富岡市版 事業仕分け(2010年11月6日・7日開催)
《産業祭開催事業》についての主な質疑応答と、仕分け人による意見

・観光という点について、市外からの人はどのくらい来ているかのデータはあるのか
・『単に安いから来ているだけ』ということは、よくあるが?
 (市側の説明)特に安いことはない
・基本的に市民対象のお祭りと考えてよいのか
 (市側の説明)よい

・小学校とのタイアップや企画の連携はあるのか
 (市側の説明)ポスター・チラシくらい
・(市側の説明)商業観光部会は30店舗、電気料は使う場合1000円、出店料は無料
・(市側の説明)コストの6割はテントなどの設営費。平成16年に農業再が産業祭になった

・工業系は参加しているのか?
・富岡の産業を盛り上げようとするマインドが見えない
 (市側の説明)産業間の交流の場を提供する。情報交換の場を設けるという意味もある。
・マンネリになっているのでは? もっと積極的に利用する政策、課題が必要なのでは?
 
・テント、ブースの設営に期間があるので(富小の場合)、お金がかかっているのではないか
・本気でやるのなら、もっと人数や売り上げなど効果を測定すべきなのでは?
 (市側の説明)21年度は32店で136万円の売り上げ。1店あたり4万5千円。抽選会は910人が参加。
・1万円は実行委員会に入れてくれ、という発想はないのか? 

・税金を入れたお祭りで、売り上げは業者が持っていってしまうのはおかしいのではないか
 (市側の説明)千円ほどの品を2〜3点、提供してもらっている
・市民は富岡の特産品を知らないのか? 認知度は調査しているのか?(していないとの回答)
・産業祭、産業フェアは商談の場を含めて、全国的に売れるようにすることを目的としているのに?

・産業祭は、名前だけでも面白くなさそう。工業的なイメージが先行してしまう。
・よそから来てやってくれるという雰囲気がある。
・30店舗以外、市民が自分のクラフト、NPOなどの参加があってもよいのでは?

・「市民がどう思っているか」を調査しているか? 
 (市側の説明)抽選会のアンケートのみ
・競争力のある農業の育成、単に売って「はい、さよなら」では意味がない。どんなニーズがあるのか調べることも重要
・地域の産業を子どもたちに学んでもらう場

・(市側の説明)テントの設置・撤去で160万円
・市がやるのではなく、事業者の方でやってもらうべき
・あれもこれもではなく、何かに特化すべき。B1グランプリのように、特色のあるものが人気。


★結果★
仕分け人評価: 民活導入
市民判定人評価:不要


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