2003年4月12日朝日新聞「声」掲載
「ネット使える選挙運動望む」
現在、選挙運動は公職選挙法で様々な規制が設けられている。そのため、各候補者が期間中に行う運動としては、選挙カーで名前を大音声で連呼しながら走り回ることや、個人演説会などが中心になる。
しかし実際に、自分で選挙運動をした経験からすると、現在は夫婦共働きの家が多いため、昼間は留守の家庭が圧倒的で、どれほど名前を繰り返しても、ただ町中に騒音をまき散らしているだけというような印象が強かった。
さらに夜行う個人演説会も、仕事が多忙な現役世代はなかなか話を聞きに行くことができず、参加者はほとんど年配の方ばかりである。選挙運動が時代の流れからズレてしまったためだろうか。
時代に対応した選挙運動が行われる必要性があろう。たとえば、インターネットによる選挙運動を解禁してもいい時期がきたのではなかろうか。ネットを使えば、カネがかからない選挙も可能であるし、仕事で帰りが遅い世代でも、候補者のことを24時間家にいながら知ることができる。インターネットが使える選挙運動の実現を強く国に切望したい。
市議会議員 茂原正秀(群馬県富岡市 44歳)