが、返済するのは大変です。人口減少と高齢化が進む時代に、富岡市は過去最大の借金を、これから数年間は毎年更新していく見込みですが、その先にどのような世界が広がっているのかは、未体験ゾーンですのでわかりません。でも、とんでもなく大変な時代ということは間違いなさそうです。大きな地震が少なく穏やかな気候など、自然環境とすれば、好条件がそろっている富岡市なのに、そうした利点を生かせず、衰退していくのは非常にもったいないことです。でも、市民の代表の議会で、その方向を決めたなら、それはどうにもなりません。市長がどのような不合理な予算案を編成しても、９人の議員が賛成すれば、大多数の市民が疑問に思っても、どうにもならないというのが、今の政治のシステムです。逆に考えれば、９人の議員が反対すれば、市長がどんな不合理な予算を編成しても、止めることができることになります。議会は、みなさんが考えている以上に、重要なのですが、予算特別委員会では、何も意見も質問もしない議員が多数いるのですから、議会ももう少し緊張感を持ったほうがよさそうです。 ①昨日から、こんな話の展開が、もう５回以上ありました。　『だれなんだい、その人は？』　『●●です』　『あー、やっぱりそうか。そんな気がしていたよ』みなさん予想する人は、いっしょということのようです。
		３月１２日（水） ①高瀬地区にお住まいの方から、こんな話を聞きました。『少なくとも私の周りには、市の財政が厳しい中でも中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備を進めてほしいなどと言っている人はいません』という内容です。『市長は、高瀬地区からの要望があるので整備するといつも説明しています』と私が言いましたら、『それは市に土地を買ってもらえるような人だけなのでは』とのことで、なるほどと思えました。高瀬地区にお住まいで土地の売買には関係ない圧倒的多数の方々が、もしも整備を求めていないのに、『高瀬地区の強い要望があるので整備する』というのでは、将来に大きな禍根を残すことになるのでは？住民説明会を開いて、会場に来られた市民の方から直接意見を聞けば、どの程度の人が整備を求めているのかが一目瞭然になりますので、以前決めた予定通りに説明会をすればいいのに、市長はなぜ『必要ないのでやらない』という判断に変えたのか？『説明会を開くと反対意見が多数出てしまい、都合が悪いのでやらない』というような残念な理由ではないと信じたいところですが、その点も多くのみなさんが、疑問や疑念を抱く原因になっているように思えます。地元の高瀬地区にお住まいの人でさえ、整備は不要とお考えの人が多そうですが、高瀬地区以外の市民は、財政が厳しく今後借金が膨れ上がることが確実の中、整備を望んでいる人など、ほぼ皆無なのでは？なぜそこまで強硬に整備にこだわるのか、謎は深まるばかりです。ちなみに、この１年ほどの間にお会いした市役所OBの元部長、課長の方々は全員が『整備すべきではない』というご意見でした。市の財政事情がわかっている方ほど、この整備は止めたほうがいいと思われるのかもしれません。
		３月１１日（火） ①結構な数の方々に、私のこのホームページを見ていただいておりますので、今日は、たくさんの方から、お声をかけていただきました。ありがとうございました。毎日見てくださる方々に、『こんな情報があるのか』と思ってもらえるような内容を、これからも紹介してまいりますので、ぜひ毎日チェックしていただければ幸いです。今日は、富岡市の人口について紹介いたします。今年の元旦の市の人口は、日本人は４万３８０９人、外国人は１３６３人で合計４５１７２人でした。そして、この数年の傾向では、日本人は毎年８００人ほど減少し、外国人は１５０人ほど増えています。つまり、このまま進みますと、５年後には、日本人人口は４万人を割り込む可能性が高いということです。６年後の令和１２年には、３万９千人強というところになるのかもしれません。その令和１２年度の市の借金残高は、今年度末の１３６億円から８３億円ほど増えて２１９億円になる見込みです。実は８３億円というのは、市の年間の市税収入を上回る額ですので、富岡市にとっては巨額です。令和７年度の予算が可決されますと、日本人人口が３万９千人台で、過去最大の借金を背負う見込みになるということです。しかも、さらに悩ましいのは、人口がそこまで減っても、減るのは税負担力が高い現役世代が多く、年金で生活するような高齢者人口は高止まりします。ということは、年金暮らしの市民の割合がどんどん高くなる中、最大の借金の返済を高齢者のみなさんで頑張りましょうということになりますが、このような予算は、健全財政を重視し、借金には慎重派の私には、全く理解できません。みなさんは、どのようにお考えでしょうか？『借金の返済は、そのときの高齢者の方々に頑張ってもらいましょう』とお考えの方もいらっしゃるでしょうが、多くの真面目な富岡市民のみなさんは、適切とは思わないのでは？令和７年度予算の最大の問題点は、そこではなかろうかと考えております。
		３月１０日（月） ①今日は、特別会計と企業会計の予算特別委員会がありましたが、最後に市長が議員全員に対して、全く関係ない話を始めるということがありました。脅迫罪で裁判がどうのこうのという、あまりにも突然の話でみなさん理解が難しかったように思えましたが、その後に開かれた議会改革検討委員会で、その謎が解けました。議会改革検討委員会のメンバーである１期議員さん（以下仮称A議員）が、突然、私を脅迫罪とパワハラで訴えるという趣旨の発言をしたためです。それは以前、議員控室で私とA議員がちょっと話をしたことがあったのですが、それが『脅迫でパワハラなので訴える』とのこと。確かに話はしましたが、細かいことは記憶にないので、『証拠となるような、その会話の音声はありますか』と確認したら、『それはないが、発言がなかったことをあなたのほうで証明しろ』とわけのわからないことを言われて、困ってしまいました。１期議員が６期目の私に、そのような要求を、議員および議会事務局職員が１０人以上いる会議の場で堂々と訴えるその度胸に驚きました。 A議員は、これから裁判で、私がA議員に対し脅迫したと訴える可能性がありますが、そうなれば、こちらも名誉棄損でA議員を訴えるしかありません。また、A議員は、突然裁判に訴えるような話を出すお方ということがわかりましたので、もうこれからは怖いので、一切、口はきかないようにするつもりです。市議会のみっともないことを紹介しましたが、これから議会内で、訴訟乱発のような展開になるのかもしれませんが、それよりも１期議員が６期議員に対して、そのような行動を堂々とするような富岡市議会に唖然としました。 A議員は、頭脳明晰でご立派な方なので、先輩議員など何とも思っていないのかもしれませんが、残念です。裁判なんて、やったことはありませんが、A議員は『お前が私を脅迫しなかったという証拠を示せないのなら、お前は私を脅迫したのだ』という論理のようです。でも、これは妥当な考え方なのでしょうか。これが認められるのなら、何でも自分勝手の解釈で訴えることができてしまうように思うのは、私だけでしょうか？ところで、A議員はだれなのかは、訴訟になったら名前を書きますが、おそらくすでに多数の議員がA議員はだれだかわかっていますので、すぐに市内中に話は広がるのでは。最も期が上の議員として、１期、２期の議員さんは応援するつもりでいましたが、A議員は恐ろしいので、これからは近づかないようにさせていただきます。わたし、臆病なほうですので…
		３月９日（日） ①令和７年度予算の基本方針に、突如『財政の健全化』が現れました。でも、令和６年度予算が多額の財政調整基金を取り崩したり、事業費がいくらになるのか全く示せない新野球場の整備、さらに圧倒的多数の市民から疑問の声が上がったスケートボードパーク整備など、財政規律を失った内容でしたので、財政の基本的なことがわかる人間なら、後の予算は大変になることくらい、当然理解していました。市長が緊張感が欠如したような予算編成を行ったのなら、本来なら、議会が止めて、予算を編成し直しさせれば、おそらく令和７年度予算もいきなり『財政の健全化』を考えなければならないほど追い込まれなかった可能性があると思えます。そう考えますと、昨年に続き非常に問題が多い令和７年度予算が編成された背景には、６年度予算を賛成９反対８で可決してしまった議会にも大きな責任があると言えましょう。特に、賛成した９人の議員の責任は重大と思えます。問題が多い令和７年度の予算が可決されれば、この先、担税力がある現役世代人口がどんどん減少し、年金暮らしの高齢者が多数の富岡市になるのに、借金残高は過去最大を年々更新し、うなぎ上りで増えていくことになります。おそらく、そうなったら、人口の流出が加速し、まさに負のスパイラルに突入することになるかと思えます。６年後の令和１２年には、今よりも市の借金は６割以上も増えて、２１９億円になる見込みですが、そこがピークにはならない可能性が濃厚です。『年金暮らしの高齢者が重い借金負担で苦しむ富岡市』になってしまう方向に進んでいいきそうなのに、市長は中高瀬観音山遺跡歴史公園の５棟の弥生時代の復元住居は今も必要と考えているようですし、議員の半数以上もその考えに賛成しているような状況ですが、あまりに不合理極まりない富岡市政には、失望を通り越してしまい、絶望感さえ抱きます。こんな不合理で非効率な市政が続けば、高校を卒業して進学等で市外に出て行った若者は、さらに戻って来る率が下がってしまうように思えます。高齢者でも最近は、富岡市内の家を処分し、市外に居を構える子どもの家のそばに転居するという話を頻繁に耳にします。去年、令和６年度予算案に賛成した９人の議員には、私は言いたいことが山のようにあります。そして令和７年度の予算に１７日の採決で賛成する議員には… この先は記すのはやめておいた方が良さそうです。
		３月８日（土） ①西小学校の長寿命化工事を延期したらどうかという提案を予算特別委員会でしたことは、昨日記しました。しかし、それにより、市の財政負担がどの程度軽減されるのかの金額を書き忘れましたので、お知らせします。昨年の１２月定例会で示された金額は、１３億４千万円でした。この額は今の富岡市にとっては巨額です。一ノ宮小と同じように使えば、まだ２０年近くは西小の校舎は使えますので、財政状況が非常に厳しい中で、わざわざ行うべきではないと私には思えます。富岡市の財政健全化を進めるには、緊急性が低い歳出の削減をしていくしかありません。今のままでは、令和１２年度末には、今よりも６割以上も借金が増え、２１９億円という過去最高額になります。人口が減り、高齢者の割合はどんどん高くなる中、過去最大の借金になってしまうというのですから、何とかしなければなりません。西小学校の長寿命化工事を先に延ばすだけで、１３億４千万円の歳出の削減ができるのですから、これは将来の負担を減らすためには絶対にやるべきと思います。昨日の予算特別委員会で反対した６人の議員のみなさん（宮澤議員、壁田議員、田村議員、北島議員、佐々木議員、もはら）は、『そうすべき』という考えのはずです。なので、あと３人の議員が、令和７年度予算案に本会議で反対すれば、富岡市の財政は、明るい兆しが見えることになります。もしも、私のホームページをご覧になって、私の考えに賛同してくださった方で、残りの１２人の議員に『予算案には反対したほうがいい』と言ってくださる人が現れれば、大変ありがたいです。『こんな予算に賛成するなら、次の選挙は応援しないよ』とか、『市長にいつも忖度しているような議員だと、次の選挙は危ないよ』くらい強烈な表現を使ってもらえれば効果的かもしれませんが、そこまではさすがに難しいと思えますので、『予算案は慎重に判断しないと、議員としての資質を疑われる心配があるよね』くらいの表現はどうでしょうか？今のままですと、昨年同様、財政規律を失った予算が可決されてしまいます。それで困るのは、市民全体になる可能性が高いのですから、何が何でも予算案を否決したいところです。ちなみに本会議で採決するのは、１７日の月曜日です。可決されれば、６年後には２１９億円という過去最大の借金で、市の財政はひっ迫し、市民は重い負担に苦しむ方向に進むでしょう。神風がどこからか吹いてくれればいいのですが…
		３月７日（金） ①予算特別委員会が開かれました。個人的に大変、疲れた特別委員会になりました。スタートの質問を委員長に理不尽な理由で止められてしまったことで、猛烈に頭にきましたが、そこで怒ってしまうと、その先の質疑に影響が出てしまいますので、気持ちを切り替え、その後もいつものように全開で質問や意見を述べました。それは、やがて会議録が公開されますので、その時に、みなさんにしっかりお知らせしたいと思います。令和７年度一般会計予算案は、私は非常に問題が多いと思っております。何度も紹介しましたが、これから現役世代と子どもの人口ばかりが富岡市では激減し、人口は減るのに、高齢者の人口は高止まりするという悩ましい時代を迎えます。簡単に表現しますと、この先は人はどんどん減っていき、高齢者の割合がどんどん上がるということです。富岡市の２０２５年１月１日現在の６５歳以上の高齢化率は、３５．６％ほどです。そして後期高齢者の割合はちょうど２０％です。今でも、全国平均よりも、かなり高齢化率は高い状況です。このような中、富岡市はこれから大きな借金をして、施設整備や補修工事などを行います。これから借金残高はどんどん増えて、６年後の令和１２年には、今よりも８０億円以上借金が増えて、２１９億円ほどになる見込みです。税金を負担できる力がある現役世代がどんどん減っていく中、過去最大の借金を抱えることになります。少しでも、その時の借金を減らさなければ、財政的にひっ迫するリスクが高まりますので、予算特別委員会の中で、様々な疑問点を述べて提案しました。その一つは、西小学校の長寿命化工事を、先延ばししてはどうかという提案です。西小は建築後４２年ですが、長寿命化工事をする計画です。しかし、長寿命化工事などしたことがない一ノ宮小は建築後６０年で、あと２年間使う予定です。一ノ宮小と同じ基準で考えれば、西小は１０年くらいは余裕で使えるはずです。実は昨年、西小校区と、黒岩小校区で生まれた子どもの数は２５人ほどです。おそらく今後はこの程度の年間出生数から、少しずつ減っていくと予想されますので、１０年後には黒岩小と西小が統合された小学校も全学年が１クラスになるのではないでしょうか。そう考えますと、いま莫大な借金をして西小校舎の長寿命化工事をするより、１０年ほどはこのまま使って、それから富小と統合するという方法のほうが合理的な考え方なのでは？また、中高瀬観音山遺跡歴史公園も、財政の健全化を目標に掲げなければならないような状況で整備するというのは、問題が大きいのではないでしょうか。特に、弥生時代の復元住居を５棟も建てますが、市長は市民がそれを望んでいるとお考えのようですので、非常に残念な思いがしました。常識的に考えれば、西小学校の長寿命化工事と中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は今回は凍結して、借金が膨れ上がるのを防ぐというのが、富岡市の財政にとっては最も妥当な方法ではないかと考えております。予算審議の終了後の採決では、残念ながら思った通りで、賛成多数で可決されてしまいました。反対したのは６人（宮澤議員、壁田議員、田村議員、北島議員、佐々木議員、もはら）で、賛成は堀越委員長を除いた１１人のみなさんです。１１人のみなさんは、６年後に過去最大の借金で、市民に大きな返済の負担が生じることになっても、弥生時代の復元住居を５棟建てたほうがいいとお考えと、私は理解しました。今回のような合理性に欠けた予算を市長が編成したら、それを止めるのは議会しかないのですが、議会がこれでは、もはやどうにもなりません。右を見ても左を見ても、高齢者ばかりのような富岡市になったとき、過去最大の借金残高では絶望しかないのでは？若者だけでなく、経済的に余裕がある高齢者の方々が、富岡市の未来に希望を持てず出て行ってしまうようなことにならなければいいのですが、心配です。
		３月６日（木） ①明日、予算特別委員会が開かれます。その準備のため、朝から家で予算書のチェックをしました。また、昼前には気分転換も兼ねて、妙義ビジターセンターに出かけ、残りのチェック作業を行いました。山のように説明を求めたい点がありますが、あまり私が発言してしまいますと、他の議員のみなさんの迷惑になりかねませんので、ほどほどの力加減で質疑をしようと思います。今日のビジターセンターは、お客さんも少なく、カフェコーナーで妙義山を眺めながら、気分をリフレッシュすることができました。おいしいパスタやピザもありますので、久しぶりに合うお友達とおしゃべりをするときなど、ここは雰囲気もいいので、おススメします。ところで、予算特別委員会には議員全員が出ますが、市議会で最も重要な会議であるのに、ひと言も発言しない議員が結構な数おられます。何も意見を言わないし何も質問しなくても、それはそれでその人の考え方ですので、構いませんが、そうした議員が増えると、会議が停滞感に包まれてしまうように思えます。なので、一人最低、５回くらいは何か述べたほうがいいのではないかと思っておりますが、明日はどうなるのでしょうか。また、富岡市議会は、健全財政を重視しているとは思えない議員がかなりの数いるように見えますので、来年度の予算は財政破綻の方向に向かう第１歩のように私は考えていますが、大半の議員は深く考えず、賛成して可決されるのでは？６年後の令和１２年度には、今年度末よりも６割以上も一般会計の市債残高が増える見込みです。今年度末が１３６億円ほどの借金残高ですが、それが令和１２年度末には８０億円以上増えて２１９億円になるというのですから、あまりにも無計画すぎるのではないでしょうか。『その先はさらに増えるかもしれない』との答弁も、先日の一般質問でいただきましたが、富岡市の人口はどんどん減っていて、特に今後は高齢者は減らずに、税金の負担ができる現役世代人口と子ども人口が、大幅に減る見込みですので、そのような状況で莫大な借金残高にするというのは、大問題ではないかと私は考えております。『高齢者ばかりなのに、借金残高は過去最多』という状況になるのは何としても回避すべきでは？その時の市長や市民は、重い借金返済のため大変なことになりそうですので、私は予算には反対するつもりです。この予算は、非常にリスキーな要素が多いので、一度否決して、再編成してもらうべきと私は考えます。
		３月５日（水） ②社会常任員会終了後、妙義町にある妙義総合体育館に行きました。この体育館に空調設備が設置されたので、その視察に出かけた次第です。富岡市内の体育館で、空調設備がついたのは、ここが最初です。費用は１億１１４３万円とのことです。２０２９年にかつての国体が、『国民スポーツ大会』という名称で群馬県において開催されますが、そのハンドボール会場の一つとして空調設備を設けたとのことです。実際にエアコンを回してもらいましたら、かなりの強い風が出ていた印象です。ただ、バトミントンや卓球のような大会ですと、風の影響が出そうですので、そのときは事前に冷暖房を効かせて、試合中は止めることになりそうです。ただ、体育館の使い勝手は良くなりましたが、耐用年数は１０年ほどかと思いますので、これから先の機器の更新を考えますと、財政的に大きな負担となるでしょう。設備を整えるほど、その後の管理コストが膨れ上がりますので、今後の人口減少と税収減も視野に入れて慎重に考えていきませんと、財政破綻につながってしまうのでは？ ①社会常任委員会が終えてから外に出ましたら、庁舎の入口近くの屋根というか庇のところから、雨が流れ落ちていました。市役所庁舎の屋根には、デザイン重視のため雨樋がなく、雨は屋根をつたわって流れ落ちる構造になっていますが、これでは、下に落ち切らなかった雨がつたわって、庇の裏側に回ってしまい、それが木を腐らせるのは素人目でも当然と思えました。これは最初から、雨の対策ができていなかったということになるのでは？今日、雨のしずくで濡れながら、あらためて使い勝手が悪い庁舎であることを実感しました。
		３月４日（火） ①昨年、沼田市の小中学校統廃合計画の素案が発表されました。『小学校は現在ある１１校のうちの一部を統合するものの、適正規模にはかかわらず各地区１校以上を維持する』とのことでした。富岡市の統廃合は、小規模の小学校は軒並み廃校にして、統合を進めるという方法でしたので、それを知ったとき、『小学校の廃校が地域社会に与える影響が大きいので、地域の未来に配慮した賢明な方法』と思えました。富岡市では、小学校が廃校となる一部の地区の少子化が極端に進んでいます。丹生地区では、一昨年の出生数はゼロで、昨年は１人でした。約１０年前に生まれた、小４、小５、小６の丹生小の児童数は、それぞれ４人、７人、１１人ですので、平均すると７．３人です。１０年ほど前には、毎年７人ほどの出生数があったのが、ゼロや１人になってしまったというのは、私には小学校の廃校が最大の原因と思えます。同じように妙義地区は昨年の出生数はゼロでしたが、妙義小の４年生は６人、５年生は９人、６年生は８人で、平均すると７．６人です。こちらも、１０年間でここまで激減したというのは、小学校の廃校の予定が大きく影響していると考えざるをえません。しかし、教育委員会の見方は、小学校の廃校はその原因ではなく、２０歳から３９歳までの女性人口が、この１０年間で丹生地区は３６．６％減り、妙義地区は２８．８％減ったことが最大の原因とお考えのようです。でも、確かに若い女性が減った影響もあるでしょうが、３割前後減るだけで、ゼロになってしまうというのは、常識的には考えられないのでは？『何が何でも小学校の廃校を進めたい、だから、小学校の廃校が出生数の激減の影響とは絶対に認めることができない』ということなのかもしれませんが、もしもそうだったら、富岡市って本当に残念というか、悲しいまちと思えます。また、『小学校が廃校となると、地区から若者や子どもがいなくなってしまうので、沼田市のように小規模校でも残すようにしてほしいという声が強くなった地区が現れた場合、小学校の廃校を見直すことはあるのでしょうか？』と市長に質問しましたら、『見直さない』という内容のご答弁でした。残念ですが、こうなりますと、もしも廃校予定の小学校を残すとすれば、方法は一つしかなさそうです。
		３月３日（月） ①昔、サラ金が社会問題になったとき、お金を貸す金融業者のCMで、『ご利用は計画的に』という言葉をよく見かけた記憶があります。今日は一般質問で、財政のことも取り上げましたが、富岡市はこれから人口減少で税収が減っていく可能性が高いのに、借金を毎年増やしていくことになります。そんなことから、思わず『ご利用は計画的に』に似た『借金は計画的に』というフレーズが頭の中で浮かんでしまいました。前置きはこのくらいにして、富岡市の令和６年度末の市債残高は約１３６億円です。それがこの先、毎年どんどん増加し、６年後の令和１２年には２１９億円まで増えるとのことです。６年間で８０億円以上も借金が膨れ上がるということです。そして、そこがピークなのかを質問しましたら、その先もさらに増える可能性があるとのこと。市長はこんなに借金を増やしても、大丈夫と思っているようですが、私には市長の考え方が全く理解できません。市の財政難を市長は自ら認めている中、なぜこのような無謀な財政運営を進めようとするのか？『借金は計画的に』と警告したい心境ですが、富岡市の予算は、昨年以上に財政規律を失ったとしか思えません。お金を借りるのは簡単でも、返すときの苦労や負担感はその数倍になるのは、一般家庭でも市でもいっしょです。まさか『多額の借金をしても、返すときは自分は市長ではないから問題ない』というようなお考えではないでしょうが、あまりにも甘いと思える市長の財政に対する認識には疑問を通り越して恐怖を感じます。今日の財政の質問の最後に、『このままでは市の財政はひっ迫し、財政危機、財政破綻の方向に向かってしまうのではないかと、私は強い懸念を抱いております』とはっきり述べさせていただきました。借金返済の負担が増えれば、市民サービスは低下することになりますので、そうなると富岡市からの人口流出が増えていくことになるのでは？特に若い世代の方々から、いなくなってしまうように思えます。隈研吾事務所が設計した庁舎も、こんなデザイン重視ではなく、普通の一般的な庁舎にすれば、もっと低コストで使い勝手が良い庁舎にできたように思えます。富岡市は、市民の暮らしには関係ないようなところに大きな予算を投じてしまう傾向があるように感じますが、もう豊かな時代ではないのですから、考え方を変えなければ、そのうち『財政非常事態宣言』でも出すようなことになる可能性もあるのでは？市長には長期的な視点に立って、合理的かつ効率的な予算を編成していただきたかったのですが残念でした。これから予算特別委員会が開かれますので、市長から様々な説明をしていただくつもりです。
		３月２日（日） ①午前中は法事で、出かけました。久しぶりに、姪っ子３人に会いましたが、全員が結婚して子どもがいますが富岡市を離れています。富岡市の少子化が加速する原因が、ちょっと垣間見えたような心境です。そして、食事会のときに隣の席になった埼玉県在住の方が建築士だったので、富岡市役所庁舎の劣化についてご存じかをたずねましたら、『もちろんです』とのことでした。ちょうど明日の一般質問で、庁舎の劣化問題についても取り上げることから、いろいろ専門家の視点でのお話を伺いました。建築業界におられる方からすれば、隈研吾氏の木を使った特徴のある建物の耐久性については、否定的な見方が多いのではないか、とのことでした。ところで、この庁舎の建設につきましては、今でも謎のことがあります。それは庁舎建設事業費の見込み額が、どんどん引き上げられたことです。最初の平成２６年３月の時点では、設計費及び用地取得費を除いて約２８億円でした。それが１年後の平成２７年３月には、建築資材価格や人件費の高騰を理由に８億円増額されて３６億円になりました。さらに、同年１０月に、建設費用は上昇しているとの理由で、そこからまた７億円増額し、４３億円になりました。つまり１年半の間に、見込み額が資材や人件費の高騰を理由に２８億円から４３億円まで増えてしまいました。こんなおかしな話はありません。なので、平成２８年の３月定例会で、この庁舎の建設工事に関する議案に反対しましたが、その時に行った反対討論では、『一人でいいカッコするんじゃねー！』などの罵声を多数浴びせられました。これが富岡市議会の現実なんだなぁと思えました。この庁舎建設は、不可解で不透明なことが大変多かったように記憶しております。結局、その時の採決では、賛成１３人、反対は私を含めて４人で可決されました。ちなみに、反対した４人で現職は私だけです。賛成した議員は今も多数おられますが、みなさん、あの時ことなどは全く覚えていないでしょう。それが人間ですので。でも、あの時、しっかり反対する議員がもう少しいたなら、今の庁舎はもっと平凡で安い庁舎になったはずです。有名建築家の作品を高額で購入したというのが、富岡市役所庁舎の建設と私は考えております。これは失敗だったのではないでしょうか。
		３月１日（土） ①昨日の一般質問で明らかになった残念な情報を一つ紹介しましょう。富岡市の財政状況は厳しい状況であることから、令和７年度予算編成では、『全ての事務事業を対象に一般財源ベースで対前年度当初予算から一定比率を縮減するマイナスジーリングを実施する』と市のホームページで公式発表しています。１２月定例会の説明では、人件費、扶助費はそれぞれ３％削減する方針が示されました。しかし、令和７年度予算の人件費は２．１％増で、扶助費は５％増になりました。そのことについて、市長は一般質問の中で追求されたところ、『マイナスシーリングを設定したのは、事務事業の見直しを強力に進めるために設定した』とのことで、最初から何が何でも削減しようという気持ちはなかったように思えます。市の公式発表で述べたことが、実は単なる目標で、達成できなくても問題ないというのなら、そんな目標を掲げるべきではなかったのでは？これでは、改革を進めるというポーズだけと見られても仕方ありません。市長は富岡市の財政がどれほど厳しい状況なのか、本当に理解なさっているのでしょうか？昨年も、市長の財政に関する認識は非常に浅い印象をもちましたが、今は、危機的なほど認識が浅いと思えてなりません。市長の予算編成は、私には全く理解できません。また、議会も半分強の議員が財政について認識が非常に浅い印象がありますが、去年と同様、賛成９反対８で、この昨年以上に問題がある予算が可決されるようなことになったら、富岡市が財政破綻に向かう可能性は高まるばかりで、もはや時間の問題というように思えてしまいます。市債残高は、令和６年度末の見込みは約１３６億円です。それが、６年後の令和１２年度末には２１９億円ほどに膨らむそうです。人口がどんどん減っていて、今後の税収も減るばかりだというのに、借金は６年後には６割以上増えるとは！こんな状況でも、中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備も進めるというのですから、呆れてものが言えないという心境です。予算編成権を持つ市長の財政の認識がこんな状況では、市の未来が明るくなるのは難しいと言わざるをえません。

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		３月３１日（月） ③市内某所で、こんなロゴというかマークをつけた車が見えました。最初は、『ずいぶん汚れてるなぁ』と、チラ見したのですが、よく見ると、富岡市の市章では？こういうのって、とても残念に思えます。市民のみなさんも、『富岡市は財政難だからしょうがないよね』と思ってくださるのかもしれませんが、こんな状態なら、何も貼らないほうがいいのでは？ ②市議会だより第８０号の印刷をするため、市内のホームセンターに用紙を買いに出かけました。 A３の用紙はちょっと特殊なので、店頭に並んでいた６箱をすべて買ってきました。これで９千枚ですが、まだ、足りません。ちなみに、紙の価格も物価高騰の影響で値上がりした感じです。 A３の用紙は、１枚２円近くするようになりました。１万５千枚印刷しますと、紙代だけで３万円ほどとなり、インク代も含めますと、さらにプラスとなります。バイクのガソリン代も上がっていますので、市議会だよりを発行してポスティングするコストは、昔の２倍近くになったのかも？ ①一ノ宮小学校の前を通りましたら、門柱の学校名が、『富岡市立さくら小学校』になっていました。なんだか寂しいです。写メを撮って同級生数人に送ったら、群馬から離れたところにいる同級生から『さくら小学校って、正式な名前なの？』と返信が来ました。ドラマや小説に出てくるような名前ですので、『えっ？』っていう感じになったのかもしれませんが、慣れるまでは私も強い違和感を持ちそうです。
		３月３０日（日） ①市議会だより第８０号の原稿作成は、ほぼ完成しました。４月１日から配り始めるつもりで、この数日は、集中してきました。でも、自分が書いた文章で、『これでいい』と思っても、ちょっと後で読み返すと、『これよりも、こう書いたほうがいいのでは？』と思えてきて、それが始まりますと、あちこち手直しをすることになってしまい、時間を浪費することになってしまうことがあります。『考えすぎると、ろくなことはない』ということなのでしょうが、高齢者世代になったのですから、何ごとも８０点なら上出来で、７０点でOKくらいの気持ちを持つくらいの余裕がないと、自分で勝手に背負いこんだ小さなことに振り回されてしまい、自分の残りの人生が終わってしまうようにも思えます。ということで、とりあえず完成した原稿は、誤字脱字のチェックを再度行うだけで、印刷作業に入る予定です。ちなみに、我が家には、市議会だよりを印刷するための、印刷機があります。地域づくりセンターに設置されているのと同じようなもので、１万５千枚の両面を印刷するのも、さほど時間はかかりません。ただ、その後の、手で折る作業が、とんでもなく大変です。バイクで配るのも大変ですが、手で折る作業も同じくらい大変です。でも、何事も数をこなしますと、要領を得るというか、効率的に作業をこなすことができるようになります。また、単純な作業でも、嫌にならずに続けることができる方法も、わかってきた感じです。話は変わりますが、議会で一般質問を毎回する人もいれば、全くしない人もいます。予算特別委員会で、積極的に発言する人もいれば、反対に、ひと言も言わずに座っている人も３分の１くらいいます。なぜ、そのような違いが生じるのでしょうか？人間の能力など、さほど違いはありません。なので、やれる人は、苦労せずにやれる方法を知っていて、やれない人は、その方法がわからないということなのでは？『苦労せずにやれる方法を知っていて』、というのは、正確に表現すれば、『苦労せずにやれる方法に気づいて』ということになりますが、これが人生を大きく変える重要な要素のように、最近強く思えます。話が大きく脱線しましたが、４月に入りましたら、第８０号のポスティングを始める予定です。
		３月２９日（土） ①午後２時から、妙義ビジターセンターで、アーティストトークのイベントがあり、出かけてきました。今日は真冬の陽気に戻ってしまいましたが、センターに着くと目の前の妙義山には雪が積もっていました。また、館内の妙義山岳会のコーナーを見ましたら、狸の剥製が登山用のヘルメットをかぶっていて、コミカルな雰囲気になっていました。アーティストトークの会場は、こんな感じでした。美術の知識が浅い私のような者でも、楽しむことができました。また、帰りに道の駅に寄って桜を見ましたら、満開でした。、天気が良くなったら、ぜひお出かけください。ここの道の駅のソフトクリームは大変おいしいので、そちらもお試しください。さすがに今日の寒さでは、ソフトクリームを食べようという気にはなれませんでしたが…
		３月２８日（金） ①市役所に行きましたら、年度末ということで、異動になる職員さんがあちこちで、その準備をなさっていました。４月１日から新しい部署で仕事をする人も、『まだ異動したばかりですのでわかりません』とは言えませんので、今日と３１日は引継ぎで大変なのでしょう。異動した初日だとしても、そこの部署の仕事は理解しているという前提になっていますので、そのようなところが市職員のみなさんの大変なところと言えるかもしれません。また、人事異動については、どのような基準で行うのかはわかりませんが、人によっては今いらっしゃる部署の仕事の専門家のようになっている方もおられますので、そのような方を異動させると仕事の効率が低下してしまうようにも思えます。特に、新しいアイデアを出さなければならないような部署は、向き不向きがありますので、３年前後で定期的に人事異動をすることも必要なのでしょうが、ちょっともったいないように感じます。ところで、危機管理課でスマホ用のアプリの『防災富岡』について伺いましたら、今日現在の利用者数は２９４２人とのことでした。このアプリは複数の外国語にも対応していますが、それぞれの利用者数は、日本語が２９００人、ベトナム語が３１人、英語が９人、中国語が２人でした。ベトナム語で利用している人が多いのは、市内の大手企業で、ベトナム人社員に対しての災害に関する研修を行ったことが関係しているようです。ちなみに、私もスマホにアプリを入れておりますが、火事などの情報だけでなく、気象・防災情報なども送ってもらえますので、大変重宝しています。危機管理課とすれば、多くの市民の方々に、防災富岡アプリを利用していただきたいとのことですので、まだスマホにダウンロードしていない方には、ぜひとも始めてほしいです。　　↓　iPhone４用　　　↓Android用
		３月２７日（木） ②市議会だより第８０号の原稿を書いております。８割ほどはできているのですが、残りの２割がどうもうまく進まず、この数日は足踏み状態です。このような時は、あえて作業から離れたほうがひらめきますので、昨日はもみじ平の野球場の周りを、軽く走ってきました。気分転換に出かけたのですが、大量の花粉を吸い込んでしまったのか、今日は鼻がムズムズした一日になってしまいました。それでも、ちょっとひらめきがありましたので、明日はかなり進めることができそうです。部屋にこもって考えてばかりいるのは、意外に非効率と思えます。市役所の中で、一日中、机に座ってパソコンのモニターを見つめている職員さんの姿を見ますと、すごいことと思えますし、とても私にはできそうにありません。じっとしている仕事って、動き回る仕事よりも、体力と精神力が必要な感じがします。メンタルを病んでしまうのは、じっとしている仕事のほうが多そうですが、座ってパソコンのモニターを一日中見つめていたら、それもわかるような気がします。 ①先日、このパンフレットをいただきました。一昨年、放送されたドラマ『ハヤブサ消防団』ですが、富岡市内あちこちでロケがされたので、当時は大変盛り上がったというか、話題になりました。しかし、時が経てば、記憶に残っている方は少なくなってしまった感じがあります。でも、いま思い返すと、人気のある俳優さんが多数出演されていましたので、すごいドラマであったと思えます。原作者も、高視聴率ドラマにもなった『半沢直樹』を書かれた作家さんでしたので、その点も驚きでした。でも、その後、富岡市の観光に、ハヤブサ消防団効果が現れたようには見えませんでした。せっかく全国放映され、人気作品になったのに、もったいないことと思えます。富岡市は、結構、チャンスには恵まれているのに、いま一つそれを活用できず、宝の持ち腐れにしてしまっている傾向があるように思えます。もうちょっと機転を利かせることができれば、お金をかけずに注目されるようなこともできるのに、本当にもったいないです。『ハヤブサ消防団シーズン２』でもつくってもらえればありがたいですが、ストーリーの展開を考えますと、ちょっと難しいでしょうか。
		３月２６日（水） ①一ノ宮小学校の閉校式が行われましたが、非常に複雑な思いがしました。私だけでなく、一ノ宮小学校の卒業生の多くの方々は、『なぜ？』という思いが強いかと思います。少子化が進んだので統合は仕方ないというのが、富岡市の考え方なのでしょう。でも、市民からすれば、その少子化のスピードを止めることができなかったのは、市の責任のようにも思えますが？とりあえず、少子化が進んだので、一ノ宮小、吉田小、丹生小を統合しますが、この先、どうなってしまうのでしょうか？一時的に規模が大きな小学校になりますが、現在、全国平均を遥かに超える勢いで少子化が進んでいる富岡市の状況を改善できなければ、またすぐに、統合した小学校も児童数が減ってしまい、『適正規模を維持できたのはほんのわずかの期間だった』ということになってしまう可能性が高いでしょう。問題の根本の解決ができず、対処療法で一時的に対応しているだけのような印象を持ってしまいますが、この先、想像を遥かに超えるような少子化が富岡市を襲うようなことにならなければいいのですが、非常に心配です。ところで、校舎と門にある一ノ宮小学校の名前が、もうすぐ撤去されるとのことです。卒業生の方で、見に出かけたいと思っている方は、お早めに行ったほうがよさそうです。今回、一ノ宮、吉田、丹生の３小学校が閉校となりましたが、考えてみたら、１８名の議員で、この３校の卒業生は、私一人ということに気がつきました。他の議員のみなさんは、強く思うようなことはなかったのかもしれませんが、自分の母校の小学校がなくなるというのは、大変残念としか言えません。
		３月２５日（火） ②一ノ宮地域づくり協議会で、スタンプラリーのイベントを行っています。先日、トライしてみました。順番にチェックポイントを回り、訪れたことを証明するためのスタンプを押したり、シールを貼ってきました。全部回りますと、こんなふうになります。そして回り切った方は、記念品がもらえます。先日、読売新聞群馬版でも紹介された『サンドーくん』の缶バッジやボールペンです。なかなかキョーレツなキャラクターのサンドーくんですので、これはちょっと自慢できるグッズになるのかも？５月１３日まで、スタンプラリーはできますので、一ノ宮地区外の人も、ぜひご参加ください。 ①『近所の家の庭木が伸びているのに、適切な管理をしてもらえず困っていますが、トラブルになるのが嫌で、だれもその家に言えません。何かいい方法はないでしょうか？』というお話をいただきました。この類の問題は難しいのが現実です。個人の敷地の中で、例えば庭がジャングルのような状態になっていても、その持ち主の方のお考えですので、どうにもならないのではないでしょうか。しかし、伸びた木の枝が道路上に出ていて、車にキズがついたとか、歩行者の目に当たって大ケガをしたということが起きれば、損害賠償の責任が生じる可能性もありそうですので、庭木を放置していますと、大変な問題になりかねないように思えます。庭の木が大きくなりますと、トラブルの原因になる危険性が高まりますので、木があるお宅は、慎重に管理をなさったほうがよろしいかもしれません。
		３月２４日（月） ①一ノ宮小学校の最後の卒業式が行われました。自分の母校の小学校の最後の卒業式ということで、大変複雑な心境になりましたが、素晴らしい卒業式になりました。今日の卒業生は５６名でした。そして、最後に卒業証書をもらった子どもさんの番号は、『６６０２号』でした。実際の数は、もっと多いようですが、太平洋戦争あたりで番号が中断してしまった可能性があるようです。でも、私が生きている間に、まさか一ノ宮小学校が閉校となるとは、以前は全く予想していませんでした。富岡市の学校再編計画が、今後どのように評価されるかは、歴史が証明するということなのでしょうが、卒業生の一人として、閉校は非常に残念です。富岡市は全国的に見ても、環境面では住みやすい地域と言えるでしょう。大きな地震はないし、気候も温暖、雪は滅多に降りませんし、晴天の日が多く、しかも、津波のリスクはゼロです。大地震の被害に遭われた地域の方々からすれば、富岡市は天国のようなところなのでは？それほどの恵まれた環境でありながら、全国平均を遥かに超える勢いで、少子化、人口減少、高齢化が進んでしまったというのは、政治の失敗が原因なのでは？少子化や人口減少を、もう少し穏やかに進めることができたなら、市内の１１小学校は、まだ十分に、すべて維持できていたように思えます。沼田市の学校再編計画のページには、小学校は『適正規模に関わらず、原則、各地区に１校配置します』とありますが、富岡市にもう少し柔軟に考える姿勢があればよかったのですが、残念です。『富岡市は、大変な勢いで少子化が進んでいますが、この先はどうなるのでしょうか？』と、質問されましたので、『この学校再編により、さらに少子化が加速するところが増えてしまうかも？』と答えさせていただきました。財政的な事情で、現在ある小学校を全て残すことはできないのでしょうが、富岡市の強みをもっとアピールすれば、少子化にも歯止めをかけることができた可能性がありますし、そうなれば、小学校はすべて残せたのでは？『時すでに遅し』かもしれませんが… 一ノ宮小学校OB・OGのみなさん、今日は最後の卒業式での５，６年生の校歌斉唱を聴いて、小学生時代を思い起こしてください。一ノ宮小学校　最後の卒業式での校歌斉唱
		３月２３日（日） ②県外の人と話す機会があるときには、必ず、『群馬県というと一番に何が頭に浮かびますか？』と質問するようにしています。以前、沖縄に行ったとき、１０人以上の人にその質問をしましたら、多くの答えが草津温泉でした。やはり県外では草津温泉の知名度は抜群のようです。そして、もう一つ質問をすることにしていますが、それは『富岡製糸場ってご存じですか？』というものです。沖縄で質問した時には、ほぼ全員が『知りません』という回答でしたが、世界遺産なので全国のどこでも知られているというのはちょっと楽観的な見方なのかもしれません。今日も、東京の人とお話する機会がありましたので、『群馬県には世界遺産があるのですが、何であるかわかりますか？』と尋ねましたら、『分からない』とのことで、『富岡製糸場です』と言いましたら、『あー、そうか！知ってます』という感じでした。関東地区でも、この程度に認知度なのかもしれません。まだまだＰＲをする余地はありそうです。 ①妙義の道の駅の河津桜が、そろそろ見ごろになるのではなかろうかと思い、朝方出かけてみました。写真のような状況でした。私が見たところでは、８分咲きという印象でした。今日のような日が続けば、すぐに満開になるでしょう。もちろん明日でも十分に見ごろですので、お時間がある方は、河津桜見物に出かけて、道の駅や、もみじの湯の食堂で昼食でも食べてはいかがでしょうか？
		３月２２日（土） ①先日、一ノ宮小学校の閉校記念誌をいただきました。そこにはこれまでの卒業生の年度ごとに撮影した卒業写真が掲載されていました。私の学年は、昭和４５年（１９７０年）度の卒業です。小学校の卒業写真は、確かもらった記憶はありますが、どこにしまい込んだのかわかりませんので、この記念誌で数十年ぶりに見たという感じです。おそらく同級生のみなさんも、同様かと思いましたので、LINEなどで連絡が取れる同級生には、スマホでその写真を撮り、送りました。私だけでなく、全員が久しぶりに小学校の卒業写真を見たようでした。特に、小学生当時は、すごく大人に見えた（当たり前のことですが）先生方が若く見えてしまったところが、奇妙であり不思議にみなさん思えたようです。すでに他界された同級生も何人かおられますので、いろいろ昔のことを思い出しました。一ノ宮小学校の卒業生の方々で、ご自分の卒業写真の画像が欲しい方は、ご連絡ください。スマホで撮影した画像でよろしければ、お送りしますので。
		３月２１日（金） ②西小と黒岩小が統合する小学校の名前は、かぶら小学校に決まりました。また、妙義小と高田小が統合する小学校は、名前は妙義小で校舎は高田小を使います。どちらも令和９年４月に開校です。ちなみに妙義小は、市の計画ではそのあと、さくら小と一緒になる予定ですが、それは令和１５年度以降とのことです。それにつきましては、まだ流動的な要素が多いのでしょうが、個人的には妙義町には妙義小を残した方がよろしいように思えます。 ①令和７年度予算は、財政の健全化を目指して、人件費など様々な部門で昨年度よりも減らす目標を立てましたが、実現できませんでした。それどころか、それらの部門で合計８億円も増えてしまい、結局は財政健全化とは程遠い予算になりました。さらに、今後、市の借金残高（市債残高）はうなぎ上りのように増えていき、６年後には、今年度末見込みの１３６億円から８３億円も増えて、令和１２年度末には２１９億円になる見込みです。８３億円という額は、富岡市の年間の市税収入を上回る額ですので、これは大きな負担と見て間違いないでしょう。しかし、そのように考える議員は、富岡市議会では少数派のように見えます。実際に６年後に、市の財政がどのような状況になっていて、どんな問題が起きているかは、その時になってみなければわかりませんが、その膨れ上がる借金を人口減少の中、減らしていけるほどの力が、富岡市に果たして残っているものなのでしょうか？今でさえ、歳出の削減ができずに、増えていかざるを得ないのに、６年後にはそれができるとは、私には思えません。積極的に借金をして、施設の整備を進めるという時代ではないように思えますが、市長も議会も、GOサインを出したのですから、もう行くところまで行ってみるしかありません。富岡市は、歴史的に、施設整備に積極的と思えます。かつてのように、人口が増えている時代なら、施設を整備しても、一時的には大変でも、長期的には何とかなったと思えます。しかし、今はそうした時代とは反対の状況です。今年は、新富岡市になって２０年の節目の年です。合併した時には、５万４千人以上の人口がいたと記憶していますが、本年３月１日の人口は４万５０１６人です。ざっと２０年で９千人ほどの人口が減りました。富岡市には、年々外国人の人口が増えていますので、日本人人口の４万３６３０人で考えれば、２０年で１万人以上の減少と見てもいいのかもしれません。この傾向に歯止めを掛けることは大変な難問ではありますが、それができなければ、富岡市の未来は暗いものになるしかないのでは？施設整備に大きな予算を投じるのなら、思い切った移住定住対策を講じることができる最後の５年くらいの気持ちで、それに取り組んだほうが富岡市の未来が開ける可能性があったように思えますが、令和７年度の予算で、難しくなってしまった感じがします。もったいないことをしたように思えます。
		３月２０日（木） ①午前中は三会寺の護持会総会があり、出かけました。帰るとき、こんな春を感じさせる光景が見えました。お寺の集まりに出かけますと、小中学校の先輩、大先輩のような方々が多いので、つい昔の話になってしまいます。また、午後は、かぶら文化ホールで行われた富岡高校吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。すごく上手でしたので、みなさんかなりの練習をなさったのでは？大変素晴らしい演奏会で、感動しました。１年生、２年生が中心でしたが、この春に卒業した３年生や、大学１年生世代、２年生世代、３年生世代の先輩も集合し、最後は４０人ほどの演奏となりました。やはり人数が多いと、演奏に深み、厚みが増し、雰囲気が変わります。来年はぜひ、卒業生のみなさんだけでなく、市内の音楽ファンのみなさんにも出かけていただき、生の演奏を楽しんでいただきたいです。特に中学校で吹奏楽部に入っている生徒さんに、聴きに行ってほしいです。
		３月１９日（水） ②最近はテレビが面白くないので、あまり見ないのですが、今日、このDVDを見ましたら、すごく面白かったです。『黒部の太陽』は、もちろん名前も話も知っていましたが、じっくり見たのは初めてでした。すごく予算をかけていることがわかる大作でした。 CGなしの全てリアル映像で、これだけの迫力が出せるのですから、昔の映画監督は本当に素晴らしいと思えました。昭和の映画って、すごく丁寧につくられている印象があります。また、俳優さんはカッコいいし、女優さんは今では見れないような魅力のある方が多い感じです。これからは毎週１本、昭和の有名な映画を見るというのも、よろしいのかも？ちなみにDVD上の写真のお二人は、石原裕次郎さんと三船敏郎さんです。 ①一ノ宮小学校の前を通りましたので、門柱にある『富岡市立一ノ宮小学校』のプレートの写真を撮りました。一ノ宮小学校の名前で存在するのは、今月末までですので、もしも写真でも撮影しておきたいのなら、早めに出かけたほうがよろしいかも？月末に行ってみたら、プレートの撤去中などということもあり得ますので。奥に見える稲含も、ちょっと雪景色をしており、味わい深い感じでした。ちなみに、この校舎は、私が小学校１年生のときに完成し、古い木造校舎から引越ししました。ちょうど６０年前に、今の市民グランドの場所にあった木造校舎から、低学年の児童は自分の椅子だけを持って、歩いて行った記憶があります。勉強したことの記憶はあまり残っていませんが、そのようなことは、いくつになっても覚えているのですから不思議なものです。
		３月１８日（火） ②このような冊子をいただきました。丹生小、吉田小、一ノ宮小の３校は、今月末で閉校となり、４月１日から、さくら小学校に統合となります。校舎は、現在の一ノ宮小学校を使います。個人的には、今回の統合は、自分の母校がなくなってしまうので、残念な思いがしています。多くの卒業生のみなさんも同じ思いなのでは？３月の末には、校庭の桜が咲き始めるかと思いますので、その時に懐かしの母校をかつてのクラスメートと一緒に見てみたらいかがでしょう？一ノ宮小学校の校舎は、今年が築後６０年ですが、あと２年使います。ただ、門柱にある一ノ宮小学校の名前のプレートは、あと数日で替わると思われますので、記念撮影をするなら、今月中にお出かけください。いただいた冊子には、卒業年度ごとの卒業生の写真が掲載されていました。私は、１９７０年度の卒業生で、その年には大阪で万博が開かれました。写真を見ましたら、さまざまな思い出がよみがえってきましたが、もう何人もお亡くなりになっていますので、このメンバー全員で集まることは不可能です。あっという間に、高齢者になってしまった感がありますが、元気なうちに会っておきたい人には、どんどん連絡したほうがいいように、最近強く思えます。 ①帯状疱疹ワクチンの市の助成金について、ご意見をいただきました。『近隣自治体と比較すると、富岡市は助成額が低いので、同じくらいにならないのですか？』とのご意見でした。安中市の情報をネットで調べましたら、１回接種の生ワクチンは４千円を助成し、２回接種の不活化ワクチンは１万円を２回助成するとのこと。それが富岡市は、どちらを接種しても、助成金は３千円を１回です。不活化ワクチンを接種する場合は、安中市と大きな差が生じてしまう状況のようです。ただ、この件につきましては、令和７年度からは助成金が変わるようですので、もし接種を考えている方は、４月１日まで待ったほうがよろしいように思えます。
		３月１７日（月） ①３月定例会の最終日で、議案の採決が行われました。注目の令和７年度一般会計予算は、予想通りもちろん可決でした。しかも、賛成１３，反対４という大差となりました。しかし、反対した議員は、この予算案の反対の理由を反対討論でしっかり全員が述べたのに、賛成した１３人では、わずか１名がよくわからないような理由を賛成討論で述べただけという状況でした。なので、すべての討論を聞いた市民のみなさんなら、『反対討論のほうが論理的で適切な判断』と思っていただけたのでは？本当にこの予算が素晴らしいと思うのなら、反対討論が４人あれば、少なくとも同じ数の賛成討論が出てもおかしくないのですが、そうならなかったということは、『心から賛成』というわけではなく、『賛成しないと…』というところなのかもしれません。何度も紹介していますが、令和７年度一般会計予算は、もしかすると今後の富岡市の財政を滅茶苦茶にしてしまうきっかけとなった予算になるかもしれません。今年度末の市債残高（市の借金）は１３６億円ほどですが、これからうなぎ上りで借金残高が増えていきます。令和１２年末には、借金残高は２１９億円となる見込みです。わずか６年で、金額にして８３億円、率にして６割以上も借金を増やすことになります。富岡市の人口はすごいスピードで減少しており、さらに少なくなった人口の構成は、現役世代人口の割合は下がる一方で、反対に年金で暮らす高齢者人口の割合は高くなるばかりという深刻な状況です。こんな状況で『過去最大の借金残高になっても大丈夫』というのが市長と１３人の議員の考え方です。そちらのみなさんの認識は、私は非常に甘すぎるのではなかろうかと思っています。おそらく、令和７年度予算が可決されたことで、財政ひっ迫、財政危機の方向に進み、財政破綻までするかはわかりませんが、もう永遠に健全な財政状況に戻すことは不可能ではなかろうかと考えております。市長も賛成した議員も、その爆発的に増える借金を、どのようにすれば返していけるかのアイデアは、おそらく持っていないでしょうし、そのようなものはあり得ないのでは？つまり、『借金の負担は、すべて未来の富岡市民に押し付けて、私たちはその恩恵だけを享受すればいい』という、長期的な視点が欠けた無責任予算と言えるのではなかろうと私は思っております。莫大な借金を重ねて様々な施設を整備をするのは現市長で、その返済に苦しむのは、次以降の市長ということになる可能性が感じられます。富岡市を少しでも長く健全な状態で維持していくという発想があるのなら、市長は今回のような予算は絶対に編成しないでしょうし、そのような無謀極まりないような予算を市長が決めたなら、議会が止めなければならないはずなのに、１３人もの議員が賛成したというのは、私には理解できません。６年後に借金残高は２１９億円の見込みですが、もしも、そこで増加を押さえることができなければ、重要な市民サービスでも規模縮小や廃止などを余儀なくされることもあり得るでしょう。そうなれば、進学で富岡市から転出した若者はおそらく戻ってこなくなると思えますし、長年住んでいた高齢者の方も、引っ越せる余裕がある方から、富岡市を去ってしまうことも起こるのでは？結果は前からわかっていましたが、いざ本当になると、出るのはため息ばかりです。今日が、富岡市のこの先の未来を大きく変えてしまったように感じます。私の見方が間違っていればいいのですが…
		３月１６日（日） ②明日は３月定例会の最終日です。新年度予算案などの採決が行われます。どうなるかはわかりません、健全財政重視で借金慎重派の私とすれば、人口減少で、しかも高齢者の割合がどんどん高くなる社会状況で、過去最大の借金を抱える方向に向かってしまう予算案には賛成は到底できません。６年後には今よりも６割以上も借金が増えるというのは、私の財政感覚ではあり得ないことです。今年度末の借金１３６億円が、わずか６年で８３億円も増え、さらにその後も増えていく可能性が高いのですから、いくら必要な事業があるとは言っても、この予算は財政規律を失ったものと思えます。『借金するのは私たちでも、返すのはあとの人たちだから、全く問題ありません』というのも一つの考え方かもしれませんが、私はそのような考え方には強い嫌悪感を抱きます。この先、借金の負担が重くなる富岡市に、若者が戻ってくれればありがたいのですが、かなり難しいのでは？それどころか、借金返済のために、様々な市民サービスが低下したり廃止となれば、住んでいる高齢者の方々でも、出て行ってしまう方が増えるように思えます。先日、知り合いと話をしていたら、『甘楽町の吉井寄りのところにでも引っ越したい気分だよ』と言っていましたが、同じように考える人は結構いるのでは？『富岡市の終わりの始まり予算』にならないことを祈るばかりです。ちなみに採決ですが、富岡市議会には健全財政重視で借金慎重派の議員は非常に少ないので、結果は火を見るよりも明らかというところでしょうか。でも、現在の隈研吾事務所が設計した庁舎も、建設時の議案の採決では、確か賛成１４、反対４でした。私は反対した一人ですが、今でも反対して良かったと思っています。６年後に、借金の勢いを止めることができず、さらに増えていかざるを得ないような状況になったら、『やっぱり予想した通りの展開になった』と思うのではないでしょうか。 ①妙義ビジターセンターで、今日はマルシェのイベントが開催される予定でしたが、雨と雪のため、中止になりました。天気のためですので、どうにもなりませんが、次のイベントに期待しましょう。
		３月１５日（土） ④これから１０年間くらいは、自治体間で、２０代から４０代くらいの子育て世代人口の取り合いのような時代を迎えるのではないでしょうか。日本全体の人口構成が若い世代になるほど少ないので、その年代の人口をしっかりと維持できている自治体は勝ち組となり生き残れますが、できなかった自治体は衰退していくことになるように思えます。なので、その世代の人口を確保するために、どのような対策を考え実行できるかにかかってきますが、そのためにはそれなりの予算を投じなければなりません。そこで懸念されるのは、建物や施設などの整備に多額の予算を投じてしまい、そうした対策へ回せる十分なお金がなくなってしまうことです。人口減少対策は、１０年、２０年後に予算を投じても、『時すでに遅し』ということになるように思えます。やるのなら、早い段階で集中投資することが重要と思えますが、富岡市がそれを行う余裕があるのかというと、容易ではなさそうです。 ③午後は妙義ビジターセンターで草木染の体験イベントがありまして、出かけてきました。私が染めたのは、この２点で、その後、缶バッジを作成しました。同じテーブルのみなさんの作品を並べたら、こんな感じでした。 ②今日の読売新聞群馬版を見ましたら、なんと、一ノ宮地区のキャラクター『サンドーくん』が大きく取り上げられているじゃないですか！これはすごいことになってきた感があります。いよいよ、着ぐるみでもつくる段階に入ったのかも？ ①貫前神社で例大祭が執り行われ、出かけてきました。今日は貫前神社の創建の日とのことです。
		３月１４日（金） ②嫌な出来事が多く、さらには富岡市の未来も暗くなるばかりのように思えますので、気分がリフレッシュするような話題を一つ。貫前神社の表参道を上った左手に、桜の木がありますが、かなり咲いています。５分咲きを超えているくらいの印象です。おそらく富岡市内では最も早く開花した桜ではないでしょうか？ ①行く先々で、『例の件はだれですか？』という話題になり、さらに『こんな状況では、富岡市は群馬の夕張市と言われる日が近いのでは？』というようなお話をたびたび耳にします。財政破綻した夕張市までの道のりは、まだ距離がありそうですが、人口も税収もどんどん減少する中、わずか６年で市の借金が６割以上も増えるとなると楽観は全くできません。一般家庭が破産する時も、ちょっとした借金や無駄遣いがきっかけで、それに歯止めをかけることができないため、気がついたらどうにもならない莫大な借金に膨れ上がり、破産という流れになるのだとしたら、今の富岡市はまさにこの流れに乗ろうとしているような状況です。市長は財政に対して、超楽観的な立ち位置で、多数の議員も健全財政軽視のスタンスのように私には見えます。昨年の予算でも、高低差１０ｍ近い農地と荒地が混在しているような土地を造成して新野球場をつくるという、常識的には考えられない計画を市長は進めようとしました。さらに総事業費がいくらになるのかわからないという言語道断な状況でしたが、なぜか議員の９人は賛成してしまい可決されるというとんでもないことが起きてしまいました。数十億円になる可能性があった大型事業なのに、９人もの議員がそのような状況で賛成したということは、富岡市議会はチェック機関としての機能を完全に失ってしまったと言えるのでは？残念ながら、富岡市議会は、『健全財政重視の借金慎重派』は少なく、『健全財政軽視の借金容認派』の議員が多数を占めているように見えますので、来週の月曜日の採決では、財政危機につながるような財政規律を失った予算案は可決されることになるでしょう。令和７年度から、市の借金はどんどん膨らんでいき、そのうち手に負えないような勢いで増えていくようなことにならなければいいのですが、そちらの方向に進んでしまう可能性は極めて高いように思えます。
		３月１３日（木） ③母校の西中学校の卒業式に参列してまいりました。今日の卒業生のみなさんは、私の５１学年後輩です。校歌斉唱の音声をリンクしますので、西中卒業生のみなさん、昔を思い出しながら、口ずさんでください。　西中校歌８９名の卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。 ②『市の借金が膨れ上がるとどうなるのですか？』というご質問をいただきます。あくまでも予想ですが、借金返済の割合が高くなると、市民サービスに回していた予算は減ることになります。すると考えられるのは、様々な事業の規模縮小や廃止です。今現在でも『予算が厳しくてそのような事業はできません』という表現をよく耳にします。借金残高が１３６億円の今でも、そのような状況なのですから、６年後に借金残高が２１９億円になれば、新しい事業ができないどころか、それまで長年続けてきた事業でさえ、『予算が厳しくてできなくなりました』というケースが増えていくのではないでしょうか？そうなりますと、進学を機に、市外に転出した若者が、さらに戻ってこなくなってしまうかもしれません。また、転居可能な高齢者の方々も、借金だらけで住民サービスが低下した富岡市から引っ越そうという人が増えるのかも？市の借金が増えれば、未来に大きな悪影響を与えることは間違いないでしょう。あたりまえのことですが、借金をするのは簡単ですが、返済するのは大変です。人口減少と高齢化が進む時代に、富岡市は過去最大の借金を、これから数年間は毎年更新していく見込みですが、その先にどのような世界が広がっているのかは、未体験ゾーンですのでわかりません。でも、とんでもなく大変な時代ということは間違いなさそうです。大きな地震が少なく穏やかな気候など、自然環境とすれば、好条件がそろっている富岡市なのに、そうした利点を生かせず、衰退していくのは非常にもったいないことです。でも、市民の代表の議会で、その方向を決めたなら、それはどうにもなりません。市長がどのような不合理な予算案を編成しても、９人の議員が賛成すれば、大多数の市民が疑問に思っても、どうにもならないというのが、今の政治のシステムです。逆に考えれば、９人の議員が反対すれば、市長がどんな不合理な予算を編成しても、止めることができることになります。議会は、みなさんが考えている以上に、重要なのですが、予算特別委員会では、何も意見も質問もしない議員が多数いるのですから、議会ももう少し緊張感を持ったほうがよさそうです。 ①昨日から、こんな話の展開が、もう５回以上ありました。　『だれなんだい、その人は？』　『●●です』　『あー、やっぱりそうか。そんな気がしていたよ』みなさん予想する人は、いっしょということのようです。
		３月１２日（水） ①高瀬地区にお住まいの方から、こんな話を聞きました。『少なくとも私の周りには、市の財政が厳しい中でも中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備を進めてほしいなどと言っている人はいません』という内容です。『市長は、高瀬地区からの要望があるので整備するといつも説明しています』と私が言いましたら、『それは市に土地を買ってもらえるような人だけなのでは』とのことで、なるほどと思えました。高瀬地区にお住まいで土地の売買には関係ない圧倒的多数の方々が、もしも整備を求めていないのに、『高瀬地区の強い要望があるので整備する』というのでは、将来に大きな禍根を残すことになるのでは？住民説明会を開いて、会場に来られた市民の方から直接意見を聞けば、どの程度の人が整備を求めているのかが一目瞭然になりますので、以前決めた予定通りに説明会をすればいいのに、市長はなぜ『必要ないのでやらない』という判断に変えたのか？『説明会を開くと反対意見が多数出てしまい、都合が悪いのでやらない』というような残念な理由ではないと信じたいところですが、その点も多くのみなさんが、疑問や疑念を抱く原因になっているように思えます。地元の高瀬地区にお住まいの人でさえ、整備は不要とお考えの人が多そうですが、高瀬地区以外の市民は、財政が厳しく今後借金が膨れ上がることが確実の中、整備を望んでいる人など、ほぼ皆無なのでは？なぜそこまで強硬に整備にこだわるのか、謎は深まるばかりです。ちなみに、この１年ほどの間にお会いした市役所OBの元部長、課長の方々は全員が『整備すべきではない』というご意見でした。市の財政事情がわかっている方ほど、この整備は止めたほうがいいと思われるのかもしれません。
		３月１１日（火） ①結構な数の方々に、私のこのホームページを見ていただいておりますので、今日は、たくさんの方から、お声をかけていただきました。ありがとうございました。毎日見てくださる方々に、『こんな情報があるのか』と思ってもらえるような内容を、これからも紹介してまいりますので、ぜひ毎日チェックしていただければ幸いです。今日は、富岡市の人口について紹介いたします。今年の元旦の市の人口は、日本人は４万３８０９人、外国人は１３６３人で合計４５１７２人でした。そして、この数年の傾向では、日本人は毎年８００人ほど減少し、外国人は１５０人ほど増えています。つまり、このまま進みますと、５年後には、日本人人口は４万人を割り込む可能性が高いということです。６年後の令和１２年には、３万９千人強というところになるのかもしれません。その令和１２年度の市の借金残高は、今年度末の１３６億円から８３億円ほど増えて２１９億円になる見込みです。実は８３億円というのは、市の年間の市税収入を上回る額ですので、富岡市にとっては巨額です。令和７年度の予算が可決されますと、日本人人口が３万９千人台で、過去最大の借金を背負う見込みになるということです。しかも、さらに悩ましいのは、人口がそこまで減っても、減るのは税負担力が高い現役世代が多く、年金で生活するような高齢者人口は高止まりします。ということは、年金暮らしの市民の割合がどんどん高くなる中、最大の借金の返済を高齢者のみなさんで頑張りましょうということになりますが、このような予算は、健全財政を重視し、借金には慎重派の私には、全く理解できません。みなさんは、どのようにお考えでしょうか？『借金の返済は、そのときの高齢者の方々に頑張ってもらいましょう』とお考えの方もいらっしゃるでしょうが、多くの真面目な富岡市民のみなさんは、適切とは思わないのでは？令和７年度予算の最大の問題点は、そこではなかろうかと考えております。
		３月１０日（月） ①今日は、特別会計と企業会計の予算特別委員会がありましたが、最後に市長が議員全員に対して、全く関係ない話を始めるということがありました。脅迫罪で裁判がどうのこうのという、あまりにも突然の話でみなさん理解が難しかったように思えましたが、その後に開かれた議会改革検討委員会で、その謎が解けました。議会改革検討委員会のメンバーである１期議員さん（以下仮称A議員）が、突然、私を脅迫罪とパワハラで訴えるという趣旨の発言をしたためです。それは以前、議員控室で私とA議員がちょっと話をしたことがあったのですが、それが『脅迫でパワハラなので訴える』とのこと。確かに話はしましたが、細かいことは記憶にないので、『証拠となるような、その会話の音声はありますか』と確認したら、『それはないが、発言がなかったことをあなたのほうで証明しろ』とわけのわからないことを言われて、困ってしまいました。１期議員が６期目の私に、そのような要求を、議員および議会事務局職員が１０人以上いる会議の場で堂々と訴えるその度胸に驚きました。 A議員は、これから裁判で、私がA議員に対し脅迫したと訴える可能性がありますが、そうなれば、こちらも名誉棄損でA議員を訴えるしかありません。また、A議員は、突然裁判に訴えるような話を出すお方ということがわかりましたので、もうこれからは怖いので、一切、口はきかないようにするつもりです。市議会のみっともないことを紹介しましたが、これから議会内で、訴訟乱発のような展開になるのかもしれませんが、それよりも１期議員が６期議員に対して、そのような行動を堂々とするような富岡市議会に唖然としました。 A議員は、頭脳明晰でご立派な方なので、先輩議員など何とも思っていないのかもしれませんが、残念です。裁判なんて、やったことはありませんが、A議員は『お前が私を脅迫しなかったという証拠を示せないのなら、お前は私を脅迫したのだ』という論理のようです。でも、これは妥当な考え方なのでしょうか。これが認められるのなら、何でも自分勝手の解釈で訴えることができてしまうように思うのは、私だけでしょうか？ところで、A議員はだれなのかは、訴訟になったら名前を書きますが、おそらくすでに多数の議員がA議員はだれだかわかっていますので、すぐに市内中に話は広がるのでは。最も期が上の議員として、１期、２期の議員さんは応援するつもりでいましたが、A議員は恐ろしいので、これからは近づかないようにさせていただきます。わたし、臆病なほうですので…
		３月９日（日） ①令和７年度予算の基本方針に、突如『財政の健全化』が現れました。でも、令和６年度予算が多額の財政調整基金を取り崩したり、事業費がいくらになるのか全く示せない新野球場の整備、さらに圧倒的多数の市民から疑問の声が上がったスケートボードパーク整備など、財政規律を失った内容でしたので、財政の基本的なことがわかる人間なら、後の予算は大変になることくらい、当然理解していました。市長が緊張感が欠如したような予算編成を行ったのなら、本来なら、議会が止めて、予算を編成し直しさせれば、おそらく令和７年度予算もいきなり『財政の健全化』を考えなければならないほど追い込まれなかった可能性があると思えます。そう考えますと、昨年に続き非常に問題が多い令和７年度予算が編成された背景には、６年度予算を賛成９反対８で可決してしまった議会にも大きな責任があると言えましょう。特に、賛成した９人の議員の責任は重大と思えます。問題が多い令和７年度の予算が可決されれば、この先、担税力がある現役世代人口がどんどん減少し、年金暮らしの高齢者が多数の富岡市になるのに、借金残高は過去最大を年々更新し、うなぎ上りで増えていくことになります。おそらく、そうなったら、人口の流出が加速し、まさに負のスパイラルに突入することになるかと思えます。６年後の令和１２年には、今よりも市の借金は６割以上も増えて、２１９億円になる見込みですが、そこがピークにはならない可能性が濃厚です。『年金暮らしの高齢者が重い借金負担で苦しむ富岡市』になってしまう方向に進んでいいきそうなのに、市長は中高瀬観音山遺跡歴史公園の５棟の弥生時代の復元住居は今も必要と考えているようですし、議員の半数以上もその考えに賛成しているような状況ですが、あまりに不合理極まりない富岡市政には、失望を通り越してしまい、絶望感さえ抱きます。こんな不合理で非効率な市政が続けば、高校を卒業して進学等で市外に出て行った若者は、さらに戻って来る率が下がってしまうように思えます。高齢者でも最近は、富岡市内の家を処分し、市外に居を構える子どもの家のそばに転居するという話を頻繁に耳にします。去年、令和６年度予算案に賛成した９人の議員には、私は言いたいことが山のようにあります。そして令和７年度の予算に１７日の採決で賛成する議員には… この先は記すのはやめておいた方が良さそうです。
		３月８日（土） ①西小学校の長寿命化工事を延期したらどうかという提案を予算特別委員会でしたことは、昨日記しました。しかし、それにより、市の財政負担がどの程度軽減されるのかの金額を書き忘れましたので、お知らせします。昨年の１２月定例会で示された金額は、１３億４千万円でした。この額は今の富岡市にとっては巨額です。一ノ宮小と同じように使えば、まだ２０年近くは西小の校舎は使えますので、財政状況が非常に厳しい中で、わざわざ行うべきではないと私には思えます。富岡市の財政健全化を進めるには、緊急性が低い歳出の削減をしていくしかありません。今のままでは、令和１２年度末には、今よりも６割以上も借金が増え、２１９億円という過去最高額になります。人口が減り、高齢者の割合はどんどん高くなる中、過去最大の借金になってしまうというのですから、何とかしなければなりません。西小学校の長寿命化工事を先に延ばすだけで、１３億４千万円の歳出の削減ができるのですから、これは将来の負担を減らすためには絶対にやるべきと思います。昨日の予算特別委員会で反対した６人の議員のみなさん（宮澤議員、壁田議員、田村議員、北島議員、佐々木議員、もはら）は、『そうすべき』という考えのはずです。なので、あと３人の議員が、令和７年度予算案に本会議で反対すれば、富岡市の財政は、明るい兆しが見えることになります。もしも、私のホームページをご覧になって、私の考えに賛同してくださった方で、残りの１２人の議員に『予算案には反対したほうがいい』と言ってくださる人が現れれば、大変ありがたいです。『こんな予算に賛成するなら、次の選挙は応援しないよ』とか、『市長にいつも忖度しているような議員だと、次の選挙は危ないよ』くらい強烈な表現を使ってもらえれば効果的かもしれませんが、そこまではさすがに難しいと思えますので、『予算案は慎重に判断しないと、議員としての資質を疑われる心配があるよね』くらいの表現はどうでしょうか？今のままですと、昨年同様、財政規律を失った予算が可決されてしまいます。それで困るのは、市民全体になる可能性が高いのですから、何が何でも予算案を否決したいところです。ちなみに本会議で採決するのは、１７日の月曜日です。可決されれば、６年後には２１９億円という過去最大の借金で、市の財政はひっ迫し、市民は重い負担に苦しむ方向に進むでしょう。神風がどこからか吹いてくれればいいのですが…
		３月７日（金） ①予算特別委員会が開かれました。個人的に大変、疲れた特別委員会になりました。スタートの質問を委員長に理不尽な理由で止められてしまったことで、猛烈に頭にきましたが、そこで怒ってしまうと、その先の質疑に影響が出てしまいますので、気持ちを切り替え、その後もいつものように全開で質問や意見を述べました。それは、やがて会議録が公開されますので、その時に、みなさんにしっかりお知らせしたいと思います。令和７年度一般会計予算案は、私は非常に問題が多いと思っております。何度も紹介しましたが、これから現役世代と子どもの人口ばかりが富岡市では激減し、人口は減るのに、高齢者の人口は高止まりするという悩ましい時代を迎えます。簡単に表現しますと、この先は人はどんどん減っていき、高齢者の割合がどんどん上がるということです。富岡市の２０２５年１月１日現在の６５歳以上の高齢化率は、３５．６％ほどです。そして後期高齢者の割合はちょうど２０％です。今でも、全国平均よりも、かなり高齢化率は高い状況です。このような中、富岡市はこれから大きな借金をして、施設整備や補修工事などを行います。これから借金残高はどんどん増えて、６年後の令和１２年には、今よりも８０億円以上借金が増えて、２１９億円ほどになる見込みです。税金を負担できる力がある現役世代がどんどん減っていく中、過去最大の借金を抱えることになります。少しでも、その時の借金を減らさなければ、財政的にひっ迫するリスクが高まりますので、予算特別委員会の中で、様々な疑問点を述べて提案しました。その一つは、西小学校の長寿命化工事を、先延ばししてはどうかという提案です。西小は建築後４２年ですが、長寿命化工事をする計画です。しかし、長寿命化工事などしたことがない一ノ宮小は建築後６０年で、あと２年間使う予定です。一ノ宮小と同じ基準で考えれば、西小は１０年くらいは余裕で使えるはずです。実は昨年、西小校区と、黒岩小校区で生まれた子どもの数は２５人ほどです。おそらく今後はこの程度の年間出生数から、少しずつ減っていくと予想されますので、１０年後には黒岩小と西小が統合された小学校も全学年が１クラスになるのではないでしょうか。そう考えますと、いま莫大な借金をして西小校舎の長寿命化工事をするより、１０年ほどはこのまま使って、それから富小と統合するという方法のほうが合理的な考え方なのでは？また、中高瀬観音山遺跡歴史公園も、財政の健全化を目標に掲げなければならないような状況で整備するというのは、問題が大きいのではないでしょうか。特に、弥生時代の復元住居を５棟も建てますが、市長は市民がそれを望んでいるとお考えのようですので、非常に残念な思いがしました。常識的に考えれば、西小学校の長寿命化工事と中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は今回は凍結して、借金が膨れ上がるのを防ぐというのが、富岡市の財政にとっては最も妥当な方法ではないかと考えております。予算審議の終了後の採決では、残念ながら思った通りで、賛成多数で可決されてしまいました。反対したのは６人（宮澤議員、壁田議員、田村議員、北島議員、佐々木議員、もはら）で、賛成は堀越委員長を除いた１１人のみなさんです。１１人のみなさんは、６年後に過去最大の借金で、市民に大きな返済の負担が生じることになっても、弥生時代の復元住居を５棟建てたほうがいいとお考えと、私は理解しました。今回のような合理性に欠けた予算を市長が編成したら、それを止めるのは議会しかないのですが、議会がこれでは、もはやどうにもなりません。右を見ても左を見ても、高齢者ばかりのような富岡市になったとき、過去最大の借金残高では絶望しかないのでは？若者だけでなく、経済的に余裕がある高齢者の方々が、富岡市の未来に希望を持てず出て行ってしまうようなことにならなければいいのですが、心配です。
		３月６日（木） ①明日、予算特別委員会が開かれます。その準備のため、朝から家で予算書のチェックをしました。また、昼前には気分転換も兼ねて、妙義ビジターセンターに出かけ、残りのチェック作業を行いました。山のように説明を求めたい点がありますが、あまり私が発言してしまいますと、他の議員のみなさんの迷惑になりかねませんので、ほどほどの力加減で質疑をしようと思います。今日のビジターセンターは、お客さんも少なく、カフェコーナーで妙義山を眺めながら、気分をリフレッシュすることができました。おいしいパスタやピザもありますので、久しぶりに合うお友達とおしゃべりをするときなど、ここは雰囲気もいいので、おススメします。ところで、予算特別委員会には議員全員が出ますが、市議会で最も重要な会議であるのに、ひと言も発言しない議員が結構な数おられます。何も意見を言わないし何も質問しなくても、それはそれでその人の考え方ですので、構いませんが、そうした議員が増えると、会議が停滞感に包まれてしまうように思えます。なので、一人最低、５回くらいは何か述べたほうがいいのではないかと思っておりますが、明日はどうなるのでしょうか。また、富岡市議会は、健全財政を重視しているとは思えない議員がかなりの数いるように見えますので、来年度の予算は財政破綻の方向に向かう第１歩のように私は考えていますが、大半の議員は深く考えず、賛成して可決されるのでは？６年後の令和１２年度には、今年度末よりも６割以上も一般会計の市債残高が増える見込みです。今年度末が１３６億円ほどの借金残高ですが、それが令和１２年度末には８０億円以上増えて２１９億円になるというのですから、あまりにも無計画すぎるのではないでしょうか。『その先はさらに増えるかもしれない』との答弁も、先日の一般質問でいただきましたが、富岡市の人口はどんどん減っていて、特に今後は高齢者は減らずに、税金の負担ができる現役世代人口と子ども人口が、大幅に減る見込みですので、そのような状況で莫大な借金残高にするというのは、大問題ではないかと私は考えております。『高齢者ばかりなのに、借金残高は過去最多』という状況になるのは何としても回避すべきでは？その時の市長や市民は、重い借金返済のため大変なことになりそうですので、私は予算には反対するつもりです。この予算は、非常にリスキーな要素が多いので、一度否決して、再編成してもらうべきと私は考えます。
		３月５日（水） ②社会常任員会終了後、妙義町にある妙義総合体育館に行きました。この体育館に空調設備が設置されたので、その視察に出かけた次第です。富岡市内の体育館で、空調設備がついたのは、ここが最初です。費用は１億１１４３万円とのことです。２０２９年にかつての国体が、『国民スポーツ大会』という名称で群馬県において開催されますが、そのハンドボール会場の一つとして空調設備を設けたとのことです。実際にエアコンを回してもらいましたら、かなりの強い風が出ていた印象です。ただ、バトミントンや卓球のような大会ですと、風の影響が出そうですので、そのときは事前に冷暖房を効かせて、試合中は止めることになりそうです。ただ、体育館の使い勝手は良くなりましたが、耐用年数は１０年ほどかと思いますので、これから先の機器の更新を考えますと、財政的に大きな負担となるでしょう。設備を整えるほど、その後の管理コストが膨れ上がりますので、今後の人口減少と税収減も視野に入れて慎重に考えていきませんと、財政破綻につながってしまうのでは？ ①社会常任委員会が終えてから外に出ましたら、庁舎の入口近くの屋根というか庇のところから、雨が流れ落ちていました。市役所庁舎の屋根には、デザイン重視のため雨樋がなく、雨は屋根をつたわって流れ落ちる構造になっていますが、これでは、下に落ち切らなかった雨がつたわって、庇の裏側に回ってしまい、それが木を腐らせるのは素人目でも当然と思えました。これは最初から、雨の対策ができていなかったということになるのでは？今日、雨のしずくで濡れながら、あらためて使い勝手が悪い庁舎であることを実感しました。
		３月４日（火） ①昨年、沼田市の小中学校統廃合計画の素案が発表されました。『小学校は現在ある１１校のうちの一部を統合するものの、適正規模にはかかわらず各地区１校以上を維持する』とのことでした。富岡市の統廃合は、小規模の小学校は軒並み廃校にして、統合を進めるという方法でしたので、それを知ったとき、『小学校の廃校が地域社会に与える影響が大きいので、地域の未来に配慮した賢明な方法』と思えました。富岡市では、小学校が廃校となる一部の地区の少子化が極端に進んでいます。丹生地区では、一昨年の出生数はゼロで、昨年は１人でした。約１０年前に生まれた、小４、小５、小６の丹生小の児童数は、それぞれ４人、７人、１１人ですので、平均すると７．３人です。１０年ほど前には、毎年７人ほどの出生数があったのが、ゼロや１人になってしまったというのは、私には小学校の廃校が最大の原因と思えます。同じように妙義地区は昨年の出生数はゼロでしたが、妙義小の４年生は６人、５年生は９人、６年生は８人で、平均すると７．６人です。こちらも、１０年間でここまで激減したというのは、小学校の廃校の予定が大きく影響していると考えざるをえません。しかし、教育委員会の見方は、小学校の廃校はその原因ではなく、２０歳から３９歳までの女性人口が、この１０年間で丹生地区は３６．６％減り、妙義地区は２８．８％減ったことが最大の原因とお考えのようです。でも、確かに若い女性が減った影響もあるでしょうが、３割前後減るだけで、ゼロになってしまうというのは、常識的には考えられないのでは？『何が何でも小学校の廃校を進めたい、だから、小学校の廃校が出生数の激減の影響とは絶対に認めることができない』ということなのかもしれませんが、もしもそうだったら、富岡市って本当に残念というか、悲しいまちと思えます。また、『小学校が廃校となると、地区から若者や子どもがいなくなってしまうので、沼田市のように小規模校でも残すようにしてほしいという声が強くなった地区が現れた場合、小学校の廃校を見直すことはあるのでしょうか？』と市長に質問しましたら、『見直さない』という内容のご答弁でした。残念ですが、こうなりますと、もしも廃校予定の小学校を残すとすれば、方法は一つしかなさそうです。
		３月３日（月） ①昔、サラ金が社会問題になったとき、お金を貸す金融業者のCMで、『ご利用は計画的に』という言葉をよく見かけた記憶があります。今日は一般質問で、財政のことも取り上げましたが、富岡市はこれから人口減少で税収が減っていく可能性が高いのに、借金を毎年増やしていくことになります。そんなことから、思わず『ご利用は計画的に』に似た『借金は計画的に』というフレーズが頭の中で浮かんでしまいました。前置きはこのくらいにして、富岡市の令和６年度末の市債残高は約１３６億円です。それがこの先、毎年どんどん増加し、６年後の令和１２年には２１９億円まで増えるとのことです。６年間で８０億円以上も借金が膨れ上がるということです。そして、そこがピークなのかを質問しましたら、その先もさらに増える可能性があるとのこと。市長はこんなに借金を増やしても、大丈夫と思っているようですが、私には市長の考え方が全く理解できません。市の財政難を市長は自ら認めている中、なぜこのような無謀な財政運営を進めようとするのか？『借金は計画的に』と警告したい心境ですが、富岡市の予算は、昨年以上に財政規律を失ったとしか思えません。お金を借りるのは簡単でも、返すときの苦労や負担感はその数倍になるのは、一般家庭でも市でもいっしょです。まさか『多額の借金をしても、返すときは自分は市長ではないから問題ない』というようなお考えではないでしょうが、あまりにも甘いと思える市長の財政に対する認識には疑問を通り越して恐怖を感じます。今日の財政の質問の最後に、『このままでは市の財政はひっ迫し、財政危機、財政破綻の方向に向かってしまうのではないかと、私は強い懸念を抱いております』とはっきり述べさせていただきました。借金返済の負担が増えれば、市民サービスは低下することになりますので、そうなると富岡市からの人口流出が増えていくことになるのでは？特に若い世代の方々から、いなくなってしまうように思えます。隈研吾事務所が設計した庁舎も、こんなデザイン重視ではなく、普通の一般的な庁舎にすれば、もっと低コストで使い勝手が良い庁舎にできたように思えます。富岡市は、市民の暮らしには関係ないようなところに大きな予算を投じてしまう傾向があるように感じますが、もう豊かな時代ではないのですから、考え方を変えなければ、そのうち『財政非常事態宣言』でも出すようなことになる可能性もあるのでは？市長には長期的な視点に立って、合理的かつ効率的な予算を編成していただきたかったのですが残念でした。これから予算特別委員会が開かれますので、市長から様々な説明をしていただくつもりです。
		３月２日（日） ①午前中は法事で、出かけました。久しぶりに、姪っ子３人に会いましたが、全員が結婚して子どもがいますが富岡市を離れています。富岡市の少子化が加速する原因が、ちょっと垣間見えたような心境です。そして、食事会のときに隣の席になった埼玉県在住の方が建築士だったので、富岡市役所庁舎の劣化についてご存じかをたずねましたら、『もちろんです』とのことでした。ちょうど明日の一般質問で、庁舎の劣化問題についても取り上げることから、いろいろ専門家の視点でのお話を伺いました。建築業界におられる方からすれば、隈研吾氏の木を使った特徴のある建物の耐久性については、否定的な見方が多いのではないか、とのことでした。ところで、この庁舎の建設につきましては、今でも謎のことがあります。それは庁舎建設事業費の見込み額が、どんどん引き上げられたことです。最初の平成２６年３月の時点では、設計費及び用地取得費を除いて約２８億円でした。それが１年後の平成２７年３月には、建築資材価格や人件費の高騰を理由に８億円増額されて３６億円になりました。さらに、同年１０月に、建設費用は上昇しているとの理由で、そこからまた７億円増額し、４３億円になりました。つまり１年半の間に、見込み額が資材や人件費の高騰を理由に２８億円から４３億円まで増えてしまいました。こんなおかしな話はありません。なので、平成２８年の３月定例会で、この庁舎の建設工事に関する議案に反対しましたが、その時に行った反対討論では、『一人でいいカッコするんじゃねー！』などの罵声を多数浴びせられました。これが富岡市議会の現実なんだなぁと思えました。この庁舎建設は、不可解で不透明なことが大変多かったように記憶しております。結局、その時の採決では、賛成１３人、反対は私を含めて４人で可決されました。ちなみに、反対した４人で現職は私だけです。賛成した議員は今も多数おられますが、みなさん、あの時ことなどは全く覚えていないでしょう。それが人間ですので。でも、あの時、しっかり反対する議員がもう少しいたなら、今の庁舎はもっと平凡で安い庁舎になったはずです。有名建築家の作品を高額で購入したというのが、富岡市役所庁舎の建設と私は考えております。これは失敗だったのではないでしょうか。
		３月１日（土） ①昨日の一般質問で明らかになった残念な情報を一つ紹介しましょう。富岡市の財政状況は厳しい状況であることから、令和７年度予算編成では、『全ての事務事業を対象に一般財源ベースで対前年度当初予算から一定比率を縮減するマイナスジーリングを実施する』と市のホームページで公式発表しています。１２月定例会の説明では、人件費、扶助費はそれぞれ３％削減する方針が示されました。しかし、令和７年度予算の人件費は２．１％増で、扶助費は５％増になりました。そのことについて、市長は一般質問の中で追求されたところ、『マイナスシーリングを設定したのは、事務事業の見直しを強力に進めるために設定した』とのことで、最初から何が何でも削減しようという気持ちはなかったように思えます。市の公式発表で述べたことが、実は単なる目標で、達成できなくても問題ないというのなら、そんな目標を掲げるべきではなかったのでは？これでは、改革を進めるというポーズだけと見られても仕方ありません。市長は富岡市の財政がどれほど厳しい状況なのか、本当に理解なさっているのでしょうか？昨年も、市長の財政に関する認識は非常に浅い印象をもちましたが、今は、危機的なほど認識が浅いと思えてなりません。市長の予算編成は、私には全く理解できません。また、議会も半分強の議員が財政について認識が非常に浅い印象がありますが、去年と同様、賛成９反対８で、この昨年以上に問題がある予算が可決されるようなことになったら、富岡市が財政破綻に向かう可能性は高まるばかりで、もはや時間の問題というように思えてしまいます。市債残高は、令和６年度末の見込みは約１３６億円です。それが、６年後の令和１２年度末には２１９億円ほどに膨らむそうです。人口がどんどん減っていて、今後の税収も減るばかりだというのに、借金は６年後には６割以上増えるとは！こんな状況でも、中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備も進めるというのですから、呆れてものが言えないという心境です。予算編成権を持つ市長の財政の認識がこんな状況では、市の未来が明るくなるのは難しいと言わざるをえません。

	富岡市を元気に！子どもたちに明るい未来を！　富岡市議会議員　茂原正秀WEB-SITE

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