富岡市議会議員　茂原正秀（もはらまさひで）ウェブサイト　２０２４年６月

市議会だより第７７号表面第７７号裏面第７６号表面第７６号裏面第７５号表面第７５号裏面第７４号表面第７４号裏面第７３号表面第７３号裏面第７２号表面第７２号裏面第７１号表面第７１号裏面第７０号表面第７０号裏面第６９号表面第６９号裏面第６８号表面第６８号裏面第６７号表面第６７号裏面第６６号表面第６６号裏面第６５号表面第６５号裏面第６４号表面第６４号裏面丹生湖ひまわり畑富岡市の桜富岡市防災マップ防災マップ（地図面）防災マップ（情報面）

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		６月３０日（日） ①来週の日曜日が都知事選挙の投票日ですが、今回の選挙は、真剣に都政を考えている候補者よりも、単に目立ちたい、有名になりたい、選挙を使ってパフォーマンスをしたいというような方々のほうが多いように思えてしまいます。日本の首都である東京都知事を決める選挙が、お笑い番組の企画のような展開になっているのを見ますと、残念というより、『もう日本は終わりが近づいてきたのか？』というような気持ちにさえなってしまいます。政見放送も、文化祭のギャクのような候補者がかなりおられたように思えますが、その放送は公共の電波に乗せるべき内容であったのか疑問に思えてなりません。でも、こうした適切とは思えないような行動や活動が表に出てくる背景には、現在の日本の政治への不満や怒りがあることも間違いないでしょう。国民の生活など後回しで、自分の利益優先の政治家が多いように思えるような出来事や事件が多発しているのに、そのような政治家が選挙では当選し続け、政治は全く変わらず、国はどんどん衰退しているような状況を考えますと、不満を抱いて何らかの行動を起こすような人が現れるのも仕方ないのかもしれません。ヨーロッパの国あたりなら、今のような政治が続いていくなら、大規模デモが頻発してもおかしくないように思えますが、日本ではそうした行動につながらないことも、選挙が荒れている一因なのかも？ところで、選挙は、いろいろ言われていても、最終的には現職の小池さんが強いように思えます。蓮舫さんはどこまで票を伸ばして小池さんに近づけるのかというところでしょうが、蓮舫さんが小池さんを上回る票数になるのは、ちょっと難しいような気がします。また、元安芸高田市長の石丸さんが、ネット上では高く評価されているようですが、石丸さんもどこまで票を獲得するのかも、大変気になります。ネット上での勢いが、実際の投票につながるのかどうかも、多くの方々が興味津々なのでは？有権者の人口は高齢者が多く、さらに投票率も高齢者が圧倒的に高いことを考えますと、石丸さんのネット上での勢いがそのまま結果につながるのは難しいように思えますが、選挙はやってみなければ分かりません。来週の日曜日の結果は、東京都政だけでなく、これからの日本の国政にも大きな影響を与えそうです。ところで、新聞にドクター中松さんの選挙広告がありました。中松さん、９６歳ですか！大変な経歴と実力をお持ちの方で、この年齢で再度都知事選に挑むバイタリティには敬服いたします。
		６月２９日（土） ②明日で今年も半分が終わります。７月１日に、６月の出生数が明らかになりますので、明後日には富岡市で令和６年上半期に生まれた子どもさんの数が分かります。ちなみに、昨年の上半期は８４人で、令和５年全体ではほぼ倍の１６６人でした。今年の上半期の人数が分かれば、その２倍ほどが、今年の出生数になる可能性が高いと見れそうです。この出生数の減少は、私は今の富岡市の最大の問題と思っていますが、市の取り組みを見ていますと、『何が何でも少しでも改善できるように頑張ろう』という気迫が感じられません。今の富岡市の出生数の減少率は、全国の市の中でもワーストレベルなのですから、『非常事態宣言』を出してもおかしくないと思えるのですが、市長はあまりこの問題に注目が集まるのを望んでいないのかもしれませんが、危機感を示しません。しかし、この問題は、後になればなるほど、他市との差が開いてしまいますので、後手に回るということは命取りになることにつながるように思えますが？まずは、７月１日に上半期の出生数が確定するまで、ちょっと待ってみましょう。 ①地元の少年野球チームの試合の観戦に出かけました。これまでは全一ノ宮少年野球（おーるいちのみやしょうねんやきゅう）というチーム名でしたが、来年の４月から一ノ宮小が統合により『さくら小学校』となりますので、野球チームの方は先行して、『さくらJBC』になりました。ちなみに、JBCは、ジュニア・ベースボール・クラブの頭文字です。また、これがチームの旗です。『勇気一瞬　　後悔一生』という言葉に、気合を感じました。今日は、真夏のような天気でしたが、野球には夏の青空が似合います。久しぶりに少年野球の試合を見ましたが、どの子どもさんも全力プレーで、清々しい思いがしました。
		６月２８日（金） ②最近、部屋で椅子に座っていますと、腰や背中が疲れてしまうことがあります。また、ちょっと横になって本でも読みたくなることもあったので、その対策になりそうなものをネットで探していましたら、折りたたみ簡易ベッドが良さそうでしたので、試しに購入してみました。金額は１万円以下の品ですが、開いて横になってみましたら、寝心地も悪くなく、『これ結構いいね！』という感じです。重さは５ｋｇ弱ですので、畳めば片手で持ち運びできます。万一の災害時には、体育館などの避難所にこれがあれば、床に段ボールを敷いて横になるのよりも遥かに快適に眠れるように思えます。また、ソファーの代わりにもなりますので、金額の割には大変重宝な感じです。防災対策グッズとして、段ボールベッドのような品が最近よく使われるようですが、それよりもこちらのほうが、便利かもしれません。防災士の視点で、これから使い勝手をチェックしていきたいと思います。 ①歳を取っても住み慣れた自宅で最期まで過ごしたいという方々は多いと思われます。それを支えるのが、在宅介護を支える事業所やヘルパーさんですが、国が訪問介護の基本報酬を低く押さえているため、地方では事業所の廃止やヘルパーの人手不足が起きているという話を聞きました。富岡市の現状は、今のところは大丈夫なのでしょうが、これから先は介護保険が必要な高齢者数は増えていく中、ヘルパーのお仕事に就いていただける方の数が減っていけば、現在のような訪問介護サービスを受けられない人が出てくる可能性があるように思えます。私たちの世代が本格的に介護保険を利用することになりそうな１０年から１５年後くらいには、ヘルパーさんを頼もうとしても、人手不足で来てもらえないというのが当たり前になってしまうのかも？日常生活は自分で回せるくらいの体力と認知機能を末永く維持できるかで、人生の質が大きく変わってしまう時代が、もうすぐやって来そうです。
		６月２７日（木） ①昨日、NHKのクローズアップ現代を見ていたら、『デジタル小作人』という表現が使われていました。デジタル社会を支える基幹的なサービスの多くが、グーグル、アップル、マイクロソフトなどのアメリカの企業に支配されてしまい、日本はその多額の使用料を毎年払わざるを得ない状況を表した言葉です。また、巨額なデジタル収支の赤字幅は、近年の円安により、さらに大きくなり日本企業にとって大きな負担になっているとのこと。今日も１ドル１６０円を再び超えていて、今後の為替レートによっては、日本企業に追い打ちをかけるような展開になるのかもしれません。そうなれば、デジタル小作人というレベルではなく、デジタル奴隷に近づいてしまうように思えます。ドル円のレートは、おそらく今後も、円安の方向に進むのではないでしょうか。これからの日本の社会情勢や産業の競争力の低下を考えれば、円高にもどる要素は、ほとんどないように思えます。可能性が残っているとすれば、アメリカやヨーロッパ諸国の景気が悪化して金利が下がり、日本との金利差が大幅に縮まれば、円高に向かうのでしょうが、そう考えますと、市場介入で強引に円高にしたとしても、今のままではすぐにまた円安に戻ってしまうでしょう。いま空前のインバウンドブームで、東京に行けば外国人観光客ばかりのような感じです。でも、これは、かつて日本経済が好調で、海外旅行が大ブームとなり、世界のどこに行っても必ず日本人観光客がいると言われた時代の真逆が起きているということなのでは？つまり、今のインバウンドは、外国人にとって『信じられないほど何でも安い日本』ということが大きな要因ではないでしょうか。なので、あまり喜んではいられない状況と思えます。昔、固定相場制の時代、１ドルは３６０円でした。もうそのようなレートになることは、絶対にないと多くの日本人は考えていたと思えますが、もしかすると、私が生きているうちに、それに近いくらいのレートになってしまうこともあるのでは？そうなったら、輸入品はすべて値段が跳ね上がってしまうことになりますが、日本はどんどん貧しい国になっていくようで恐ろしいです。若い人に忠告したいのは、もしも海外に出かけたいのなら、早く行くべきかと思います。５年後、１０年後、２０年後には、今以上に海外旅行が高額になってしまう可能性がありそうですので。
		６月２６日（水） ①高崎駅に行きましたら、東口がポップな感じで雰囲気が変わっていました。高崎駅開業１４０周年の記念事業の一つのようです。高崎市は今でも群馬県内では際立った存在感がありますが、このまま進めば、兵庫県の神戸市、石川県の金沢市、愛媛県の松山市のように、県の名前を言わなくても日本中で分かってもらえる都市になれるように思えます。前橋市や太田市、伊勢崎市も活気はありますが、高崎市は一段突き抜けた感があります。まちづくりの戦略が優れているから、ここまで順調に発展したのでしょうが、現状をしっかり分析し、具体的にどのような事業を何の目的のためにするのかを明確にして進めなければ、地域は発展しないということを感じます。最近、市民の方々から、『このままじゃ富岡市は、甘楽町に抜かされてしまうよ』というご意見を頻繁にお聞きしますが、今の富岡市の状況を見ると、そう思ってしまう方が多いのは理解できます。私も個人的に、今のままでは、富岡市よりも甘楽町のほうが住みたいまちになってしまうような危機感を持っております。３月の予算特別委員会で、私が市長に、なぜスケートボードパークを整備するのかを尋ねましたら、その理由の一つとして、このような説明がありました。『今年、パリのオリンピックが開催される予定でございますけれども、ここでも日本人選手の活躍が期待されております。タイミングとして、最適な時期というふうに思っております』というものですが、これを伺って私は『市長は富岡市の財政状況が厳しいことを理解なさっていないのでは？』と強い懸念を抱きました。このような発想を市長がお持ちでは、甘楽町に置いていかれてしまうのは仕方ないのかもしれませんが、何とかしませんと本当に富岡市は大変なことになりそうです。
		６月２５日（火） ②昼前に製糸場に出かけてみました。今日の製糸場はこんな感じでした。お富ちゃんを久しぶりに見ました。現在は、このデザインのお富ちゃんがエースなのでしょうか？ ①今日は富岡製糸場が世界遺産登録されてから１０年目という記念すべき日です。１０年前はどんな感じだったのか、ちょっと記憶が曖昧でしたので、自分のこのホームページで確認してみましたら、こんな写真がありました。あの時の富岡市の盛り上がりは、すさまじいものでした。１０年後には今のような状況になっているとは、当時はだれも気がつかなかったかもしれません。しかし、世界遺産があるまちは少ないのですから、もうちょっと上手に地域の発展につなげたいところです。今後人口がどんどん減ることを考えますと、製糸場の維持管理費の負担が大きくなってしまう可能性があります。世界遺産を守るため、市民が大きな負担をしていくようなことは、何としても避けたいところです。ところで、今日の製糸場の入場者数は７２５人でした。最近は、平日は千人以下、土日祝日が千人を超えるという感じですが、少しでも回復できればいいのですが…
		６月２４日（月） ②夕方、もみじ平の野球場の周りを走りましたら、帰って来る時、夕焼けが見えました。梅雨の時期に、このような夕焼けが見えるのは、珍しいように思えますが？ ①先日、この映画を試写会で観ました。アフガニスタンで、現地の人々の生活を改善するために命がけで活動なさった中村哲医師の記録映画です。当初は医療活動に取り組んでいましたが、その後、貧困や飢餓を解決しなければこ、この地の人々は生きていけないと考え、医師でありながら命がけで用水路を引く工事の先頭に立ち活動に取り組んだ日本人です。映画を観ると心を揺さぶられます。本当にすごい映画です。この映画の上映会が９月１日に生涯学習センターで行われます。前売り券は１２００円で、私も何枚か預かっています。ご興味がある方はメールでご連絡いただければ、お届けいたします。
		６月２３日（日） ②明後日の２５日は、富岡製糸場が世界遺産登録されてからちょうど１０年目とのことです。オリジナルうちわと製糸場とコラボしたパンがもらえるそうですので、時間がありましたら、出かけてみてはいかがでしょう？ ①昨日開催された『安中・同志社新島講演会』について触れたところ、複数の市民の方から情報をお寄せいただきました。同志社大学の総長をなさった群馬町出身の住谷悦治さんという方がおられて、そのご親戚という方からメールをいただきました。また、新島学園は県内の吾妻や北毛だけでなく、長野県や埼玉県からも通学する生徒さんがおられるそうです。公立高校では考えられないエリアの広さですが、富岡市は少子化対策があまり機能せず、県内１２市の中では出生数の減少率がワーストワンで、今後市内の中学校の小規模化が加速することを考えますと、これから市外の私立中学校を選ぶ子どもさんが増えていくように思えます。特に新島学園と農大二高中等部には、かなりの数が、富岡市内から流れてしまうのでは？そうなると富岡高校と富岡実業高校にも、大きな影響が出ざるを得ないでしょう。財政状況も悪化するばかりで、そんな状態でも、新たな事業はスケートボードパークと新野球場、中高瀬観音山遺跡歴史公園などの施設整備を行いたいというのが、榎本市長のお考えでしたが、時代にマッチしていない市政の進め方と思えてなりません。行政経験ゼロで、いきなり市長になったので、仕方ないのかもしれませんが、もう少し富岡市の現状と長期展望、さらに財政についての正しい認識を持っていただけませんと、富岡市は衰退のまちワーストワンが確定してしまうように思えます。ご本人は自分の市政の進め方に絶対の自信をお持ちで、これを進めればスローガンの『住みたいまちナンバーワン』になれるとお考えのようですが、冷静に考えることも必要なのでは？現在の富岡市の状況は明るい展望が持てるようなものとは思えませんが、議会の中も楽観的というか危機感が欠如しているように見えます。まさに『ゆでガエル』現象の真っ只中にいるように思えますが、そうならなければいいのですが…
		６月２２日（土） ①昼過ぎ、新島学園で『安中・同志社新島講演会』というイベントが開催され出かけました。新島学園出身で同志社大学OBの方から、安中市と同志社の連携協定イベントが行われることを教えてもらい、行ったような次第です。会場には、大学の総長の先生もおられて、名刺交換をしながら、ご挨拶もさせていただくことができました。また、講演をなさった百合野先生は、商学部で私の１０歳ほど先輩にあたる方で、さらに大学時代にゼミでお世話になった石井先生（後に流通科学大学の学長をされた日本のマーケティング学会の大御所）とも仲が良かったとのことで、わずかな時間でしたが、楽しくお話ができました。今日は、あくまでも安中市のイベントというかたちでしたが、意外な展開になり、すごく記憶に残りそうな一日になりました。また、会のはじめに新島学園の聖歌隊のみなさんの歌とハンドベル演奏がありましたが、すごいレベルが高く驚きました。心が洗われるような歌には、みなさん感動なさったと思います。また、来年、同志社大学は創立１５０周年を迎えますので、その記念バッジもいただきました。二つもらいましたので、一つは自分用で使い、もう一つは商学部の２５学年後輩のカズレーザーさんか、同級生で森永製菓社長の太田さんにでも送ってみたら、また何か、新たな展開があるのかも？伝手になりそうなものは何でも使うというのが、私のモットーですので。
		６月２１日（金） ②市内の大型スーパーのフレッセイそばにある建物に本屋さんがオープンしたとのこと。昔からの知り合いの娘さんが、そのお店をやっていると伺いましたので、今日、出かけてみました。すごく中は、オシャレな雰囲気の本屋さんでした。『本と雑貨クリオ』（←リンクでサイトをご覧ください）というお店です。 ①午前１０時から議員全員協議会が開かれました。その中の質疑での市長の発言に思わぬ内容がありました。会議録で確認しませんと、正確な言葉や表現はあいまいですが、『議会から無駄遣いをしないよう指摘されたので、これからは予算編成の方針を根本的に見直す』という旨を述べられました。先日の一般質問で、富岡市の財政調整基金残高は、県内１２市ではダントツの最下位で、村の規模程度という悲惨な状況になる見込みであることを私は取り上げましたが、さすがにこの状況は適切ではないと市長もお感じになられたのかもしれません。来年度の予算編成からは、歳出の削減を重点課題として進めるようなお話でしたが、そうするのならその前に、今年度から開始する中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備も凍結すべきかと思えますが？大多数の市民が望んでいないと思われる巨大公園をこれから整備するために、本当に市民のみなさんが必要としている事業に、予算が回せなくなるというのでは、あまりに残念な予算編成ということになり兼ねません。しかし、スケートボードパークと新野球場の整備を中止したので、これで中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備も中止にすれば、市長としてのメンツがつぶれてしまうので、そこは絶対に譲れないということになるのかもしれません。長期的展望を持って財政状況も考えながら予算編成を進めたなら、広大な面積で多額の整備費用がかかる中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備など、絶対にあり得ない事業ではなかろうかと思えます。でも、この整備については、はっきりと『中止すべき』と声を挙げている議員は私くらいしかおらず、明確に賛成も反対も言わない議員が圧倒的多数です。そのようなことから、中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は、これから市の財政が大変な状況を迎えることは確実ですが、９９％以上の可能性で進んでしまうように思えます。この巨大公園の整備は、富岡市の財政に、メガトンパンチ級のダメージを与えるのはほぼ間違いないのでは？市長は、公共施設の削減をしなければならないと言いながら、一方では巨大公園の整備を進めるというのですから、あまりにも整合性がない考え方と思え、私には訳が分かりません。もしかすると、ご自分のなさっていることが整合性に欠けていることさえ、気がつかないのかもしれませんが、そのようなお金があるのなら、若者人口を増やして、少しでも少子化に歯止めがかかりそうな事業にお金を回すべきなのでは？『住みたいまちナンバーワン』ではなく、『衰退の街ワーストワン』へどんどん向かってしまっているのでなければいいのですが…
		６月２０日（木） ①ヤマビルの特徴について、大変わかりやすく書かれていた『みょうぎアレコレ通信』のデータを、今日、ビジターセンターから送っていただきました。昨日は、チラシを写真撮影したものでしたので、いまひとつ見づらかったため、今日お願いしてもらいました。（写真をクリックすれば、大きな画像で見ることができます）また、農政課でヤマビルについて伺ってきましたら、かつでヤマビルは、妙義山にしかいなかったのが、近年は妙義町だけでなく、丹生や南蛇井、野上などの地区に広がりつつあるとのことです。その原因は、シカなどが人家があるエリアまで下りてくるようになったことが関係しているようです。おそらく、シカがヤマビルも連れてくるというところなのでは？また、ヤマビル対策の薬剤スプレーが市販されていて、農政課では右のほうのスプレーを猟友会のみなさんにはすすめているとのことでした。抜本的なヤマビル対策はなさそうですので、日陰の湿っているようなところや、草が生い茂ったようなところに入る時には、服装に注意して、このスプレーなどを使うくらいしかないのかもしれません。今までヤマビルがいなかったエリアでも、これからは現れる可能性がありますので、ご注意ください。ところで、話は変わりますが、妙義の菅原地区に本日の夕方、クマが現れたとのこと。県のクマ出没マップをチェックしましたら、こんな情報がありました。青い丸印がある箇所ですが、ポスティングで何度も出かけたことがあるところですので、驚きです。今年はクマの出没は、回数が多すぎるように思えますが？これまでよりも対策を強化する必要があるように思えますが？
		６月１９日（水） ①今日、妙義町の某所で、１０名弱の方々とお話をする機会がありました。その場で、ヤマビルにかまれた話になり、私はかまれたことがないという話をしましたら、『え、ないんですか？』と逆に驚かれてしまいました。妙義地区では、ヤマビルにかまれるのは比較的普通のことのようです。また、ヒルは、木の上から人に向かって落ちてくるというイメージがありましたが、それも間違いで、湿気が多い落ち葉の下などにいて、人が来たことがわかると、素早く動いて、かみつくとのことです。今日、ヤマビルの特徴と対策について詳しく書かれた印刷物をいただきました。『みょうぎアレコレ通信』というタイトルで、妙義ビジターセンターにいらっしゃるスタッフの方の手作りチラシでした。その中の重要な情報をピックアップします。１：ヤマビルは１分間に１ｍほどの速さで移動できる。２：ヤマビルは皮膚が強いので、足で踏んでも死なない。３：かまれると、そのあとはしばらく血が止まらない。そして翌日からすごくかゆくなる。かまれてしまったときの対応としては、患部をつまんでできるだけ血を押し出し、可能なら洗うとよろしいようです。詳しい情報は、『みょうぎアレコレ通信　vol.１０』をクリックしてご覧ください。また、お隣の安中市では、ヤマビルの被害を防ぐため、ヤマビル駆除薬剤を散布しているというお話も、そこで伺いました。妙義町にお住いの方にとっては、ヤマビルは大変悩ましい問題のようですので、この件につきましては、これから調査して、可能ならば当局に対応を求めてまいりたいと思います。
		６月１８日（火） ①今年の３月定例会の一般質問で、高齢者の方々が愛タクの電話予約がなかなかできずに困っている件を取り上げました。私はその打開策として、予約開始日だけは、例えば８５歳以上のような年齢の方の電話予約優先日にして、２日目からは全ての方々が電話やLINEで予約できるような方法を導入してはどうでしょうかと提案しました。それに対して当局からは、市民を信用していなと思われるような回答があり、私としますと非常に残念な思いがしたのですが、会議録を引用しますので、ぜひご一読ください。 ↓（ここからが会議録の引用） ◆１７番（茂原正秀）　愛タクについての質問に移りますが、例えば、予約が開始できる最初の日だけでも交通弱者の方々だけの優先電話予約日にして、２日目から通常の予約を開始すれば、現在電話の予約しかできず、予約が取れない高齢者の方々を救済することになるかと思いますが、そうした方法の導入は難しいのでしょうか。 ○議長（佐藤信次）　企画財務部長。 ◎企画財務部長（横地正文）　ご提案いただきました方法につきましては、電話をかけてきた相手の方が交通弱者に該当するか否かの確認作業が非常に難しいと思われます。電話受付の現場でこの確認作業に時間を要することとなれば、ますます電話がつながりにくい状況となってしまうことは想像に難くございません。また、交通弱者でない方が代理で予約を行うことを想定した場合の対応方法も解決が難しいと思われます。現在実施しております車両スマホ教室を引き続き実施いたしまして、これまで電話予約を利用していた方々が専用アプリやＬＩＮＥでの予約に移行していただけるよう推進してまいります。誰でも利用することができる公共交通機関としての愛タクに、今以上の高齢者対策を求めることは困難であるという状況をご理解いただきたいと存じます。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　では、例えば、予約開始日の電話予約は８５歳以上の市民だけを対象にしたとすれば、その日の予約を受けるときに、８５歳以上の方であるかを電話口で確認する程度のことでも難しくてできないということなのでしょうか。 ○議長（佐藤信次）　企画財務部長。 ◎企画財務部長（横地正文）　対象年齢であるか否かを確実に確認することが、短い電話のやり取りだけでは不可能であると申し上げているものでございます。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　例えば、お客様は８５歳以上ですかと伺って返事をしてもらうなら５秒もあればできますが、その程度のことさえ不可能ということなら、なぜ不可能なのか理由をお聞かせください。 ○議長（佐藤信次）　企画財務部長。 ◎企画財務部長（横地正文）　電話で年齢を聞くだけでは、たとえ虚偽の回答があったとしても、それを見抜くことができないからでございます。このような理由によりまして、適正な事務処理ができないということは、誰の目にも明らかでございます。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　今の部長のご答弁に、私は強い疑問と違和感を持ちました。先ほどの例で、８５歳以上しか電話予約ができない日に誤ってそれ未満の年齢の人が電話をしてしまうということはあるかもしれませんが、年齢の確認をした段階で私は８５歳以上ですと、うそを言うような市民はいません。絶対。なぜ市民を信用しないのでしょうか。ただいまの部長の答弁は、市民の皆さんに対して大変失礼な内容だと思います。　では、市長にお伺いしますが、富岡市民はそんなことでうそを言うような方はいないと私は思っておりますが、市長は部長と同様、富岡市民は虚偽回答をする人が多いと思われるので、電話口で回答することは不可能とお考えなのでしょうか。 ○議長（佐藤信次）　市長。 ◎市長（榎本義法）　電話予約では、正確な年齢を判断することはできないと考えております。また、８５歳以上に限定して優先的に予約を受け付けるといった年齢による特別な対策を講じることは、公平性の観点から実施するつもりはございません。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　今のご答弁にもちょっと耳を疑いました。市長も富岡市民は１００円の愛タクの予約で、うその年齢を言うような人がたくさんいるとお考えのようですが、なぜ市長もそこまで市民を信用しないのでしょうか。　また、先ほど年齢による特別な対策を講じることは公平性の観点から実施しないとのことですが、市長は世の中で行われている様々な高齢者を優先したり優遇するサービスも公平性の観点からおかしいとお考えなのか、私にはちょっと理解できません。９０歳以上で最も愛タクを利用してもらいたいような方々が乗りたくても乗れないという状況になっているのですから、そうした人の特別な対応をしても公平性の観点でおかしいなどという市民は絶対に私はいないと思います。もっと血が通った対応を市長はすべきではないでしょうか。（引用終わり）これを読んで、みなさんはどう思われるでしょうか？ちょっとした工夫をすれば、お金などかけずに、多くの市民の方にとって便利な愛タクにすることができるかと私には思えるのですが…？
		６月１７日（月） ②急に暑くなり、体調がいまひとつの方もおられかもしれません。私も、この数日、胃腸の働きが衰えているような感じになっております。普段と異なることが起きますと、その原因をつい分析したくなってしまう性分なのですが、ちょっと考えましたら、暑くなったので水分補給を増やした方がよいと思い、それが過剰な水分摂取になってしまったことが一因のように思えます。最近は熱中症予防が叫ばれ、暑い時はできるだけ多くの水分を摂取したほうが体にいいようなイメージがありますが、これも限度を超えれば、体に悪影響が出るのでは？明日から水分補給には、ちょっと慎重になろうかと思います。もちろん、喉が乾いたら、その時は飲みますので、一気に大量の水分補給はしないように気をつけるという意味です。 ①スケートボードパークと新野球場の整備に関する予算は、先日、減額されることが決まりました。そうなりますと、現在の富岡市で心配な『財政調整基金の残高』は、これからどうなるのかということですが… 今年度の当初予算では、年度末に財政調整基金残高は１７億円ほどまで減ってしまう見込みでした。この額は、県内１２市ではダントツの最下位で、村のレベルですが、６月定例会の一般質問で２つの施設整備を中止することで基金残高はどれくらい増えるのかを確認しましたら、７６００万円ほど増えるので、年度末の見込みは１８億円ほどになるとのことでした。『野球場の整備を止めても、この程度しか基金は増えないの？』と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、野球場の整備は、総事業費が一体いくらになるのか予想できない状況で進めることが、９人の議員の賛成であの時決まってしまいましたので、おそらく野球場の整備を続行すれば、来年度以降の財政調整基金取り崩し額は、かなりの額に膨れ上がったことは確実でしょう。なので、野球場の整備計画を止めることができたのは、富岡市を財政逼迫から救ったことになるように思えます。今の状況ですと、今年度末の基金残高は１８億円ほどになる見込みですが、この額ですと、お隣の甘楽町や下仁田町の残高と同程度か、もしくはちょっと少ないかというレベルです。県内１２市の中で見ますと、人口規模が近い沼田市の半分以下、みどり市の４分の１以下というところになるのではないでしょうか。榎本市長は、財政調整基金を軽視していて、富岡市は１３億円ほどあれば、とりあえずは問題ないというお考えを持たれています。しかし、人口が１５００人弱の南牧村が１１億円ほどの基金残高を維持しているのに、その３０倍の人口の富岡市が、１３億円で大丈夫という榎本市長の考え方には、私は大きな疑問を抱いております。残念なことに、議会も半分強の議員が、市長と同じようなお考えをお持ちのようですので、これから富岡市は、財政面で大変難しい問題が生じてしまう危険性があるように私は感じております。健全財政を重視する議員側からすれば、市長と予算に賛成した９人の議員さんの考え方は、全く理解できないのですが、議会は最終的には過半数で決まる世界ですので、これから市の財政が傾くようなことが簡単に進んでしまう危険性があるのかもしれません。
		６月１６日（日） ②数日前から、旧Twitterで、富岡市関連の情報を写真や動画で紹介する活動を始めましたが、今日から、英語バージョンのTwitterにもちょっとチャレンジしてみました。驚いたことに、英語バージョンのほうが、アクセスが多いように思えるのですが、外国人で見てくださる人が結構いらっしゃるということなのでしょうか？妙義ビジターセンターで桜が舞う時期の動画がありましたので、英語バージョンTwitterにアップロードしましたが、お時間ありましたら、ご覧ください。桜が満開の妙義ビジターセンターの動画その１桜が満開の妙義ビジターセンターの動画その２ ①今日、新型コロナワクチンに関するお話を聞く機会がありました。死亡が接種との因果関係を否定できないとして国の予防接種健康被害救済制度で救済認定されるケースが増えていますが、６月１０日時点の最新のデータでは、６１８人が死亡一時金の対象となったとのことです。富岡市内でもおられますが、この人数を見ると、新型コロナワクチン接種は、慎重に考えたほうがよろしいように思えます。特に、若い人たちや子どもさんは、先の人生が長いのですから、慎重すぎるくらいの姿勢で判断なさったほうがよろしいのでは？ワクチン接種で亡くなるところまではいかなくても、重篤な後遺症で普通の生活ができなくなってしまったという方々は、死亡者数よりも遥かに多いのでしょうから、そうしたことも、接種をするかしないかの判断材料にすべきでしょう。一般的な薬やワクチンで、数百人もの死者が出れば、社会的な大問題になるはずですが、なぜかコロナワクチンについては特別扱いされているように思えます。大半のマスコミは、ニュースとしてほとんど取り上げません。しかし、大谷選手の試合の情報よりも、こちらのほうが国民の生命に関わることで重要なのですから、もっと積極的に報道してほしいところですが、マスコミのスポンサーが大手製薬会社であることも関係しているのだとしたら、非常にマズいことと思えます。これからは、大切な情報は、自分から集めに行かないと得られないような時代になるのかもしれません。
		６月１５日（土） ①甘楽町文化会館で曹洞宗の講演会が行われ、出かけました。ちなみに我が家の菩提寺は一ノ宮の三会寺で、曹洞宗です。受験では世界史を選択したことで、いまひとつ日本史は詳しくはないのですが、鎌倉時代の道元が開祖ということは記憶にあります。ネットで曹洞宗について調べましたら、『曹洞宗は、ひたすら坐禅を組むことで仏に近づくことを教えとする宗派です。坐禅を手段として特定の目的を達成するという意図はなく、坐禅をすること自体が重要であると考えているのが特徴です』という説明がありました。今日は座禅の仕方を解説したリーフレットをいただいただけではなく、会場でも実際のやり方の解説もありました。また、栃木県足利市の明林寺のご住職で、大本山永平寺副監院もなさっておられる西田老師のご講演は、とても心に残るお話で感動しました。人は命が尽きるとき、『自らの死を受け入れる能力がある人と、ない人に分かれる』とのこと。そのことについて、『なるほど』と思えるお話をしていただきました。大変勉強になりました。これから、座禅を組むことも日々の暮らしに取り入れてみようと思います。また、ハヤブサ消防団で重要な舞台となった菅原の陽雲寺も、曹洞宗であることを初めて知りました。
		６月１４日（金） ②午前中で、議会が終えましたので、昼食は元の妙義青少年自然の家で営業しているお店に、カレーを食べに出かけました。ここのお店には以前一度出かけ、その時お店の写真などを私のホームページで紹介しましたが、話が盛り上がってしまい、カレーの写真を撮るのを忘れてしまったため、再度伺ったような次第です。これがここのお店の『極楽カリー』です。普通のカレーとは見た目がかなり違いますが、珍しい食感でとてもおいしいです。この極楽カリーは、鎌倉の人気店のカレーです。妙義山の麓で、鎌倉のカレーを食べるというのも、意外性があってよろしいのでは？カレー好きの方は、一度お出かけください。その後、妙義ビジターセンターも回りました。昨日から、富岡市の情報を紹介する旧Twitterを始めましたので、職員さんに確認した上でセンターの中の様子を動画で撮って、アップしました。動画はこちらから写真よりも動画のほうが情報量が圧倒的に多いので、これからは旧Twitterもできるだけ活用したいと思います。 ①今回の定例会から日程が大幅に見直されましたので、６月定例会は今日が最終日で、議案の採決が行われました。また、追加議案として、急遽中止が決まったスケートボードパークと新野球場の整備に関する予算を減額する補正予算が提案されました。３月の今年度予算案の採決で反対した８人の議員は、喜んで補正予算には賛成することは確実でしたが、あの時に賛成した９人の議員はどうなさるのか、興味を持って見ましたが、９人のうちの1人が反対しただけで、大多数は賛成しました。話がややこしくなってしまいますが、富岡市の財政状況が非常に厳しいことが分かっていたのに、スケートボードパークと新野球場の整備に賛成した９人の議員は、もしも筋を通すのなら、その２つの整備の中止には反対しなければならないと思われますが、1人しか反対しなかったということです。予算案に反対した議員側からすれば、『市長がつくると言えば、それに賛成し、止めると言えば、それにも賛成するという議員が多数いる』ように見えてしまい、これは議会として非常に危険というか問題があるように思えました。議案の内容が、市民の暮らしや市の未来にとってメリットがあるのかという視点ではなく、市長が決めた方針だから忖度して賛成するというようなことが背景にあるのでしたら、行政のチェック機関の議会としては、大問題ではないでしょうか。また、今年度の予算は、財政調整基金を大幅に取り崩し、年度末の残高は１７億円ほどになる見込みですが、この額は、先日も紹介したように、村のレベルの残高です。財政の基本的な知識がある議員ならば、この予算は絶対に賛成できるような内容ではないと私には思えますが、なぜ９人もの議員がそれには目をつむって賛成したのか、非常に不可解な印象を持ちました。そして、今日は、市長が減額する予算案を提案すれば、市長と足並みを合わせるように、減額に賛成というのでは、どういう考えで議員活動をなさっているのか、謎は深まるばかりという印象です。ちょっと懸念しているのは、市長はスケートボードパークと新野球場の整備は『一旦中止する』という表現を使っていることです。これでもしも、どこかの段階で、『やはり整備しよう』と再度方針変更があったら、またその議員のみなさんは、おそらくそれにも賛成するのでしょうが、それでは市民の利益を考えているのではなく、市長のことを考えているだけの議員になってしまうように、私には見えてしまいますが？市長と仲良くする議員が、良い議員と思っているのかもしれませんが、それでは『市長にとって都合の良い議員』にしかなれないように思えます。市長が考える事業が、市民のためにならないのなら、それに反対するのが、チェック機関の一員である議員の役目のはずです。財政に関する市長の認識は深いとは思えませんので、議会がしっかりしなければならないのに、その議会も財政のことがよく分かっていない議員が多数では、富岡市の行く末は…心配です…
		６月１３日（木） ①午後、富高の同窓会役員会が開催され出席しました。正門から中に入ると、このような懸垂幕がかかっていました陸上競技部も全国大会出場とのことですが、以前、北部運動公園の陸上競技場で、練習していた富高陸上部のみなさんと話をしたことがあります。『陸上部の先輩で、アジア大会の１０種競技で優勝した人や、ロサンゼルス五輪の走高跳び、バルセロナ五輪の４００ｍハードルに出場した先輩がいることを知ってますか？』と尋ねましたら、『そんな先輩がいたんですか！』との答えでした。陸上部の後輩に当たる生徒さんたちも知らないというのは、ちょっとショックでした。時の流れとともに偉大な先輩の活躍も、すべて忘れ去られてしまうとなると、寂しいものを感じます。全ての生徒さんに伝えるのは難しいにしても、せめて自分が所属する部の先輩方の大きな功績くらいは、後輩へと語りつないでもらいたいと思います。また、富高の陸上部以上に、かつての富岡東高時代の陸上部も輝かしい歴史を持っています。私が大学生の時、西日本出身で高校時代に陸上競技をしていた人から、『富岡東高校の陸上部はすごい』と、よく言われましたそうしたことも、現役の陸上部のみなさんに知ってほしいものです。ところで、６月１日に、富高の文化祭がありましたが、入場者数は２７００人（昨年は２３００人）で大盛況だったとのお話を、校長先生から伺いました。富岡駅からシャトルバスを２台走らせたそうですが、それでは間に合わなかったので、来年からは３台にするとのことです。私は用事があって行けませんでしたが、活気あふれる文化祭になったようで嬉しい限りです。また、会議の中で、この講演会のチラシをもらいました。関心がある方は、ぜひお出かけください。
		６月１２日（水） ②旧Twitterは、これまで見る専門でしたが、富岡市の情報を市外のみなさんに知っていただくため、新しくアカウントを設けました。ハヤブサ消防団のロケ地になった場所なども、写真や動画で発信しようと思っています。今日、菅原で消防団の詰所になった建物と、お寺に出かけて、動画を撮影してきました。写真と動画を中心にして、文章は短めにしていこうと思っております。試しに、ご覧ください。こちらをクリック ①私は毎回、一般質問をやるようにしておりますが、一般質問を行っても、その内容を市民のみなさんに知っていただくのが難しい状況です。なので、市のホームページに掲載されている会議録で、重要な部分を引用して、私のホームページを見てくださる方々には、内容を伝えたいと思います。今日は、３月定例会で取り上げた中学校の再編計画についての、質問と答弁を紹介いたします。 ★★★（以下、市の会議録より引用） ◆１７番（茂原正秀）　ただいまの質問を、詳しいデータを示した上で、最後に再度質問させていただきます。　仮に令和５年に小学校の校区ごとに生まれた子供が全員、令和１８年に市内の中学校に行くという前提で計算しますと、２つの中学校になっていた場合は、富岡中学校が７１人で、もう一つの中学校が９５人となる見込みです。この人数から市外の私立中学校に進学する子供や、普通学級以外に進む子供の数を引きますと、富岡中学校が２クラス、もう一つの中学校は３クラスというところではないでしょうか。市の計画では、これから西中学校と妙義中学校は２回統廃合を行い、学校名や校歌も校章などもその都度変わりますが、もしも十数年後に市内の中学校を最終的に１校にまとめざるを得ないような状況まで生徒数が減れば、僅か十数年の間に、西中学校と妙義中学校は３回、南中学校、富岡中学校、東中学校、北中学校は２回の統廃合をすることになり、膨大な準備や統廃合に関する仕事が生まれてしまうことになると思います。　そこでお伺いしますが、今の出生数の傾向を見ますと、近い将来１校に統合せざるを得ない可能性が高そうですので、どこかの段階で市内全ての中学校を富岡中学校にまとめたほうが、圧倒的に事務作業量も減りますし、地域も混乱が少なく、極めて合理的な考え方と私には思えますが、市長は今の計画どおりに進めたほうが合理的で適切と考えているということでよろしいのでしょうか。 ○議長（佐藤信次）　市長。 ◎市長（榎本義法）　富岡市立小・中学校適正規模・適正配置基本計画につきましては、児童生徒数の推計に加えて、通学に係る地理的な要因、学校施設の現状や更新時期、保護者や地域の皆様から寄せられたご意見など、総合的な視点で策定しているものでございます。再三申し上げておりますとおり、今後の社会情勢の変化によりましては検討が必要になる場合もございますが、子供たちにとってのより望ましい教育環境を実現するため、本基本計画を進めてまいりたいと考えております。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　今後のことではなく、今市長は、私が述べたどこかのタイミングで富岡中学校１校にまとめるのと、これまでの市の計画どおり細かい統廃合を繰り返すのとではどちらが合理的で適切とお考えなのか、全市民が理解できるよう明確にお答えください。 ○議長（佐藤信次）　市長。 ◎市長（榎本義法）　一貫して申し上げておりますとおり、子供たちにとってより望ましい教育環境を実現するためには、本基本計画に沿って進めることが適切であると考えております。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　今、学校再編計画は、市内の６つの中学校を２校に統合し、さらに１１ある小学校を４校にまとめるという内容です。しかし、各地区からそれを求める声が出て統廃合を進めるというものではなく、昨日の田村議員さんの一般質問によると、学校施設の在り方に関わる地区別意見交換会において、基本計画を策定した庁内検討委員会の委員長さんが、公共施設等管理計画では、公共施設の総面積を４０％減らすことを目標としている。学校施設を統廃合していかなければ富岡市が成り立たなくなってしまうと発言したそうです。こうしたことから、この計画は子供たちの教育環境をよくするためにという目的もあるのでしょうが、スタート時点の大きな目的は経費削減であることは間違いないと思われます。常識的に考えれば、小学校がなくなれば地区の衰退が加速するのは確実なのですから、小学校は極力そのまま残して中学校だけをまずまとめるのではないでしょうか。しかし、それでは中学校を数校減らすしかできませんので、もっと経費を削減するために、小学校７校、中学校４校を廃校にして１１校を減らす大規模な統廃合計画にしたのではなかろうかと私は推測しております。小学校の統廃合に関しては２件目の質問でこれから取り上げますが、中学校の統廃合につきましては、令和３年と令和５年に市内で生まれた子供が中学生になるときは１５０人ほどになることを考えれば、２つの中学校に統合しても、どちらも２クラスから３クラスにしかならないのですから、富岡市内の中学校を魅力的な学校にするためにも、１つの学校にまとめることを早く決断すべきではないでしょうか。そうしませんと、市外の私立中学校に進学する子供さんが増えたり、最初から子育て世代の方々に住んでもらえないような富岡市になってしまう可能性が高くなるように思います。　皆さん御存じのように、富岡市の出生数は２０１１年が３６０人でしたが、２０２１年は１６７人と５４％も減ってしまいました。同じ期間の国の減少率はマイナス２３％、群馬県の減少率はマイナス２８％ですので、富岡市のマイナス５４％は極めて深刻な数値です。もちろんこのマイナス５４％は県内１２市ではワースト１位で、全国８００ほどの市の中でもワーストのかなりの上位グループに入っていると思われます。この状況を打破するには、小学校は地区を衰退させないためにできるだけ残し、中学校は活気のある大きな学校にまとめ、さらには現在市内に２校ある県立高校も、将来的には１校になってしまうのかもしれませんが、魅力的な高校として存続してもらえるよう、学校については戦略的、総合的に考え直す必要があると思います。この計画を立てたときの年間出生数を維持できていたのならば、この計画は意味のあるものだったのかもしれませんが、残念ながら富岡市の少子化対策があまり機能せず、一気に２００人を大きく割り込んでしまったのですから、中学校の再編計画に見込み違いが生じてしまったのは仕方ないとも思えます。しかし、令和６年、令和７年の市内の出生数がもしも１６０人ほどのままで増える兆しが現れないのでしたら、その段階で市内の中学校は１校にまとめる方向に計画を変更すべきではないでしょうか。そうしませんと、無意味で時間とお金の無駄にしかならない統廃合を繰り返すだけのように思えます。昨日の田村議員さんの一般質問の答弁でも、市長も教育長も何が何でもこの計画を進めたいという強い思いが感じられましたが、冷静に考えれば、市の計画どおりに中学校を２校にまとめても、またそのすぐあとに１校にまとめる統合をしなければならない状況にあるのですから、もっと合理的に考えていただきたいと思います。 ★★★（引用はここまで）富岡市の中学校の統廃合計画は、２校にまとめるものです。しかし、富岡市の少子化のスピードは全国の自治体の中でも極めて速いような状況で、今のままでは、何度も統廃合を繰り返して最終的に２校にまとめても、どちらも２クラスか３クラスの規模の学校にしかなれない可能性が濃厚です。そのようなことから、今の再編計画では富岡市の出生数の減少に対応できないと思えますので、どこかの段階で１つの中学校にまとめる方向に変更すべきではなかろうか。そのほうが合理的、というのが私の考えです。
		６月１１日（火） ②２０２５年には、高齢者の１５．４％（５６４万人）は軽度認知症となり、１２．９％（４７１万人）は認知症になってしまうとのことです。ちなみにこれは厚労省が発表したデータですので、信憑性は高いと思われます。両方を合わせますと１０３５万人になります。全国民の８％ほどが、認知機能に問題があるということになりますが、これは大変なことです。今は、まだ、必要な人は介護保険のお世話になれるのでしょうが、スタッフ不足が深刻という話をあちこちで聞きますので、おそらく私たちの世代が本格的に介護保険の世話になるときには、人手不足で十分な対応をしてもらえない可能性もあるのでは？どちらを見ても、日本は問題だらけのように思えます。でも、国会議員の先生方は、そんな国民の切実な問題にはあまり関心がなさそうです。日本がどんどん衰退しているのは、国民のせいではなく、国会議員が怠慢だからと思えます。わずか３０年前までは、世界屈指の技術力、経済力を保持していた日本が、今や『並の国』になってしまったのは、世襲政治家と有名人が多数の停滞した国会が原因と見ることができるのでは？でも、それも国民が選挙で選んで、どんどん衰退しているのですから、最終的には国民の責任ということになりますが… 話が脱線しましたが、これからは介護保険のお世話になるのが、どんどん難しくなるのは間違いありません。なので、認知機能を維持することが、とても重要ということになりそうです。 ①昨日、庁舎の話を記しましたが、お隣の安中市でも新庁舎の建設をするとのこと。２０２６年に完成の予定で、基本設計時では概算５８億円であった総事業費が、２７％アップの７４億円になるとの見込みなのだとか… でも、おそらく最終的には、ここからさらに２割くらいは上がってしまい、『こんなはずではなかったのに』ということになるような予感がします。公共事業は、最初に見込んだ事業費で整備が終わることなど、ほとんどないように思えます。それがなぜだかは分かりませんが、事業に取り掛かりやすくするため低い金額を示し、議会が可決して工事が始まって中止することができなくなったら、『原材料費と人件費の高騰』を理由に、事業費が何割も増えてしまうというのが、よくあるパターンです。なので、事業費総額を予定通りの額で押さえるには、７割くらいの予算で済む建物にしなければ、最終的には大幅に超えてしまうのではないでしょうか？安中市の新しい庁舎の総事業費が最終的にいくらになるのかは予想できませんが、もしも現在見込んでいる７４億円で済めば、それは奇跡に近いことと言えるのかも… ちなみに、富岡市が整備を進めようとしている中高瀬観音山遺跡歴史公園は、総事業費が今の原材料費や人件費ベースでいくらになるのかは、当局から説明はありません。もしも、２０億円、３０億円というような金額が示されたら、私はそれだけで、『今の市の財政状況では負担が大きすぎるので、先送りすべき』と、反対するつもりです。
		６月１０日（月） ②富岡市の財政調整基金残高は、このままでは県内１２市の中ではダントツの最下位になることを耳にした市民の方から、ご意見をいただきました。『新庁舎を建設したのは数年前でしたが、そんなに市の財政が苦しいのなら、なぜ新国立競技場も手掛けた日本を代表する有名な建築家に設計を頼み、ガラス面が多いデザイン重視の一般的な庁舎からかけ離れたような建物にしたのでしょうか？　もっと普通の庁舎にして、建設費用を減らすべきだったと思います』という内容です。その時は、世界遺産登録前後で、世界遺産のあるまちにふさわしい庁舎という考え方が強かったのかもしれませんが、いま振り返れば、身の丈に合わない買い物をしてしまったというところではないでしょうか。おそらく一般的な箱型の庁舎にすれば、簡単に数億円は建設費を圧縮できたと思います。また、これからの修繕や管理の費用も考えれば、オシャレな外観重視の建物にしたため、負担がかなり大きくなる可能性もありそうです。『世界遺産があります。有名な建築家が設計した洗練されたデザインの庁舎もあります。でも、財政調整基金残高は村のレベルくらいしかなく、これから猛烈な歳出削減、事務事業の見直しを進めなければなりません』というのが、現在の富岡市の状況です。市民の生活を豊かにするようなお金の使い方がなかなかできす、建物や施設整備にどんどんお金をかけてしまい、財政は悪化するばかりというところなのかもしれませんが、この流れを変えませんと、人口減少はさらに加速してしまうのではないでしょうか。このような状況でも、巨大な中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は進めるそうですが、このままでは富岡市の財政は危機的状況になるのではないかと私は危惧しております。 ①富岡市のホームページから入ることができる市議会のコーナーで、今年の予算特別委員会の会議録が見れるようになりました。一般会計の会議録は、こちらをクリックすればご覧になれます。予算特別委員会の会議録を読みますと、市長のお考えや市の事業の進め方、さらには議員の発言などが詳しく分かります。発言しない議員はだれなのかも、ズバリわかりますので、お時間がございましたら、ぜひご覧になってください。
		６月９日（日） ①スケートボードパークと新野球場の整備は凍結という方針が示されています。しかし、６月定例会の補正予算の議案の中には、その２つの予算の減額はありませんでした。ということは、９月定例会で、減額補正するということになるのかもしれません。ところで、３月の予算の採決の時には、９対８で賛成がわずかに上回りました。９人の議員は、これほどの財政難の中でも、スケートボードパークと新野球場の整備に賛成したということです。そうなりますと、今度、その２つの施設整備の予算を減額する議案が出た時、その９人のみなさんはどうなさるのでしょうか？市長が急遽凍結を決めたので、それに賛成するとなると、『では、あの時なぜ、みなさんは賛成したのですか？』と、反対した８人の側からすると言いたくなってしまいます。スケートボードパークと新野球場の整備を含む予算案に賛成した９人の議員全員が、今度は減額に賛成するということになると、なんだか節操がないというか、市長に忖度してしるだけだったような印象を私は持ってしまいますが… 健全財政重視の立場から、予算案には強く反対した議員は当然、喜んで減額補正に賛成することになります。筋を通すのなら、予算案に賛成した９人の議員さんには、『スケートボードパークと新野球場の整備は進めるべき』と減額補正に反対するくらいの気概を持っていただきたいところですが？予算案が僅差で可決されてしまった時は、反対した議員は苦い汁を飲まされたような気持ちになりましたが、それが一転し、今度は賛成した議員のほうに苦い汁が回っていってしまったような感じです。信念と気概を持って、『スケートボードパークと新野球場の整備は進めるべき』と、減額補正に反対する議員が何人現れるのか、とても気になります。
		６月８日（土） ②昨年、防災士の資格を取得しましたが、その後、群馬県が行う研修を受けて、『ぐんま地域防災アドバイザー登録』を先日いたしました。防災士の資格は、２日間の講習を受けて、終了テストを受けるだけですので、難しいことはありません。講習を受けますと、これまでの災害の情報や知識も身につきますので、興味のある方は、受けてみてはいかがでしょう？ところで、防災対策として、ソーラー充電でランタンとして使え、さらに蓄えた電力でスマホの充電もできるモバイルバッテリー機能も持つ防災用グッズを、半年ほど前に購入しました。大変便利な品ではあるものの、日が出ているときに庭に置いておくのがちょっと面倒になってしまい、充電をしなかったのですが、今日、車のダッシュボードの上に置いてみましたら、しっかりフル充電となりました。この方法でしたら、簡単にできますし、もしも災害発生で停電になったとしても、太陽光発電でスマホの充電ができそうです。普段使いの品物でも、ソーラー系のものは腕時計やミニライトなど、いくつかありますので、これからは車のダッシュボードを充電場所として使っていこうと思います。 ①朝７時から、製糸場で清掃活動が実施されました。市議会も年に２回ほど、この活動に参加していますが、今日はその日でした。ちょうどお天気も良く、爽やかな時間帯に、草むしりをしながら体を動かすことができました。また、議員のみなさん、普段はスーツ系の服装の時しか見ていませんので、プライベートの時は、こんな感じなのかと、意外性にあふれている方もいて、なかなか新鮮でした。
		６月７日（金） ①社会常任委員会が開かれました。補正予算の中に、富小の児童のみなさんが水泳の授業に行くための『バス運転委託料』が計上されていました。ちなみに水泳の授業は、２学期に吉井町にあるプールで行うとのことです。今週の月曜日に、６月定例会は始まりましたが、火曜日、水曜日に一般質問を行い、本日、社会常任委員会が開かれましたので、あとは来週の金曜日に議案の採決が行われます。今回の定例会から、日程が大幅に変更となりましたが、一般質問の準備の慌ただしい時間はすでに終えましたので、以前よりは余裕がある感じです。まだ変更後の１回目ですので、評価するのは早いかもしれませんが、一般質問を最初に行ってしまう方式は、効率的と言えるかもしれません。また、今回は１８人中１２人の議員が一般質問を行いましたが、３分の２の議員が質問をしたというのは、富岡市議会では初のことかと思われます。少なくとも私が議員になってからの２２年間では、最多です。これは大変、好ましいことと思えます。今回質問をしなかった議員は、ちょっと肩身が狭いというか、『マズいな』という雰囲気になったのでは？おそらく９月定例会では、今回質問しなかった議員の方々の多数が質問をすることになりそうですので、もしも今回の１２人も全員が続いて質問すれば、１５人以上が質問するようなことになる可能性もありそうです。私が議員になってからでは、これまで一番質問が少なかった時は、２人ということがありました。ちょっと信じられないような低調さですが、その時と比較すれば今の議会は、かなり活発になったと言えると思えます。特に、１期２期の９人のうちの８人が質問しましたので、そこが大きな要因と思えます。１期４年の間に、１６回の定例会が開かれますので、全部で一般質問を行えば、１６回できることになります。昨年の４月の改選後、この６月は５回目の定例会に当たりますが、現時点で全ての定例会で質問しているのは、私を含めて５人ほどいるかと思います。まだあと１１回ありますが、全ての定例会で質問をする議員は、その５人になる可能性が高そうです。今までの富岡市議会では、考えられなかったことですが、予算特別委員会などもこの調子で活発になれば、さらによろしいように思えます。
		６月６日（木） ①昨年の全国の出生数は過去最少の７２万７千人ほどとのこと。出生率も過去最低の１．２０なのだそうですが、今の日本の政治や経済、社会情勢を見れば、そうなっても仕方ないように思えてしまいます。富岡市の出生数の減少は、全国以上のスピードで悪化していますが、昨年の出生数は１６６人で、外国人５人を除きますと１６１人とのこと。そうなりますと、今年はどういう状況なのかが気になるところですが、今年の１月１日から５月３１日までの市内の出生数は６０人（このうち外国人は３人）でした。ちなみに昨年の同時期に生まれた子どもさんの数は、７４人でしたので、昨年比マイナス１９％ほどということになります。仮に年間の出生数がこの比率で減少するとしますと、１６６×０．８１＝１３４．４６　となります。つまり、１３５人前後になるということですが、もしもここまで減少するようなことになりますと、中学校を２校にまとめる統廃合計画は、根本的に破綻してしまうように思えますが？今年は１５０人は割り込んでしまう可能性はあると思っていましたが、１４０人も割ってしまうとなると、数年後には１００人を切るような事態になってしまうこともあり得そうです。『まさか、そこまでは』と思うでしょうが、この数年の富岡市の出生数の減少ペースは、全国のペースを遥かに上回るような勢いですので、あり得るのではないでしょうか。市長は、『住みたいまちナンバーワン』というフレーズを頻繁に使いますが、出生数激減については、その対策を明確に打ち出しておりません。アイデアが出ないので言わないのか、それとも諦めてしまったのかは分かりませんが、効果的な対策を実施している自治体から学んで、富岡市の対策を早急に講ずる必要があると思えます。中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備よりも、それのほうが遥かに重要ではないでしょうか？ところで今日、母親の買い物の付き添いで、市内のスーパーに行きましたら、久しぶりに首がすわったばかりくらいの赤ちゃんを連れていた女性の姿を見かけました。平日昼間のスーパーは、圧倒的に高齢者の方が多く、あとは買い物代行をしているヘルパーさんの姿もよく見かけますが、赤ちゃん連れの人は、本当に滅多に見かけません。この先、富岡市はどうなってしまうのでしょうか…
		６月５日（水） ①一般質問の二日目でした。昨日は、６人（入澤議員、小松議員、もはら、岡野議員、田村議員、三ツ木議員）で、今日も６人（佐々木議員、北島議員、矢野議員、高田議員、堀越議員、壁田議員）が行いました。一般質問は、準備が結構大変です。質問が無事に終えたみなさん、本当にお疲れ様でした。１２人が質問したのは、おそらく富岡市議会の歴史の中では初めてのことかと思われますが、以前よりも活気が出てきて感じで、その点は良かったのでは？ぜひ、９月定例会も１２人のみなさんには、続けて質問をしていただきたいと思います。また、そろぞれの議員が、どのようなことに関心を持っているのかも分かりました。この定例会から、一般質問を最初に行うようになりましたので、これであとは委員会での議案審査が主な仕事となります。ところで、今年は富岡製糸場の世界遺産登録１０周年です。今日、とあるところで、『１０周年ですが、一般質問で富岡製糸場や世界遺産について取り上げた人はだれもいませんでしたね』と声をかけられましたが、言われてみて、初めてそれに気づきました。１０年前のあの過熱したブームというか人気は、本当にすごいものでした。しかし、今やあのころは夢のようです。これから再度、あの時のようなブームが来るのは難しいのでしょうが、国宝であり、世界遺産なのですから、良いアイデアを出して工夫しながら、少しでも活気を戻し、地域経済の発展にもつなげたいものです。ただ、財政的に厳しさを増す中、中高瀬観音山遺跡歴史公園という大型の施設整備も始めますので、製糸場に回せる予算には限りがあるとは思いますが… 富岡市は、毎年６００人から７００人のペースで人口が減っています。おそらく、２０３２年前後には、人口が４万人を割り込むのではないでしょうか。人口がどんどん減ることがわかっているのに、これから北部運動公園の東ゾーンよりも少し大きい歴史公園を整備するというのですから、私の考えでは、あり得ないレベルのことですが、市長は何が何でも整備するという姿勢ですので、財政状況のことなどお構いなしで、進んでいくことになるのでしょう。昨日紹介しましたが、富岡市の貯金（財政調整基金）の残高は、村のレベルというような少ない状況で、県内１２市の中ではダントツの最下位です。この計画を止めることができるのは、議会だけという状況ですが、その議会も様子見のような方々が多いような残念な状況ですので、止めることができない可能性が高そうです。もちろん私は、『今の財政状況と人口減少等の要因を考えれば、中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は凍結したほうが富岡市にとって絶対にメリットがある』という考えで、計画を止める側の先頭に立つつもりです。整備事業が本格的に始まったら、本当に大変なことが多数起こるように思えます。後の祭りにならなければいいのですが…
		６月４日（火） ①今日は３番目に一般質問を行いました。その中で、富岡市の財政状況がどれほど厳しいものか、データで示しました。自治体はどこでも財政調整基金を積み立てています。これは『災害などの不測の事態や年度間の財源不足に備えるためのお金』で、家庭の貯金にあたるものです。富岡市は、今年度、３２億円ほどある財政調整基金を１５億円ほど取り崩します。そうなりますと、今年度末の残高は１７億円ほどになります。実は、富岡市の規模の自治体で、財政調整基金が１７億円というのは、普通ならあり得ない少なさです。具体的に説明しますと、県内の他の自治体の令和４年度の基金残高は以下の通りです。　沼田市　３８億６千万円　渋川市　６４億２千万円　藤岡市　４４億５千万円　安中市　６７億４千万円　みどり市　８０億５千万円　吉岡町　２０億１千万円　下仁田町　２１億４千万円　甘楽町　１８億９千万円　東吾妻町　３８億２千万円　草津町　２４億６千万円　長野原町　３０億６千万円　中之条町　８４億８千万円　榛東村　２０億８千万円　片品村　２３億５千万円　嬬恋村　１７億３千万円　南牧村　１１億６千万円　昭和村　２１億８千万円富岡市と人口規模が同程度（５万人以下）の２市では、沼田市は３８億６千万円、みどり市は８０億５千万円です。つまり、富岡市の今年度残高は、沼田市の半分以下、みどり市の４分の１以下という恐ろしいほどの少なさです。また、群馬県には８つの村がありますが、片品村は２３億５千万円、昭和村は２１億８千万円、榛東村は２０億８千万円、嬬恋村は１７億３千万円で、富岡市の基金残高はこれらの村よりも少ない状況です。しかしながら、榎本市長は『富岡市の基金残高は、１３億円程度を確保する必要がある』という、財政調整基金を非常に軽視した考え方をお持ちで、基金残高については問題はないというスタンスです。人口が１５００人ほどの南牧村でも１１億６千万円の基金残高があるのに、３０倍もの人口の富岡市の基金残高が１３億円あれば問題ないというのは、あまりにも非論理的な考え方で、私には全く理解できません。このままでは、富岡市の財政調整基金残高は県内１２市ではダントツの最下位で、市ではなく村のレベルの基金残高になってしまうことは確実と思われます。そして、来年度からは歳出削減につとめて、基金残高は２０億円から２５億円を確保していきたいとの答弁がありましたが、人口６５００人ほどの下仁田町の基金残高が２１億４千万円です。つまり、これから努力して、下仁田町と同程度の残高を目指すということですが、榎本市長は富岡市の財政調整基金残高がこれほど少ないのに、なぜ問題ないと考えるのか疑問に思えてなりません。村のレベルの基金残高しか確保できないのに、今年度はスケートボードパーク、新野球場、中高瀬観音山遺跡歴史公園などの整備をする予算を編成しましたが、市長は財政のことを理解なさっているのか非常に心配になります。スケートボードパークと新野球場の整備につきましては凍結するとのことですが、巨額な予算が必要な中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備はまだ計画が進んでいます。しかし現在、基金をどんどん取り崩して、やっと予算を組んでいるような厳しい状況で、中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備を強引に進めれば、富岡市の財政は破綻する可能性が出てくるのではないでしょうか。市長は、超強気というか超楽観的に財政のことをお考えのようですので、私は今日の一般質問の最後で、『中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は、財政調整基金残高が沼田市程度の３５億円ほどになるまでは凍結すべき』と提案しました。中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は、どれほどの事業費になるのか全く予想がつきません。一度始めれば、たとえ財政が傾いたとしても『やらねばならぬ』状況になってしまうのが行政です。なので、財政状況が安定するまでは凍結したほうが絶対に富岡市にとってはメリットがあると思えますが、市長は何が何でも整備したいのでしょうし、財政調整基金の重要性が分かっていない議員も多そうですので、おそらく、中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は予定通り始まって、将来、大きな禍根を残すことになるのでは？県内１２市で富岡市は過去１０年の出生数減少率はワースト１位ですが、財政調整基金残高もダントツで最下位です。この先、富岡市は大変な時代を迎えてしまうリスクが高まるばかりで心配です。
		６月３日（月） ②ヤマザキパンのランチパックは、時々食べますが、このパンを今日もらいました。富岡製糸場の世界遺産登録１０周年記念のパンのようです。明日の朝食に、一般質問の気合を入れるため、食べてみようと思います。ところで、その一般質問の原稿の方ですが、先ほど完成しました。財政についての質問では、みなさんが『へー』というか、『ええぇぇ！！』と思うか、『そんな悲惨な状況なの？』と感じるかはわかりませんが、新たな切り口の話ができるかと思います。富岡市の財政状況は、みなさんが思っているより深刻であることを、客観的なデータから述べていきたいと思います。明日の３番目ですが、それが終わりませんと、どうも落ち着けません。 ①４月にNHKの『ほっとぐんま６３０』で、私が妙義の北山で撮影した写真が紹介されました。そのときの放送謝礼品が本日届きました。写真は、いま使っているiPhone１４で撮影したものです。以前は、コンパクトデジカメで撮影した写真を送っていましたが、iPhoneはカメラ機能のレベルが高いので、デジカメと比べても全く見劣りしません。みなさんも、散歩中に珍しい写真が撮れたら送ってみてはいかがでしょう？
		６月２日（日） ②明日から６月定例会が始まります。一般質問は、４日と５日の二日間で行います。私は３番目ですので、４日の午前中になるかと思います。今日も、原稿作成をいろいろ考えました。市の財政についての考え方がいかに適切性に欠けるのか、根拠となるデータを並べて意見したいと思います。今回、これからどんどん厳しくなる市の財政について取り上げますが、これは人口減少や少子化の問題と同じように、大変重要なテーマですので、６月定例会以降も、頻繁に取り上げていくつもりです。市の財政は、みなさんが思っているのよりも遥かに深刻な状況です。残念ながら、多くの情報に触れている議員でも、そのことがお分かりでないような人が少なくありませんので、市民のみなさんがご存じでないのは当然という見方もできますが… 私は、隈研吾事務所が設計した現在の庁舎建設には反対しましたし、奇抜なデザインの商工会館への建設補助金（確か８５００万円だったと記憶していますが？）にも反対しました。その時は、大多数の議員が賛成しましたが、いま考えれば、やはり反対していたほうが市の財政にとっては大きなメリットがあったのではないかと思えます。身の丈に合わないお金の使い方をしていれば、家計も財政も最後はひっ迫し、最悪の場合、破綻するということになるのでは？ ①今日はなんだか寒いような一日になってしまいました。こんな時は、風邪を引きやすいので注意が必要です。体を冷やすのは、風邪のもとであり、さらに風邪は万病のもとと言われていますので、健康寿命を延ばしたい人は体を冷やさないことを徹底すべきではないでしょうか。ところで、今日の午後、ちょっと軽井沢まで出かけてきました。軽井沢のショッピングプラザで、ボサノバのシンガーで有名な小野リサさんの無料ライブがあるという話を聞きましたので、行ってみました。実は、２５年以上前に、FM群馬の開局イベントで、スタジオライブを見る機会がありました。その時から、ボサノバミュージックや小野リサさんのファンになりましたが、昨日たまたまライブの話を聞きましたので、一般質問の原稿書きの気分転換に、ドライブがてら出かけたような次第です。本来なら、野外ステージで行うはずでしたが、雨のため、フードコートで行いましたが、お客さんで席はいっぱいでした。ちょうど、前から５列目くらいの真正面の席に座れましたので、小野リサさんのギター演奏時の指使いをよく見ることができました。午後１時半頃出かけて、３時から４時までライブがあり、その後すぐに帰りましたので、５時半くらいには家に戻れましたが、すごく中身の濃い４時間になりました。ボサノバのギターの弾き方って、オシャレですよね。ギターをちょっと弾く者として、小野リサさんは憧れの存在です。ちなみに、軽井沢の気温は１２℃ほどで、肌寒さがありました。８割ほどの人は、寒さ対策を施した服装でしたが、半袖のTシャツ、ポロシャツのような人も、たまに見かけました。体感温度は人それぞれなのでしょうが、６５歳の私には今日の気温で半袖シャツというのは、あり得ない感じでした。
		６月１日（土） ①一般質問の準備で、いろいろな情報を集めています。そして、大変興味深いデータを今日得ることができました。それは財政調整基金に関することです。財政調整基金とは、分かりやすく表現すれば『市の貯金』です。大きな事業を行う際や、災害発生時の緊急対応などのために、日頃から貯えているお金のことです。今年度の富岡市の予算では、３２億円の財政調整基金残高から１５億円も取り崩す予定になっています。約半分も取り崩すというのは尋常なことではありません。富岡市の長い歴史の中でも、１年でこれほどの割合を取り崩したことなどありませんが、市長はそのことがどれほどマズいことなのか、あまり理解なさっていないような印象です。簡単に言えば、財政調整基金の重要性の認識が非常に甘いということです。能登半島地震のような大地震が発生し、大きな被害が出たため、その復興のために多額の財政調整基金を取り崩すというのなら、それは仕方ないことですが、スケートボードパークや野球場、中高瀬観音山遺跡歴史公園などの整備のために、多額の貴重な基金を使ってしまうというのは、問題があるお金の使い方ではないでしょうか。富岡市はこれまでも、隈研吾事務所が設計した現在の庁舎建設など、身の丈を超えたと思えるような事業を、数多く実施してきましたが、その時の無駄遣いが、市の財政にボディーブローのように効いてきて、間もなく一気に問題化するように思えます。富岡市には、人口４万５千人ほどの市とは思えないほど、多数の公共施設があります。富岡製糸場、美術博物館、北部運動公園、社会教育館など、これからどんどん人口が減っていく中、維持管理していくだけでも大変な負担です。それに加えて、市長はさらに大型施設の整備を進めるというのですから、財政のことがお分かりになっているのか疑問に思えてなりません。予算編成権を持つ市長が『整備する』と言えば、議会が否決しない限り、どんどん進んでしまいますが、その議会もあまり財政のことが分かっていないような議員が多くて、可決されてしまい、もはやどうにもならないという感じです。財政の基本的なことを理解している議員からすれば、信じられないようなことばかりです。こんな予算の使い方を続けていれば、富岡市の財政は、間違いなくひっ迫するでしょう。なので、少しでもそうならないように、６月定例会の一般質問では、いつも以上に、ガツンと言おうかと思っております。

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		６月３０日（日） ①来週の日曜日が都知事選挙の投票日ですが、今回の選挙は、真剣に都政を考えている候補者よりも、単に目立ちたい、有名になりたい、選挙を使ってパフォーマンスをしたいというような方々のほうが多いように思えてしまいます。日本の首都である東京都知事を決める選挙が、お笑い番組の企画のような展開になっているのを見ますと、残念というより、『もう日本は終わりが近づいてきたのか？』というような気持ちにさえなってしまいます。政見放送も、文化祭のギャクのような候補者がかなりおられたように思えますが、その放送は公共の電波に乗せるべき内容であったのか疑問に思えてなりません。でも、こうした適切とは思えないような行動や活動が表に出てくる背景には、現在の日本の政治への不満や怒りがあることも間違いないでしょう。国民の生活など後回しで、自分の利益優先の政治家が多いように思えるような出来事や事件が多発しているのに、そのような政治家が選挙では当選し続け、政治は全く変わらず、国はどんどん衰退しているような状況を考えますと、不満を抱いて何らかの行動を起こすような人が現れるのも仕方ないのかもしれません。ヨーロッパの国あたりなら、今のような政治が続いていくなら、大規模デモが頻発してもおかしくないように思えますが、日本ではそうした行動につながらないことも、選挙が荒れている一因なのかも？ところで、選挙は、いろいろ言われていても、最終的には現職の小池さんが強いように思えます。蓮舫さんはどこまで票を伸ばして小池さんに近づけるのかというところでしょうが、蓮舫さんが小池さんを上回る票数になるのは、ちょっと難しいような気がします。また、元安芸高田市長の石丸さんが、ネット上では高く評価されているようですが、石丸さんもどこまで票を獲得するのかも、大変気になります。ネット上での勢いが、実際の投票につながるのかどうかも、多くの方々が興味津々なのでは？有権者の人口は高齢者が多く、さらに投票率も高齢者が圧倒的に高いことを考えますと、石丸さんのネット上での勢いがそのまま結果につながるのは難しいように思えますが、選挙はやってみなければ分かりません。来週の日曜日の結果は、東京都政だけでなく、これからの日本の国政にも大きな影響を与えそうです。ところで、新聞にドクター中松さんの選挙広告がありました。中松さん、９６歳ですか！大変な経歴と実力をお持ちの方で、この年齢で再度都知事選に挑むバイタリティには敬服いたします。
		６月２９日（土） ②明日で今年も半分が終わります。７月１日に、６月の出生数が明らかになりますので、明後日には富岡市で令和６年上半期に生まれた子どもさんの数が分かります。ちなみに、昨年の上半期は８４人で、令和５年全体ではほぼ倍の１６６人でした。今年の上半期の人数が分かれば、その２倍ほどが、今年の出生数になる可能性が高いと見れそうです。この出生数の減少は、私は今の富岡市の最大の問題と思っていますが、市の取り組みを見ていますと、『何が何でも少しでも改善できるように頑張ろう』という気迫が感じられません。今の富岡市の出生数の減少率は、全国の市の中でもワーストレベルなのですから、『非常事態宣言』を出してもおかしくないと思えるのですが、市長はあまりこの問題に注目が集まるのを望んでいないのかもしれませんが、危機感を示しません。しかし、この問題は、後になればなるほど、他市との差が開いてしまいますので、後手に回るということは命取りになることにつながるように思えますが？まずは、７月１日に上半期の出生数が確定するまで、ちょっと待ってみましょう。 ①地元の少年野球チームの試合の観戦に出かけました。これまでは全一ノ宮少年野球（おーるいちのみやしょうねんやきゅう）というチーム名でしたが、来年の４月から一ノ宮小が統合により『さくら小学校』となりますので、野球チームの方は先行して、『さくらJBC』になりました。ちなみに、JBCは、ジュニア・ベースボール・クラブの頭文字です。また、これがチームの旗です。『勇気一瞬　　後悔一生』という言葉に、気合を感じました。今日は、真夏のような天気でしたが、野球には夏の青空が似合います。久しぶりに少年野球の試合を見ましたが、どの子どもさんも全力プレーで、清々しい思いがしました。
		６月２８日（金） ②最近、部屋で椅子に座っていますと、腰や背中が疲れてしまうことがあります。また、ちょっと横になって本でも読みたくなることもあったので、その対策になりそうなものをネットで探していましたら、折りたたみ簡易ベッドが良さそうでしたので、試しに購入してみました。金額は１万円以下の品ですが、開いて横になってみましたら、寝心地も悪くなく、『これ結構いいね！』という感じです。重さは５ｋｇ弱ですので、畳めば片手で持ち運びできます。万一の災害時には、体育館などの避難所にこれがあれば、床に段ボールを敷いて横になるのよりも遥かに快適に眠れるように思えます。また、ソファーの代わりにもなりますので、金額の割には大変重宝な感じです。防災対策グッズとして、段ボールベッドのような品が最近よく使われるようですが、それよりもこちらのほうが、便利かもしれません。防災士の視点で、これから使い勝手をチェックしていきたいと思います。 ①歳を取っても住み慣れた自宅で最期まで過ごしたいという方々は多いと思われます。それを支えるのが、在宅介護を支える事業所やヘルパーさんですが、国が訪問介護の基本報酬を低く押さえているため、地方では事業所の廃止やヘルパーの人手不足が起きているという話を聞きました。富岡市の現状は、今のところは大丈夫なのでしょうが、これから先は介護保険が必要な高齢者数は増えていく中、ヘルパーのお仕事に就いていただける方の数が減っていけば、現在のような訪問介護サービスを受けられない人が出てくる可能性があるように思えます。私たちの世代が本格的に介護保険を利用することになりそうな１０年から１５年後くらいには、ヘルパーさんを頼もうとしても、人手不足で来てもらえないというのが当たり前になってしまうのかも？日常生活は自分で回せるくらいの体力と認知機能を末永く維持できるかで、人生の質が大きく変わってしまう時代が、もうすぐやって来そうです。
		６月２７日（木） ①昨日、NHKのクローズアップ現代を見ていたら、『デジタル小作人』という表現が使われていました。デジタル社会を支える基幹的なサービスの多くが、グーグル、アップル、マイクロソフトなどのアメリカの企業に支配されてしまい、日本はその多額の使用料を毎年払わざるを得ない状況を表した言葉です。また、巨額なデジタル収支の赤字幅は、近年の円安により、さらに大きくなり日本企業にとって大きな負担になっているとのこと。今日も１ドル１６０円を再び超えていて、今後の為替レートによっては、日本企業に追い打ちをかけるような展開になるのかもしれません。そうなれば、デジタル小作人というレベルではなく、デジタル奴隷に近づいてしまうように思えます。ドル円のレートは、おそらく今後も、円安の方向に進むのではないでしょうか。これからの日本の社会情勢や産業の競争力の低下を考えれば、円高にもどる要素は、ほとんどないように思えます。可能性が残っているとすれば、アメリカやヨーロッパ諸国の景気が悪化して金利が下がり、日本との金利差が大幅に縮まれば、円高に向かうのでしょうが、そう考えますと、市場介入で強引に円高にしたとしても、今のままではすぐにまた円安に戻ってしまうでしょう。いま空前のインバウンドブームで、東京に行けば外国人観光客ばかりのような感じです。でも、これは、かつて日本経済が好調で、海外旅行が大ブームとなり、世界のどこに行っても必ず日本人観光客がいると言われた時代の真逆が起きているということなのでは？つまり、今のインバウンドは、外国人にとって『信じられないほど何でも安い日本』ということが大きな要因ではないでしょうか。なので、あまり喜んではいられない状況と思えます。昔、固定相場制の時代、１ドルは３６０円でした。もうそのようなレートになることは、絶対にないと多くの日本人は考えていたと思えますが、もしかすると、私が生きているうちに、それに近いくらいのレートになってしまうこともあるのでは？そうなったら、輸入品はすべて値段が跳ね上がってしまうことになりますが、日本はどんどん貧しい国になっていくようで恐ろしいです。若い人に忠告したいのは、もしも海外に出かけたいのなら、早く行くべきかと思います。５年後、１０年後、２０年後には、今以上に海外旅行が高額になってしまう可能性がありそうですので。
		６月２６日（水） ①高崎駅に行きましたら、東口がポップな感じで雰囲気が変わっていました。高崎駅開業１４０周年の記念事業の一つのようです。高崎市は今でも群馬県内では際立った存在感がありますが、このまま進めば、兵庫県の神戸市、石川県の金沢市、愛媛県の松山市のように、県の名前を言わなくても日本中で分かってもらえる都市になれるように思えます。前橋市や太田市、伊勢崎市も活気はありますが、高崎市は一段突き抜けた感があります。まちづくりの戦略が優れているから、ここまで順調に発展したのでしょうが、現状をしっかり分析し、具体的にどのような事業を何の目的のためにするのかを明確にして進めなければ、地域は発展しないということを感じます。最近、市民の方々から、『このままじゃ富岡市は、甘楽町に抜かされてしまうよ』というご意見を頻繁にお聞きしますが、今の富岡市の状況を見ると、そう思ってしまう方が多いのは理解できます。私も個人的に、今のままでは、富岡市よりも甘楽町のほうが住みたいまちになってしまうような危機感を持っております。３月の予算特別委員会で、私が市長に、なぜスケートボードパークを整備するのかを尋ねましたら、その理由の一つとして、このような説明がありました。『今年、パリのオリンピックが開催される予定でございますけれども、ここでも日本人選手の活躍が期待されております。タイミングとして、最適な時期というふうに思っております』というものですが、これを伺って私は『市長は富岡市の財政状況が厳しいことを理解なさっていないのでは？』と強い懸念を抱きました。このような発想を市長がお持ちでは、甘楽町に置いていかれてしまうのは仕方ないのかもしれませんが、何とかしませんと本当に富岡市は大変なことになりそうです。
		６月２５日（火） ②昼前に製糸場に出かけてみました。今日の製糸場はこんな感じでした。お富ちゃんを久しぶりに見ました。現在は、このデザインのお富ちゃんがエースなのでしょうか？ ①今日は富岡製糸場が世界遺産登録されてから１０年目という記念すべき日です。１０年前はどんな感じだったのか、ちょっと記憶が曖昧でしたので、自分のこのホームページで確認してみましたら、こんな写真がありました。あの時の富岡市の盛り上がりは、すさまじいものでした。１０年後には今のような状況になっているとは、当時はだれも気がつかなかったかもしれません。しかし、世界遺産があるまちは少ないのですから、もうちょっと上手に地域の発展につなげたいところです。今後人口がどんどん減ることを考えますと、製糸場の維持管理費の負担が大きくなってしまう可能性があります。世界遺産を守るため、市民が大きな負担をしていくようなことは、何としても避けたいところです。ところで、今日の製糸場の入場者数は７２５人でした。最近は、平日は千人以下、土日祝日が千人を超えるという感じですが、少しでも回復できればいいのですが…
		６月２４日（月） ②夕方、もみじ平の野球場の周りを走りましたら、帰って来る時、夕焼けが見えました。梅雨の時期に、このような夕焼けが見えるのは、珍しいように思えますが？ ①先日、この映画を試写会で観ました。アフガニスタンで、現地の人々の生活を改善するために命がけで活動なさった中村哲医師の記録映画です。当初は医療活動に取り組んでいましたが、その後、貧困や飢餓を解決しなければこ、この地の人々は生きていけないと考え、医師でありながら命がけで用水路を引く工事の先頭に立ち活動に取り組んだ日本人です。映画を観ると心を揺さぶられます。本当にすごい映画です。この映画の上映会が９月１日に生涯学習センターで行われます。前売り券は１２００円で、私も何枚か預かっています。ご興味がある方はメールでご連絡いただければ、お届けいたします。
		６月２３日（日） ②明後日の２５日は、富岡製糸場が世界遺産登録されてからちょうど１０年目とのことです。オリジナルうちわと製糸場とコラボしたパンがもらえるそうですので、時間がありましたら、出かけてみてはいかがでしょう？ ①昨日開催された『安中・同志社新島講演会』について触れたところ、複数の市民の方から情報をお寄せいただきました。同志社大学の総長をなさった群馬町出身の住谷悦治さんという方がおられて、そのご親戚という方からメールをいただきました。また、新島学園は県内の吾妻や北毛だけでなく、長野県や埼玉県からも通学する生徒さんがおられるそうです。公立高校では考えられないエリアの広さですが、富岡市は少子化対策があまり機能せず、県内１２市の中では出生数の減少率がワーストワンで、今後市内の中学校の小規模化が加速することを考えますと、これから市外の私立中学校を選ぶ子どもさんが増えていくように思えます。特に新島学園と農大二高中等部には、かなりの数が、富岡市内から流れてしまうのでは？そうなると富岡高校と富岡実業高校にも、大きな影響が出ざるを得ないでしょう。財政状況も悪化するばかりで、そんな状態でも、新たな事業はスケートボードパークと新野球場、中高瀬観音山遺跡歴史公園などの施設整備を行いたいというのが、榎本市長のお考えでしたが、時代にマッチしていない市政の進め方と思えてなりません。行政経験ゼロで、いきなり市長になったので、仕方ないのかもしれませんが、もう少し富岡市の現状と長期展望、さらに財政についての正しい認識を持っていただけませんと、富岡市は衰退のまちワーストワンが確定してしまうように思えます。ご本人は自分の市政の進め方に絶対の自信をお持ちで、これを進めればスローガンの『住みたいまちナンバーワン』になれるとお考えのようですが、冷静に考えることも必要なのでは？現在の富岡市の状況は明るい展望が持てるようなものとは思えませんが、議会の中も楽観的というか危機感が欠如しているように見えます。まさに『ゆでガエル』現象の真っ只中にいるように思えますが、そうならなければいいのですが…
		６月２２日（土） ①昼過ぎ、新島学園で『安中・同志社新島講演会』というイベントが開催され出かけました。新島学園出身で同志社大学OBの方から、安中市と同志社の連携協定イベントが行われることを教えてもらい、行ったような次第です。会場には、大学の総長の先生もおられて、名刺交換をしながら、ご挨拶もさせていただくことができました。また、講演をなさった百合野先生は、商学部で私の１０歳ほど先輩にあたる方で、さらに大学時代にゼミでお世話になった石井先生（後に流通科学大学の学長をされた日本のマーケティング学会の大御所）とも仲が良かったとのことで、わずかな時間でしたが、楽しくお話ができました。今日は、あくまでも安中市のイベントというかたちでしたが、意外な展開になり、すごく記憶に残りそうな一日になりました。また、会のはじめに新島学園の聖歌隊のみなさんの歌とハンドベル演奏がありましたが、すごいレベルが高く驚きました。心が洗われるような歌には、みなさん感動なさったと思います。また、来年、同志社大学は創立１５０周年を迎えますので、その記念バッジもいただきました。二つもらいましたので、一つは自分用で使い、もう一つは商学部の２５学年後輩のカズレーザーさんか、同級生で森永製菓社長の太田さんにでも送ってみたら、また何か、新たな展開があるのかも？伝手になりそうなものは何でも使うというのが、私のモットーですので。
		６月２１日（金） ②市内の大型スーパーのフレッセイそばにある建物に本屋さんがオープンしたとのこと。昔からの知り合いの娘さんが、そのお店をやっていると伺いましたので、今日、出かけてみました。すごく中は、オシャレな雰囲気の本屋さんでした。『本と雑貨クリオ』（←リンクでサイトをご覧ください）というお店です。 ①午前１０時から議員全員協議会が開かれました。その中の質疑での市長の発言に思わぬ内容がありました。会議録で確認しませんと、正確な言葉や表現はあいまいですが、『議会から無駄遣いをしないよう指摘されたので、これからは予算編成の方針を根本的に見直す』という旨を述べられました。先日の一般質問で、富岡市の財政調整基金残高は、県内１２市ではダントツの最下位で、村の規模程度という悲惨な状況になる見込みであることを私は取り上げましたが、さすがにこの状況は適切ではないと市長もお感じになられたのかもしれません。来年度の予算編成からは、歳出の削減を重点課題として進めるようなお話でしたが、そうするのならその前に、今年度から開始する中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備も凍結すべきかと思えますが？大多数の市民が望んでいないと思われる巨大公園をこれから整備するために、本当に市民のみなさんが必要としている事業に、予算が回せなくなるというのでは、あまりに残念な予算編成ということになり兼ねません。しかし、スケートボードパークと新野球場の整備を中止したので、これで中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備も中止にすれば、市長としてのメンツがつぶれてしまうので、そこは絶対に譲れないということになるのかもしれません。長期的展望を持って財政状況も考えながら予算編成を進めたなら、広大な面積で多額の整備費用がかかる中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備など、絶対にあり得ない事業ではなかろうかと思えます。でも、この整備については、はっきりと『中止すべき』と声を挙げている議員は私くらいしかおらず、明確に賛成も反対も言わない議員が圧倒的多数です。そのようなことから、中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は、これから市の財政が大変な状況を迎えることは確実ですが、９９％以上の可能性で進んでしまうように思えます。この巨大公園の整備は、富岡市の財政に、メガトンパンチ級のダメージを与えるのはほぼ間違いないのでは？市長は、公共施設の削減をしなければならないと言いながら、一方では巨大公園の整備を進めるというのですから、あまりにも整合性がない考え方と思え、私には訳が分かりません。もしかすると、ご自分のなさっていることが整合性に欠けていることさえ、気がつかないのかもしれませんが、そのようなお金があるのなら、若者人口を増やして、少しでも少子化に歯止めがかかりそうな事業にお金を回すべきなのでは？『住みたいまちナンバーワン』ではなく、『衰退の街ワーストワン』へどんどん向かってしまっているのでなければいいのですが…
		６月２０日（木） ①ヤマビルの特徴について、大変わかりやすく書かれていた『みょうぎアレコレ通信』のデータを、今日、ビジターセンターから送っていただきました。昨日は、チラシを写真撮影したものでしたので、いまひとつ見づらかったため、今日お願いしてもらいました。（写真をクリックすれば、大きな画像で見ることができます）また、農政課でヤマビルについて伺ってきましたら、かつでヤマビルは、妙義山にしかいなかったのが、近年は妙義町だけでなく、丹生や南蛇井、野上などの地区に広がりつつあるとのことです。その原因は、シカなどが人家があるエリアまで下りてくるようになったことが関係しているようです。おそらく、シカがヤマビルも連れてくるというところなのでは？また、ヤマビル対策の薬剤スプレーが市販されていて、農政課では右のほうのスプレーを猟友会のみなさんにはすすめているとのことでした。抜本的なヤマビル対策はなさそうですので、日陰の湿っているようなところや、草が生い茂ったようなところに入る時には、服装に注意して、このスプレーなどを使うくらいしかないのかもしれません。今までヤマビルがいなかったエリアでも、これからは現れる可能性がありますので、ご注意ください。ところで、話は変わりますが、妙義の菅原地区に本日の夕方、クマが現れたとのこと。県のクマ出没マップをチェックしましたら、こんな情報がありました。青い丸印がある箇所ですが、ポスティングで何度も出かけたことがあるところですので、驚きです。今年はクマの出没は、回数が多すぎるように思えますが？これまでよりも対策を強化する必要があるように思えますが？
		６月１９日（水） ①今日、妙義町の某所で、１０名弱の方々とお話をする機会がありました。その場で、ヤマビルにかまれた話になり、私はかまれたことがないという話をしましたら、『え、ないんですか？』と逆に驚かれてしまいました。妙義地区では、ヤマビルにかまれるのは比較的普通のことのようです。また、ヒルは、木の上から人に向かって落ちてくるというイメージがありましたが、それも間違いで、湿気が多い落ち葉の下などにいて、人が来たことがわかると、素早く動いて、かみつくとのことです。今日、ヤマビルの特徴と対策について詳しく書かれた印刷物をいただきました。『みょうぎアレコレ通信』というタイトルで、妙義ビジターセンターにいらっしゃるスタッフの方の手作りチラシでした。その中の重要な情報をピックアップします。１：ヤマビルは１分間に１ｍほどの速さで移動できる。２：ヤマビルは皮膚が強いので、足で踏んでも死なない。３：かまれると、そのあとはしばらく血が止まらない。そして翌日からすごくかゆくなる。かまれてしまったときの対応としては、患部をつまんでできるだけ血を押し出し、可能なら洗うとよろしいようです。詳しい情報は、『みょうぎアレコレ通信　vol.１０』をクリックしてご覧ください。また、お隣の安中市では、ヤマビルの被害を防ぐため、ヤマビル駆除薬剤を散布しているというお話も、そこで伺いました。妙義町にお住いの方にとっては、ヤマビルは大変悩ましい問題のようですので、この件につきましては、これから調査して、可能ならば当局に対応を求めてまいりたいと思います。
		６月１８日（火） ①今年の３月定例会の一般質問で、高齢者の方々が愛タクの電話予約がなかなかできずに困っている件を取り上げました。私はその打開策として、予約開始日だけは、例えば８５歳以上のような年齢の方の電話予約優先日にして、２日目からは全ての方々が電話やLINEで予約できるような方法を導入してはどうでしょうかと提案しました。それに対して当局からは、市民を信用していなと思われるような回答があり、私としますと非常に残念な思いがしたのですが、会議録を引用しますので、ぜひご一読ください。 ↓（ここからが会議録の引用） ◆１７番（茂原正秀）　愛タクについての質問に移りますが、例えば、予約が開始できる最初の日だけでも交通弱者の方々だけの優先電話予約日にして、２日目から通常の予約を開始すれば、現在電話の予約しかできず、予約が取れない高齢者の方々を救済することになるかと思いますが、そうした方法の導入は難しいのでしょうか。 ○議長（佐藤信次）　企画財務部長。 ◎企画財務部長（横地正文）　ご提案いただきました方法につきましては、電話をかけてきた相手の方が交通弱者に該当するか否かの確認作業が非常に難しいと思われます。電話受付の現場でこの確認作業に時間を要することとなれば、ますます電話がつながりにくい状況となってしまうことは想像に難くございません。また、交通弱者でない方が代理で予約を行うことを想定した場合の対応方法も解決が難しいと思われます。現在実施しております車両スマホ教室を引き続き実施いたしまして、これまで電話予約を利用していた方々が専用アプリやＬＩＮＥでの予約に移行していただけるよう推進してまいります。誰でも利用することができる公共交通機関としての愛タクに、今以上の高齢者対策を求めることは困難であるという状況をご理解いただきたいと存じます。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　では、例えば、予約開始日の電話予約は８５歳以上の市民だけを対象にしたとすれば、その日の予約を受けるときに、８５歳以上の方であるかを電話口で確認する程度のことでも難しくてできないということなのでしょうか。 ○議長（佐藤信次）　企画財務部長。 ◎企画財務部長（横地正文）　対象年齢であるか否かを確実に確認することが、短い電話のやり取りだけでは不可能であると申し上げているものでございます。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　例えば、お客様は８５歳以上ですかと伺って返事をしてもらうなら５秒もあればできますが、その程度のことさえ不可能ということなら、なぜ不可能なのか理由をお聞かせください。 ○議長（佐藤信次）　企画財務部長。 ◎企画財務部長（横地正文）　電話で年齢を聞くだけでは、たとえ虚偽の回答があったとしても、それを見抜くことができないからでございます。このような理由によりまして、適正な事務処理ができないということは、誰の目にも明らかでございます。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　今の部長のご答弁に、私は強い疑問と違和感を持ちました。先ほどの例で、８５歳以上しか電話予約ができない日に誤ってそれ未満の年齢の人が電話をしてしまうということはあるかもしれませんが、年齢の確認をした段階で私は８５歳以上ですと、うそを言うような市民はいません。絶対。なぜ市民を信用しないのでしょうか。ただいまの部長の答弁は、市民の皆さんに対して大変失礼な内容だと思います。　では、市長にお伺いしますが、富岡市民はそんなことでうそを言うような方はいないと私は思っておりますが、市長は部長と同様、富岡市民は虚偽回答をする人が多いと思われるので、電話口で回答することは不可能とお考えなのでしょうか。 ○議長（佐藤信次）　市長。 ◎市長（榎本義法）　電話予約では、正確な年齢を判断することはできないと考えております。また、８５歳以上に限定して優先的に予約を受け付けるといった年齢による特別な対策を講じることは、公平性の観点から実施するつもりはございません。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　今のご答弁にもちょっと耳を疑いました。市長も富岡市民は１００円の愛タクの予約で、うその年齢を言うような人がたくさんいるとお考えのようですが、なぜ市長もそこまで市民を信用しないのでしょうか。　また、先ほど年齢による特別な対策を講じることは公平性の観点から実施しないとのことですが、市長は世の中で行われている様々な高齢者を優先したり優遇するサービスも公平性の観点からおかしいとお考えなのか、私にはちょっと理解できません。９０歳以上で最も愛タクを利用してもらいたいような方々が乗りたくても乗れないという状況になっているのですから、そうした人の特別な対応をしても公平性の観点でおかしいなどという市民は絶対に私はいないと思います。もっと血が通った対応を市長はすべきではないでしょうか。（引用終わり）これを読んで、みなさんはどう思われるでしょうか？ちょっとした工夫をすれば、お金などかけずに、多くの市民の方にとって便利な愛タクにすることができるかと私には思えるのですが…？
		６月１７日（月） ②急に暑くなり、体調がいまひとつの方もおられかもしれません。私も、この数日、胃腸の働きが衰えているような感じになっております。普段と異なることが起きますと、その原因をつい分析したくなってしまう性分なのですが、ちょっと考えましたら、暑くなったので水分補給を増やした方がよいと思い、それが過剰な水分摂取になってしまったことが一因のように思えます。最近は熱中症予防が叫ばれ、暑い時はできるだけ多くの水分を摂取したほうが体にいいようなイメージがありますが、これも限度を超えれば、体に悪影響が出るのでは？明日から水分補給には、ちょっと慎重になろうかと思います。もちろん、喉が乾いたら、その時は飲みますので、一気に大量の水分補給はしないように気をつけるという意味です。 ①スケートボードパークと新野球場の整備に関する予算は、先日、減額されることが決まりました。そうなりますと、現在の富岡市で心配な『財政調整基金の残高』は、これからどうなるのかということですが… 今年度の当初予算では、年度末に財政調整基金残高は１７億円ほどまで減ってしまう見込みでした。この額は、県内１２市ではダントツの最下位で、村のレベルですが、６月定例会の一般質問で２つの施設整備を中止することで基金残高はどれくらい増えるのかを確認しましたら、７６００万円ほど増えるので、年度末の見込みは１８億円ほどになるとのことでした。『野球場の整備を止めても、この程度しか基金は増えないの？』と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、野球場の整備は、総事業費が一体いくらになるのか予想できない状況で進めることが、９人の議員の賛成であの時決まってしまいましたので、おそらく野球場の整備を続行すれば、来年度以降の財政調整基金取り崩し額は、かなりの額に膨れ上がったことは確実でしょう。なので、野球場の整備計画を止めることができたのは、富岡市を財政逼迫から救ったことになるように思えます。今の状況ですと、今年度末の基金残高は１８億円ほどになる見込みですが、この額ですと、お隣の甘楽町や下仁田町の残高と同程度か、もしくはちょっと少ないかというレベルです。県内１２市の中で見ますと、人口規模が近い沼田市の半分以下、みどり市の４分の１以下というところになるのではないでしょうか。榎本市長は、財政調整基金を軽視していて、富岡市は１３億円ほどあれば、とりあえずは問題ないというお考えを持たれています。しかし、人口が１５００人弱の南牧村が１１億円ほどの基金残高を維持しているのに、その３０倍の人口の富岡市が、１３億円で大丈夫という榎本市長の考え方には、私は大きな疑問を抱いております。残念なことに、議会も半分強の議員が、市長と同じようなお考えをお持ちのようですので、これから富岡市は、財政面で大変難しい問題が生じてしまう危険性があるように私は感じております。健全財政を重視する議員側からすれば、市長と予算に賛成した９人の議員さんの考え方は、全く理解できないのですが、議会は最終的には過半数で決まる世界ですので、これから市の財政が傾くようなことが簡単に進んでしまう危険性があるのかもしれません。
		６月１６日（日） ②数日前から、旧Twitterで、富岡市関連の情報を写真や動画で紹介する活動を始めましたが、今日から、英語バージョンのTwitterにもちょっとチャレンジしてみました。驚いたことに、英語バージョンのほうが、アクセスが多いように思えるのですが、外国人で見てくださる人が結構いらっしゃるということなのでしょうか？妙義ビジターセンターで桜が舞う時期の動画がありましたので、英語バージョンTwitterにアップロードしましたが、お時間ありましたら、ご覧ください。桜が満開の妙義ビジターセンターの動画その１桜が満開の妙義ビジターセンターの動画その２ ①今日、新型コロナワクチンに関するお話を聞く機会がありました。死亡が接種との因果関係を否定できないとして国の予防接種健康被害救済制度で救済認定されるケースが増えていますが、６月１０日時点の最新のデータでは、６１８人が死亡一時金の対象となったとのことです。富岡市内でもおられますが、この人数を見ると、新型コロナワクチン接種は、慎重に考えたほうがよろしいように思えます。特に、若い人たちや子どもさんは、先の人生が長いのですから、慎重すぎるくらいの姿勢で判断なさったほうがよろしいのでは？ワクチン接種で亡くなるところまではいかなくても、重篤な後遺症で普通の生活ができなくなってしまったという方々は、死亡者数よりも遥かに多いのでしょうから、そうしたことも、接種をするかしないかの判断材料にすべきでしょう。一般的な薬やワクチンで、数百人もの死者が出れば、社会的な大問題になるはずですが、なぜかコロナワクチンについては特別扱いされているように思えます。大半のマスコミは、ニュースとしてほとんど取り上げません。しかし、大谷選手の試合の情報よりも、こちらのほうが国民の生命に関わることで重要なのですから、もっと積極的に報道してほしいところですが、マスコミのスポンサーが大手製薬会社であることも関係しているのだとしたら、非常にマズいことと思えます。これからは、大切な情報は、自分から集めに行かないと得られないような時代になるのかもしれません。
		６月１５日（土） ①甘楽町文化会館で曹洞宗の講演会が行われ、出かけました。ちなみに我が家の菩提寺は一ノ宮の三会寺で、曹洞宗です。受験では世界史を選択したことで、いまひとつ日本史は詳しくはないのですが、鎌倉時代の道元が開祖ということは記憶にあります。ネットで曹洞宗について調べましたら、『曹洞宗は、ひたすら坐禅を組むことで仏に近づくことを教えとする宗派です。坐禅を手段として特定の目的を達成するという意図はなく、坐禅をすること自体が重要であると考えているのが特徴です』という説明がありました。今日は座禅の仕方を解説したリーフレットをいただいただけではなく、会場でも実際のやり方の解説もありました。また、栃木県足利市の明林寺のご住職で、大本山永平寺副監院もなさっておられる西田老師のご講演は、とても心に残るお話で感動しました。人は命が尽きるとき、『自らの死を受け入れる能力がある人と、ない人に分かれる』とのこと。そのことについて、『なるほど』と思えるお話をしていただきました。大変勉強になりました。これから、座禅を組むことも日々の暮らしに取り入れてみようと思います。また、ハヤブサ消防団で重要な舞台となった菅原の陽雲寺も、曹洞宗であることを初めて知りました。
		６月１４日（金） ②午前中で、議会が終えましたので、昼食は元の妙義青少年自然の家で営業しているお店に、カレーを食べに出かけました。ここのお店には以前一度出かけ、その時お店の写真などを私のホームページで紹介しましたが、話が盛り上がってしまい、カレーの写真を撮るのを忘れてしまったため、再度伺ったような次第です。これがここのお店の『極楽カリー』です。普通のカレーとは見た目がかなり違いますが、珍しい食感でとてもおいしいです。この極楽カリーは、鎌倉の人気店のカレーです。妙義山の麓で、鎌倉のカレーを食べるというのも、意外性があってよろしいのでは？カレー好きの方は、一度お出かけください。その後、妙義ビジターセンターも回りました。昨日から、富岡市の情報を紹介する旧Twitterを始めましたので、職員さんに確認した上でセンターの中の様子を動画で撮って、アップしました。動画はこちらから写真よりも動画のほうが情報量が圧倒的に多いので、これからは旧Twitterもできるだけ活用したいと思います。 ①今回の定例会から日程が大幅に見直されましたので、６月定例会は今日が最終日で、議案の採決が行われました。また、追加議案として、急遽中止が決まったスケートボードパークと新野球場の整備に関する予算を減額する補正予算が提案されました。３月の今年度予算案の採決で反対した８人の議員は、喜んで補正予算には賛成することは確実でしたが、あの時に賛成した９人の議員はどうなさるのか、興味を持って見ましたが、９人のうちの1人が反対しただけで、大多数は賛成しました。話がややこしくなってしまいますが、富岡市の財政状況が非常に厳しいことが分かっていたのに、スケートボードパークと新野球場の整備に賛成した９人の議員は、もしも筋を通すのなら、その２つの整備の中止には反対しなければならないと思われますが、1人しか反対しなかったということです。予算案に反対した議員側からすれば、『市長がつくると言えば、それに賛成し、止めると言えば、それにも賛成するという議員が多数いる』ように見えてしまい、これは議会として非常に危険というか問題があるように思えました。議案の内容が、市民の暮らしや市の未来にとってメリットがあるのかという視点ではなく、市長が決めた方針だから忖度して賛成するというようなことが背景にあるのでしたら、行政のチェック機関の議会としては、大問題ではないでしょうか。また、今年度の予算は、財政調整基金を大幅に取り崩し、年度末の残高は１７億円ほどになる見込みですが、この額は、先日も紹介したように、村のレベルの残高です。財政の基本的な知識がある議員ならば、この予算は絶対に賛成できるような内容ではないと私には思えますが、なぜ９人もの議員がそれには目をつむって賛成したのか、非常に不可解な印象を持ちました。そして、今日は、市長が減額する予算案を提案すれば、市長と足並みを合わせるように、減額に賛成というのでは、どういう考えで議員活動をなさっているのか、謎は深まるばかりという印象です。ちょっと懸念しているのは、市長はスケートボードパークと新野球場の整備は『一旦中止する』という表現を使っていることです。これでもしも、どこかの段階で、『やはり整備しよう』と再度方針変更があったら、またその議員のみなさんは、おそらくそれにも賛成するのでしょうが、それでは市民の利益を考えているのではなく、市長のことを考えているだけの議員になってしまうように、私には見えてしまいますが？市長と仲良くする議員が、良い議員と思っているのかもしれませんが、それでは『市長にとって都合の良い議員』にしかなれないように思えます。市長が考える事業が、市民のためにならないのなら、それに反対するのが、チェック機関の一員である議員の役目のはずです。財政に関する市長の認識は深いとは思えませんので、議会がしっかりしなければならないのに、その議会も財政のことがよく分かっていない議員が多数では、富岡市の行く末は…心配です…
		６月１３日（木） ①午後、富高の同窓会役員会が開催され出席しました。正門から中に入ると、このような懸垂幕がかかっていました陸上競技部も全国大会出場とのことですが、以前、北部運動公園の陸上競技場で、練習していた富高陸上部のみなさんと話をしたことがあります。『陸上部の先輩で、アジア大会の１０種競技で優勝した人や、ロサンゼルス五輪の走高跳び、バルセロナ五輪の４００ｍハードルに出場した先輩がいることを知ってますか？』と尋ねましたら、『そんな先輩がいたんですか！』との答えでした。陸上部の後輩に当たる生徒さんたちも知らないというのは、ちょっとショックでした。時の流れとともに偉大な先輩の活躍も、すべて忘れ去られてしまうとなると、寂しいものを感じます。全ての生徒さんに伝えるのは難しいにしても、せめて自分が所属する部の先輩方の大きな功績くらいは、後輩へと語りつないでもらいたいと思います。また、富高の陸上部以上に、かつての富岡東高時代の陸上部も輝かしい歴史を持っています。私が大学生の時、西日本出身で高校時代に陸上競技をしていた人から、『富岡東高校の陸上部はすごい』と、よく言われましたそうしたことも、現役の陸上部のみなさんに知ってほしいものです。ところで、６月１日に、富高の文化祭がありましたが、入場者数は２７００人（昨年は２３００人）で大盛況だったとのお話を、校長先生から伺いました。富岡駅からシャトルバスを２台走らせたそうですが、それでは間に合わなかったので、来年からは３台にするとのことです。私は用事があって行けませんでしたが、活気あふれる文化祭になったようで嬉しい限りです。また、会議の中で、この講演会のチラシをもらいました。関心がある方は、ぜひお出かけください。
		６月１２日（水） ②旧Twitterは、これまで見る専門でしたが、富岡市の情報を市外のみなさんに知っていただくため、新しくアカウントを設けました。ハヤブサ消防団のロケ地になった場所なども、写真や動画で発信しようと思っています。今日、菅原で消防団の詰所になった建物と、お寺に出かけて、動画を撮影してきました。写真と動画を中心にして、文章は短めにしていこうと思っております。試しに、ご覧ください。こちらをクリック ①私は毎回、一般質問をやるようにしておりますが、一般質問を行っても、その内容を市民のみなさんに知っていただくのが難しい状況です。なので、市のホームページに掲載されている会議録で、重要な部分を引用して、私のホームページを見てくださる方々には、内容を伝えたいと思います。今日は、３月定例会で取り上げた中学校の再編計画についての、質問と答弁を紹介いたします。 ★★★（以下、市の会議録より引用） ◆１７番（茂原正秀）　ただいまの質問を、詳しいデータを示した上で、最後に再度質問させていただきます。　仮に令和５年に小学校の校区ごとに生まれた子供が全員、令和１８年に市内の中学校に行くという前提で計算しますと、２つの中学校になっていた場合は、富岡中学校が７１人で、もう一つの中学校が９５人となる見込みです。この人数から市外の私立中学校に進学する子供や、普通学級以外に進む子供の数を引きますと、富岡中学校が２クラス、もう一つの中学校は３クラスというところではないでしょうか。市の計画では、これから西中学校と妙義中学校は２回統廃合を行い、学校名や校歌も校章などもその都度変わりますが、もしも十数年後に市内の中学校を最終的に１校にまとめざるを得ないような状況まで生徒数が減れば、僅か十数年の間に、西中学校と妙義中学校は３回、南中学校、富岡中学校、東中学校、北中学校は２回の統廃合をすることになり、膨大な準備や統廃合に関する仕事が生まれてしまうことになると思います。　そこでお伺いしますが、今の出生数の傾向を見ますと、近い将来１校に統合せざるを得ない可能性が高そうですので、どこかの段階で市内全ての中学校を富岡中学校にまとめたほうが、圧倒的に事務作業量も減りますし、地域も混乱が少なく、極めて合理的な考え方と私には思えますが、市長は今の計画どおりに進めたほうが合理的で適切と考えているということでよろしいのでしょうか。 ○議長（佐藤信次）　市長。 ◎市長（榎本義法）　富岡市立小・中学校適正規模・適正配置基本計画につきましては、児童生徒数の推計に加えて、通学に係る地理的な要因、学校施設の現状や更新時期、保護者や地域の皆様から寄せられたご意見など、総合的な視点で策定しているものでございます。再三申し上げておりますとおり、今後の社会情勢の変化によりましては検討が必要になる場合もございますが、子供たちにとってのより望ましい教育環境を実現するため、本基本計画を進めてまいりたいと考えております。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　今後のことではなく、今市長は、私が述べたどこかのタイミングで富岡中学校１校にまとめるのと、これまでの市の計画どおり細かい統廃合を繰り返すのとではどちらが合理的で適切とお考えなのか、全市民が理解できるよう明確にお答えください。 ○議長（佐藤信次）　市長。 ◎市長（榎本義法）　一貫して申し上げておりますとおり、子供たちにとってより望ましい教育環境を実現するためには、本基本計画に沿って進めることが適切であると考えております。 ○議長（佐藤信次）　茂原君。 ◆１７番（茂原正秀）　今、学校再編計画は、市内の６つの中学校を２校に統合し、さらに１１ある小学校を４校にまとめるという内容です。しかし、各地区からそれを求める声が出て統廃合を進めるというものではなく、昨日の田村議員さんの一般質問によると、学校施設の在り方に関わる地区別意見交換会において、基本計画を策定した庁内検討委員会の委員長さんが、公共施設等管理計画では、公共施設の総面積を４０％減らすことを目標としている。学校施設を統廃合していかなければ富岡市が成り立たなくなってしまうと発言したそうです。こうしたことから、この計画は子供たちの教育環境をよくするためにという目的もあるのでしょうが、スタート時点の大きな目的は経費削減であることは間違いないと思われます。常識的に考えれば、小学校がなくなれば地区の衰退が加速するのは確実なのですから、小学校は極力そのまま残して中学校だけをまずまとめるのではないでしょうか。しかし、それでは中学校を数校減らすしかできませんので、もっと経費を削減するために、小学校７校、中学校４校を廃校にして１１校を減らす大規模な統廃合計画にしたのではなかろうかと私は推測しております。小学校の統廃合に関しては２件目の質問でこれから取り上げますが、中学校の統廃合につきましては、令和３年と令和５年に市内で生まれた子供が中学生になるときは１５０人ほどになることを考えれば、２つの中学校に統合しても、どちらも２クラスから３クラスにしかならないのですから、富岡市内の中学校を魅力的な学校にするためにも、１つの学校にまとめることを早く決断すべきではないでしょうか。そうしませんと、市外の私立中学校に進学する子供さんが増えたり、最初から子育て世代の方々に住んでもらえないような富岡市になってしまう可能性が高くなるように思います。　皆さん御存じのように、富岡市の出生数は２０１１年が３６０人でしたが、２０２１年は１６７人と５４％も減ってしまいました。同じ期間の国の減少率はマイナス２３％、群馬県の減少率はマイナス２８％ですので、富岡市のマイナス５４％は極めて深刻な数値です。もちろんこのマイナス５４％は県内１２市ではワースト１位で、全国８００ほどの市の中でもワーストのかなりの上位グループに入っていると思われます。この状況を打破するには、小学校は地区を衰退させないためにできるだけ残し、中学校は活気のある大きな学校にまとめ、さらには現在市内に２校ある県立高校も、将来的には１校になってしまうのかもしれませんが、魅力的な高校として存続してもらえるよう、学校については戦略的、総合的に考え直す必要があると思います。この計画を立てたときの年間出生数を維持できていたのならば、この計画は意味のあるものだったのかもしれませんが、残念ながら富岡市の少子化対策があまり機能せず、一気に２００人を大きく割り込んでしまったのですから、中学校の再編計画に見込み違いが生じてしまったのは仕方ないとも思えます。しかし、令和６年、令和７年の市内の出生数がもしも１６０人ほどのままで増える兆しが現れないのでしたら、その段階で市内の中学校は１校にまとめる方向に計画を変更すべきではないでしょうか。そうしませんと、無意味で時間とお金の無駄にしかならない統廃合を繰り返すだけのように思えます。昨日の田村議員さんの一般質問の答弁でも、市長も教育長も何が何でもこの計画を進めたいという強い思いが感じられましたが、冷静に考えれば、市の計画どおりに中学校を２校にまとめても、またそのすぐあとに１校にまとめる統合をしなければならない状況にあるのですから、もっと合理的に考えていただきたいと思います。 ★★★（引用はここまで）富岡市の中学校の統廃合計画は、２校にまとめるものです。しかし、富岡市の少子化のスピードは全国の自治体の中でも極めて速いような状況で、今のままでは、何度も統廃合を繰り返して最終的に２校にまとめても、どちらも２クラスか３クラスの規模の学校にしかなれない可能性が濃厚です。そのようなことから、今の再編計画では富岡市の出生数の減少に対応できないと思えますので、どこかの段階で１つの中学校にまとめる方向に変更すべきではなかろうか。そのほうが合理的、というのが私の考えです。
		６月１１日（火） ②２０２５年には、高齢者の１５．４％（５６４万人）は軽度認知症となり、１２．９％（４７１万人）は認知症になってしまうとのことです。ちなみにこれは厚労省が発表したデータですので、信憑性は高いと思われます。両方を合わせますと１０３５万人になります。全国民の８％ほどが、認知機能に問題があるということになりますが、これは大変なことです。今は、まだ、必要な人は介護保険のお世話になれるのでしょうが、スタッフ不足が深刻という話をあちこちで聞きますので、おそらく私たちの世代が本格的に介護保険の世話になるときには、人手不足で十分な対応をしてもらえない可能性もあるのでは？どちらを見ても、日本は問題だらけのように思えます。でも、国会議員の先生方は、そんな国民の切実な問題にはあまり関心がなさそうです。日本がどんどん衰退しているのは、国民のせいではなく、国会議員が怠慢だからと思えます。わずか３０年前までは、世界屈指の技術力、経済力を保持していた日本が、今や『並の国』になってしまったのは、世襲政治家と有名人が多数の停滞した国会が原因と見ることができるのでは？でも、それも国民が選挙で選んで、どんどん衰退しているのですから、最終的には国民の責任ということになりますが… 話が脱線しましたが、これからは介護保険のお世話になるのが、どんどん難しくなるのは間違いありません。なので、認知機能を維持することが、とても重要ということになりそうです。 ①昨日、庁舎の話を記しましたが、お隣の安中市でも新庁舎の建設をするとのこと。２０２６年に完成の予定で、基本設計時では概算５８億円であった総事業費が、２７％アップの７４億円になるとの見込みなのだとか… でも、おそらく最終的には、ここからさらに２割くらいは上がってしまい、『こんなはずではなかったのに』ということになるような予感がします。公共事業は、最初に見込んだ事業費で整備が終わることなど、ほとんどないように思えます。それがなぜだかは分かりませんが、事業に取り掛かりやすくするため低い金額を示し、議会が可決して工事が始まって中止することができなくなったら、『原材料費と人件費の高騰』を理由に、事業費が何割も増えてしまうというのが、よくあるパターンです。なので、事業費総額を予定通りの額で押さえるには、７割くらいの予算で済む建物にしなければ、最終的には大幅に超えてしまうのではないでしょうか？安中市の新しい庁舎の総事業費が最終的にいくらになるのかは予想できませんが、もしも現在見込んでいる７４億円で済めば、それは奇跡に近いことと言えるのかも… ちなみに、富岡市が整備を進めようとしている中高瀬観音山遺跡歴史公園は、総事業費が今の原材料費や人件費ベースでいくらになるのかは、当局から説明はありません。もしも、２０億円、３０億円というような金額が示されたら、私はそれだけで、『今の市の財政状況では負担が大きすぎるので、先送りすべき』と、反対するつもりです。
		６月１０日（月） ②富岡市の財政調整基金残高は、このままでは県内１２市の中ではダントツの最下位になることを耳にした市民の方から、ご意見をいただきました。『新庁舎を建設したのは数年前でしたが、そんなに市の財政が苦しいのなら、なぜ新国立競技場も手掛けた日本を代表する有名な建築家に設計を頼み、ガラス面が多いデザイン重視の一般的な庁舎からかけ離れたような建物にしたのでしょうか？　もっと普通の庁舎にして、建設費用を減らすべきだったと思います』という内容です。その時は、世界遺産登録前後で、世界遺産のあるまちにふさわしい庁舎という考え方が強かったのかもしれませんが、いま振り返れば、身の丈に合わない買い物をしてしまったというところではないでしょうか。おそらく一般的な箱型の庁舎にすれば、簡単に数億円は建設費を圧縮できたと思います。また、これからの修繕や管理の費用も考えれば、オシャレな外観重視の建物にしたため、負担がかなり大きくなる可能性もありそうです。『世界遺産があります。有名な建築家が設計した洗練されたデザインの庁舎もあります。でも、財政調整基金残高は村のレベルくらいしかなく、これから猛烈な歳出削減、事務事業の見直しを進めなければなりません』というのが、現在の富岡市の状況です。市民の生活を豊かにするようなお金の使い方がなかなかできす、建物や施設整備にどんどんお金をかけてしまい、財政は悪化するばかりというところなのかもしれませんが、この流れを変えませんと、人口減少はさらに加速してしまうのではないでしょうか。このような状況でも、巨大な中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は進めるそうですが、このままでは富岡市の財政は危機的状況になるのではないかと私は危惧しております。 ①富岡市のホームページから入ることができる市議会のコーナーで、今年の予算特別委員会の会議録が見れるようになりました。一般会計の会議録は、こちらをクリックすればご覧になれます。予算特別委員会の会議録を読みますと、市長のお考えや市の事業の進め方、さらには議員の発言などが詳しく分かります。発言しない議員はだれなのかも、ズバリわかりますので、お時間がございましたら、ぜひご覧になってください。
		６月９日（日） ①スケートボードパークと新野球場の整備は凍結という方針が示されています。しかし、６月定例会の補正予算の議案の中には、その２つの予算の減額はありませんでした。ということは、９月定例会で、減額補正するということになるのかもしれません。ところで、３月の予算の採決の時には、９対８で賛成がわずかに上回りました。９人の議員は、これほどの財政難の中でも、スケートボードパークと新野球場の整備に賛成したということです。そうなりますと、今度、その２つの施設整備の予算を減額する議案が出た時、その９人のみなさんはどうなさるのでしょうか？市長が急遽凍結を決めたので、それに賛成するとなると、『では、あの時なぜ、みなさんは賛成したのですか？』と、反対した８人の側からすると言いたくなってしまいます。スケートボードパークと新野球場の整備を含む予算案に賛成した９人の議員全員が、今度は減額に賛成するということになると、なんだか節操がないというか、市長に忖度してしるだけだったような印象を私は持ってしまいますが… 健全財政重視の立場から、予算案には強く反対した議員は当然、喜んで減額補正に賛成することになります。筋を通すのなら、予算案に賛成した９人の議員さんには、『スケートボードパークと新野球場の整備は進めるべき』と減額補正に反対するくらいの気概を持っていただきたいところですが？予算案が僅差で可決されてしまった時は、反対した議員は苦い汁を飲まされたような気持ちになりましたが、それが一転し、今度は賛成した議員のほうに苦い汁が回っていってしまったような感じです。信念と気概を持って、『スケートボードパークと新野球場の整備は進めるべき』と、減額補正に反対する議員が何人現れるのか、とても気になります。
		６月８日（土） ②昨年、防災士の資格を取得しましたが、その後、群馬県が行う研修を受けて、『ぐんま地域防災アドバイザー登録』を先日いたしました。防災士の資格は、２日間の講習を受けて、終了テストを受けるだけですので、難しいことはありません。講習を受けますと、これまでの災害の情報や知識も身につきますので、興味のある方は、受けてみてはいかがでしょう？ところで、防災対策として、ソーラー充電でランタンとして使え、さらに蓄えた電力でスマホの充電もできるモバイルバッテリー機能も持つ防災用グッズを、半年ほど前に購入しました。大変便利な品ではあるものの、日が出ているときに庭に置いておくのがちょっと面倒になってしまい、充電をしなかったのですが、今日、車のダッシュボードの上に置いてみましたら、しっかりフル充電となりました。この方法でしたら、簡単にできますし、もしも災害発生で停電になったとしても、太陽光発電でスマホの充電ができそうです。普段使いの品物でも、ソーラー系のものは腕時計やミニライトなど、いくつかありますので、これからは車のダッシュボードを充電場所として使っていこうと思います。 ①朝７時から、製糸場で清掃活動が実施されました。市議会も年に２回ほど、この活動に参加していますが、今日はその日でした。ちょうどお天気も良く、爽やかな時間帯に、草むしりをしながら体を動かすことができました。また、議員のみなさん、普段はスーツ系の服装の時しか見ていませんので、プライベートの時は、こんな感じなのかと、意外性にあふれている方もいて、なかなか新鮮でした。
		６月７日（金） ①社会常任委員会が開かれました。補正予算の中に、富小の児童のみなさんが水泳の授業に行くための『バス運転委託料』が計上されていました。ちなみに水泳の授業は、２学期に吉井町にあるプールで行うとのことです。今週の月曜日に、６月定例会は始まりましたが、火曜日、水曜日に一般質問を行い、本日、社会常任委員会が開かれましたので、あとは来週の金曜日に議案の採決が行われます。今回の定例会から、日程が大幅に変更となりましたが、一般質問の準備の慌ただしい時間はすでに終えましたので、以前よりは余裕がある感じです。まだ変更後の１回目ですので、評価するのは早いかもしれませんが、一般質問を最初に行ってしまう方式は、効率的と言えるかもしれません。また、今回は１８人中１２人の議員が一般質問を行いましたが、３分の２の議員が質問をしたというのは、富岡市議会では初のことかと思われます。少なくとも私が議員になってからの２２年間では、最多です。これは大変、好ましいことと思えます。今回質問をしなかった議員は、ちょっと肩身が狭いというか、『マズいな』という雰囲気になったのでは？おそらく９月定例会では、今回質問しなかった議員の方々の多数が質問をすることになりそうですので、もしも今回の１２人も全員が続いて質問すれば、１５人以上が質問するようなことになる可能性もありそうです。私が議員になってからでは、これまで一番質問が少なかった時は、２人ということがありました。ちょっと信じられないような低調さですが、その時と比較すれば今の議会は、かなり活発になったと言えると思えます。特に、１期２期の９人のうちの８人が質問しましたので、そこが大きな要因と思えます。１期４年の間に、１６回の定例会が開かれますので、全部で一般質問を行えば、１６回できることになります。昨年の４月の改選後、この６月は５回目の定例会に当たりますが、現時点で全ての定例会で質問しているのは、私を含めて５人ほどいるかと思います。まだあと１１回ありますが、全ての定例会で質問をする議員は、その５人になる可能性が高そうです。今までの富岡市議会では、考えられなかったことですが、予算特別委員会などもこの調子で活発になれば、さらによろしいように思えます。
		６月６日（木） ①昨年の全国の出生数は過去最少の７２万７千人ほどとのこと。出生率も過去最低の１．２０なのだそうですが、今の日本の政治や経済、社会情勢を見れば、そうなっても仕方ないように思えてしまいます。富岡市の出生数の減少は、全国以上のスピードで悪化していますが、昨年の出生数は１６６人で、外国人５人を除きますと１６１人とのこと。そうなりますと、今年はどういう状況なのかが気になるところですが、今年の１月１日から５月３１日までの市内の出生数は６０人（このうち外国人は３人）でした。ちなみに昨年の同時期に生まれた子どもさんの数は、７４人でしたので、昨年比マイナス１９％ほどということになります。仮に年間の出生数がこの比率で減少するとしますと、１６６×０．８１＝１３４．４６　となります。つまり、１３５人前後になるということですが、もしもここまで減少するようなことになりますと、中学校を２校にまとめる統廃合計画は、根本的に破綻してしまうように思えますが？今年は１５０人は割り込んでしまう可能性はあると思っていましたが、１４０人も割ってしまうとなると、数年後には１００人を切るような事態になってしまうこともあり得そうです。『まさか、そこまでは』と思うでしょうが、この数年の富岡市の出生数の減少ペースは、全国のペースを遥かに上回るような勢いですので、あり得るのではないでしょうか。市長は、『住みたいまちナンバーワン』というフレーズを頻繁に使いますが、出生数激減については、その対策を明確に打ち出しておりません。アイデアが出ないので言わないのか、それとも諦めてしまったのかは分かりませんが、効果的な対策を実施している自治体から学んで、富岡市の対策を早急に講ずる必要があると思えます。中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備よりも、それのほうが遥かに重要ではないでしょうか？ところで今日、母親の買い物の付き添いで、市内のスーパーに行きましたら、久しぶりに首がすわったばかりくらいの赤ちゃんを連れていた女性の姿を見かけました。平日昼間のスーパーは、圧倒的に高齢者の方が多く、あとは買い物代行をしているヘルパーさんの姿もよく見かけますが、赤ちゃん連れの人は、本当に滅多に見かけません。この先、富岡市はどうなってしまうのでしょうか…
		６月５日（水） ①一般質問の二日目でした。昨日は、６人（入澤議員、小松議員、もはら、岡野議員、田村議員、三ツ木議員）で、今日も６人（佐々木議員、北島議員、矢野議員、高田議員、堀越議員、壁田議員）が行いました。一般質問は、準備が結構大変です。質問が無事に終えたみなさん、本当にお疲れ様でした。１２人が質問したのは、おそらく富岡市議会の歴史の中では初めてのことかと思われますが、以前よりも活気が出てきて感じで、その点は良かったのでは？ぜひ、９月定例会も１２人のみなさんには、続けて質問をしていただきたいと思います。また、そろぞれの議員が、どのようなことに関心を持っているのかも分かりました。この定例会から、一般質問を最初に行うようになりましたので、これであとは委員会での議案審査が主な仕事となります。ところで、今年は富岡製糸場の世界遺産登録１０周年です。今日、とあるところで、『１０周年ですが、一般質問で富岡製糸場や世界遺産について取り上げた人はだれもいませんでしたね』と声をかけられましたが、言われてみて、初めてそれに気づきました。１０年前のあの過熱したブームというか人気は、本当にすごいものでした。しかし、今やあのころは夢のようです。これから再度、あの時のようなブームが来るのは難しいのでしょうが、国宝であり、世界遺産なのですから、良いアイデアを出して工夫しながら、少しでも活気を戻し、地域経済の発展にもつなげたいものです。ただ、財政的に厳しさを増す中、中高瀬観音山遺跡歴史公園という大型の施設整備も始めますので、製糸場に回せる予算には限りがあるとは思いますが… 富岡市は、毎年６００人から７００人のペースで人口が減っています。おそらく、２０３２年前後には、人口が４万人を割り込むのではないでしょうか。人口がどんどん減ることがわかっているのに、これから北部運動公園の東ゾーンよりも少し大きい歴史公園を整備するというのですから、私の考えでは、あり得ないレベルのことですが、市長は何が何でも整備するという姿勢ですので、財政状況のことなどお構いなしで、進んでいくことになるのでしょう。昨日紹介しましたが、富岡市の貯金（財政調整基金）の残高は、村のレベルというような少ない状況で、県内１２市の中ではダントツの最下位です。この計画を止めることができるのは、議会だけという状況ですが、その議会も様子見のような方々が多いような残念な状況ですので、止めることができない可能性が高そうです。もちろん私は、『今の財政状況と人口減少等の要因を考えれば、中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は凍結したほうが富岡市にとって絶対にメリットがある』という考えで、計画を止める側の先頭に立つつもりです。整備事業が本格的に始まったら、本当に大変なことが多数起こるように思えます。後の祭りにならなければいいのですが…
		６月４日（火） ①今日は３番目に一般質問を行いました。その中で、富岡市の財政状況がどれほど厳しいものか、データで示しました。自治体はどこでも財政調整基金を積み立てています。これは『災害などの不測の事態や年度間の財源不足に備えるためのお金』で、家庭の貯金にあたるものです。富岡市は、今年度、３２億円ほどある財政調整基金を１５億円ほど取り崩します。そうなりますと、今年度末の残高は１７億円ほどになります。実は、富岡市の規模の自治体で、財政調整基金が１７億円というのは、普通ならあり得ない少なさです。具体的に説明しますと、県内の他の自治体の令和４年度の基金残高は以下の通りです。　沼田市　３８億６千万円　渋川市　６４億２千万円　藤岡市　４４億５千万円　安中市　６７億４千万円　みどり市　８０億５千万円　吉岡町　２０億１千万円　下仁田町　２１億４千万円　甘楽町　１８億９千万円　東吾妻町　３８億２千万円　草津町　２４億６千万円　長野原町　３０億６千万円　中之条町　８４億８千万円　榛東村　２０億８千万円　片品村　２３億５千万円　嬬恋村　１７億３千万円　南牧村　１１億６千万円　昭和村　２１億８千万円富岡市と人口規模が同程度（５万人以下）の２市では、沼田市は３８億６千万円、みどり市は８０億５千万円です。つまり、富岡市の今年度残高は、沼田市の半分以下、みどり市の４分の１以下という恐ろしいほどの少なさです。また、群馬県には８つの村がありますが、片品村は２３億５千万円、昭和村は２１億８千万円、榛東村は２０億８千万円、嬬恋村は１７億３千万円で、富岡市の基金残高はこれらの村よりも少ない状況です。しかしながら、榎本市長は『富岡市の基金残高は、１３億円程度を確保する必要がある』という、財政調整基金を非常に軽視した考え方をお持ちで、基金残高については問題はないというスタンスです。人口が１５００人ほどの南牧村でも１１億６千万円の基金残高があるのに、３０倍もの人口の富岡市の基金残高が１３億円あれば問題ないというのは、あまりにも非論理的な考え方で、私には全く理解できません。このままでは、富岡市の財政調整基金残高は県内１２市ではダントツの最下位で、市ではなく村のレベルの基金残高になってしまうことは確実と思われます。そして、来年度からは歳出削減につとめて、基金残高は２０億円から２５億円を確保していきたいとの答弁がありましたが、人口６５００人ほどの下仁田町の基金残高が２１億４千万円です。つまり、これから努力して、下仁田町と同程度の残高を目指すということですが、榎本市長は富岡市の財政調整基金残高がこれほど少ないのに、なぜ問題ないと考えるのか疑問に思えてなりません。村のレベルの基金残高しか確保できないのに、今年度はスケートボードパーク、新野球場、中高瀬観音山遺跡歴史公園などの整備をする予算を編成しましたが、市長は財政のことを理解なさっているのか非常に心配になります。スケートボードパークと新野球場の整備につきましては凍結するとのことですが、巨額な予算が必要な中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備はまだ計画が進んでいます。しかし現在、基金をどんどん取り崩して、やっと予算を組んでいるような厳しい状況で、中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備を強引に進めれば、富岡市の財政は破綻する可能性が出てくるのではないでしょうか。市長は、超強気というか超楽観的に財政のことをお考えのようですので、私は今日の一般質問の最後で、『中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は、財政調整基金残高が沼田市程度の３５億円ほどになるまでは凍結すべき』と提案しました。中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は、どれほどの事業費になるのか全く予想がつきません。一度始めれば、たとえ財政が傾いたとしても『やらねばならぬ』状況になってしまうのが行政です。なので、財政状況が安定するまでは凍結したほうが絶対に富岡市にとってはメリットがあると思えますが、市長は何が何でも整備したいのでしょうし、財政調整基金の重要性が分かっていない議員も多そうですので、おそらく、中高瀬観音山遺跡歴史公園の整備は予定通り始まって、将来、大きな禍根を残すことになるのでは？県内１２市で富岡市は過去１０年の出生数減少率はワースト１位ですが、財政調整基金残高もダントツで最下位です。この先、富岡市は大変な時代を迎えてしまうリスクが高まるばかりで心配です。
		６月３日（月） ②ヤマザキパンのランチパックは、時々食べますが、このパンを今日もらいました。富岡製糸場の世界遺産登録１０周年記念のパンのようです。明日の朝食に、一般質問の気合を入れるため、食べてみようと思います。ところで、その一般質問の原稿の方ですが、先ほど完成しました。財政についての質問では、みなさんが『へー』というか、『ええぇぇ！！』と思うか、『そんな悲惨な状況なの？』と感じるかはわかりませんが、新たな切り口の話ができるかと思います。富岡市の財政状況は、みなさんが思っているより深刻であることを、客観的なデータから述べていきたいと思います。明日の３番目ですが、それが終わりませんと、どうも落ち着けません。 ①４月にNHKの『ほっとぐんま６３０』で、私が妙義の北山で撮影した写真が紹介されました。そのときの放送謝礼品が本日届きました。写真は、いま使っているiPhone１４で撮影したものです。以前は、コンパクトデジカメで撮影した写真を送っていましたが、iPhoneはカメラ機能のレベルが高いので、デジカメと比べても全く見劣りしません。みなさんも、散歩中に珍しい写真が撮れたら送ってみてはいかがでしょう？
		６月２日（日） ②明日から６月定例会が始まります。一般質問は、４日と５日の二日間で行います。私は３番目ですので、４日の午前中になるかと思います。今日も、原稿作成をいろいろ考えました。市の財政についての考え方がいかに適切性に欠けるのか、根拠となるデータを並べて意見したいと思います。今回、これからどんどん厳しくなる市の財政について取り上げますが、これは人口減少や少子化の問題と同じように、大変重要なテーマですので、６月定例会以降も、頻繁に取り上げていくつもりです。市の財政は、みなさんが思っているのよりも遥かに深刻な状況です。残念ながら、多くの情報に触れている議員でも、そのことがお分かりでないような人が少なくありませんので、市民のみなさんがご存じでないのは当然という見方もできますが… 私は、隈研吾事務所が設計した現在の庁舎建設には反対しましたし、奇抜なデザインの商工会館への建設補助金（確か８５００万円だったと記憶していますが？）にも反対しました。その時は、大多数の議員が賛成しましたが、いま考えれば、やはり反対していたほうが市の財政にとっては大きなメリットがあったのではないかと思えます。身の丈に合わないお金の使い方をしていれば、家計も財政も最後はひっ迫し、最悪の場合、破綻するということになるのでは？ ①今日はなんだか寒いような一日になってしまいました。こんな時は、風邪を引きやすいので注意が必要です。体を冷やすのは、風邪のもとであり、さらに風邪は万病のもとと言われていますので、健康寿命を延ばしたい人は体を冷やさないことを徹底すべきではないでしょうか。ところで、今日の午後、ちょっと軽井沢まで出かけてきました。軽井沢のショッピングプラザで、ボサノバのシンガーで有名な小野リサさんの無料ライブがあるという話を聞きましたので、行ってみました。実は、２５年以上前に、FM群馬の開局イベントで、スタジオライブを見る機会がありました。その時から、ボサノバミュージックや小野リサさんのファンになりましたが、昨日たまたまライブの話を聞きましたので、一般質問の原稿書きの気分転換に、ドライブがてら出かけたような次第です。本来なら、野外ステージで行うはずでしたが、雨のため、フードコートで行いましたが、お客さんで席はいっぱいでした。ちょうど、前から５列目くらいの真正面の席に座れましたので、小野リサさんのギター演奏時の指使いをよく見ることができました。午後１時半頃出かけて、３時から４時までライブがあり、その後すぐに帰りましたので、５時半くらいには家に戻れましたが、すごく中身の濃い４時間になりました。ボサノバのギターの弾き方って、オシャレですよね。ギターをちょっと弾く者として、小野リサさんは憧れの存在です。ちなみに、軽井沢の気温は１２℃ほどで、肌寒さがありました。８割ほどの人は、寒さ対策を施した服装でしたが、半袖のTシャツ、ポロシャツのような人も、たまに見かけました。体感温度は人それぞれなのでしょうが、６５歳の私には今日の気温で半袖シャツというのは、あり得ない感じでした。
		６月１日（土） ①一般質問の準備で、いろいろな情報を集めています。そして、大変興味深いデータを今日得ることができました。それは財政調整基金に関することです。財政調整基金とは、分かりやすく表現すれば『市の貯金』です。大きな事業を行う際や、災害発生時の緊急対応などのために、日頃から貯えているお金のことです。今年度の富岡市の予算では、３２億円の財政調整基金残高から１５億円も取り崩す予定になっています。約半分も取り崩すというのは尋常なことではありません。富岡市の長い歴史の中でも、１年でこれほどの割合を取り崩したことなどありませんが、市長はそのことがどれほどマズいことなのか、あまり理解なさっていないような印象です。簡単に言えば、財政調整基金の重要性の認識が非常に甘いということです。能登半島地震のような大地震が発生し、大きな被害が出たため、その復興のために多額の財政調整基金を取り崩すというのなら、それは仕方ないことですが、スケートボードパークや野球場、中高瀬観音山遺跡歴史公園などの整備のために、多額の貴重な基金を使ってしまうというのは、問題があるお金の使い方ではないでしょうか。富岡市はこれまでも、隈研吾事務所が設計した現在の庁舎建設など、身の丈を超えたと思えるような事業を、数多く実施してきましたが、その時の無駄遣いが、市の財政にボディーブローのように効いてきて、間もなく一気に問題化するように思えます。富岡市には、人口４万５千人ほどの市とは思えないほど、多数の公共施設があります。富岡製糸場、美術博物館、北部運動公園、社会教育館など、これからどんどん人口が減っていく中、維持管理していくだけでも大変な負担です。それに加えて、市長はさらに大型施設の整備を進めるというのですから、財政のことがお分かりになっているのか疑問に思えてなりません。予算編成権を持つ市長が『整備する』と言えば、議会が否決しない限り、どんどん進んでしまいますが、その議会もあまり財政のことが分かっていないような議員が多くて、可決されてしまい、もはやどうにもならないという感じです。財政の基本的なことを理解している議員からすれば、信じられないようなことばかりです。こんな予算の使い方を続けていれば、富岡市の財政は、間違いなくひっ迫するでしょう。なので、少しでもそうならないように、６月定例会の一般質問では、いつも以上に、ガツンと言おうかと思っております。

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